神話一覧

未知なるものへと続く扉

姉なるもの1

題名と絵柄がいいですよねぇ。ゾクゾクします。
クトゥルーとお姉ちゃんということで、ほぼ、想像通りの内容だと思います。
もう好きで、同人版も買ってしまいました。そのなかで、このマンガの担当さんの書いている言葉が、なんというか凄い好きです。未知なるものへと続く扉を開けるみたいな。うん、クトゥルー神話とも繋がる考え方だ(笑)

実は、姉の千夜さんではなくて、弟の夕の方が色っぽいとか、いろいろ説がありますね。

この商業誌版のいいとろこは、追憶の物語、いつか、終わりがくる物語として書かれているところで、そこをうまく着地させればものすごい傑作になると思います。


夢の世界

未知なるカダスを夢に求めて クトゥルフ神話の幻夢境

ラヴクラフトのファンタジー長編。そして、神話とファンタジー系の作品をつなげる架け橋でもあるけっこう重要作品。
絵柄が無駄に、ジブリ系というか、宮崎 駿系。そして、非道いことに、目立つところにはマンガを誰がかいたかわからないという……。どうやら、奥付を見るといつもの人たちがかいているみたいですが、絵柄が全然違うやんという。とはいえ、この絵柄とストーリーはとてもよくあっていて、いっそのこと、駿が、これかけばいいのにとか思っている自分がいるという。そんなに、資質的に遠い感じではないと思います。駿とクトゥルー神話。

なんか、屍食鬼とお友だち(そして、けっこういい奴)とか、原作読んだときも、なんじゃそれと思ったところもあるのですが、まあ、そのあたりも好きです。
そして、これだけ世界を広げておいて、最後のオチ。いや、はじめから確かにそういっていたけれど……。

いろんな意味で、楽しいお話です。

原田 雅史,宮崎 陽介,朱鷺田 祐介,
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト,Howard Phillips Lovecraft
PHP研究所
発売日 : 2012-09-13

ハチュウ人類

崑央の女王 新装版 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ4

割と地味めで正統派な「邪神王国」とは打って変わって、ノンストップアクションな感じのお話でした。
日本のクトゥルーって、このイメージが強いです。これは、菊地 秀行のスーパーピーローたちの影響は大かな。

でも、歴史と現在、そして、クトゥルー神話を絡めるというのは前作同様に、上手いです。

あと、ゲッターロボが絡めば、最高に美味しい……と思うのは、わたしだけかも。


星辰の下でお食事を

妖神グルメ1

これの小説版は、いつ読んだんだろう。クトゥルー神話を知る前だったと思います。ということで、前回読んだときは、神話方面の話はとんすっかり忘れていて新鮮な気持ちで楽しめました。あと、はじめて読んだときは、イカモノ料理という意味もわからなくて、なんでこうなるんだろうというのも、さっぱり理解できなかった記憶があります。

主人公が、ボーッとしているくせに美少年で、料理のことに関わるときだけ覚醒するというのも、イメージがわかなかったです。ただ、なんかドタバタが楽しかった思い出はあります。でも、この普段ボーッとしているイメージは、せつらとかも一緒ですよね。実は、せつらの普段ボーッとしているイメージも、よく理解できてないです。

マンガで、ちょっとイメージつかめたかな。それでも、高校生というには、大人びていると思うのですが。そして、マンガでかくとドタバタな面は、ちょっとおとなくしなりますね。

ストーリー的には、マンガ読んでも、この主人公、いったいなにがしたいのかは理解できないですね。邪神を目覚めさせたいのか、そうじゃないのかとか。そのあたりのトリックスターなところは、でも、その正体を原作者が書いていて、それを読んだら納得なのですが。

まあ、日本のクトゥルー神話が、ここまで自由になったのは、多分、この物語のおかげです。


深淵から

もののけ草紙 四

クトゥルー神話的な1冊。
「KUROKO」も、そんな話だったような。

しかし、このあっちの世界のものたちが、人をあの世界にひきづりこみたがっているのか、あの世界から排除したいのか、こっちの世界に出て行きたいのか、こっちの世界から帰りたいのかというのは、イチイチ矛盾しています。そして、だからこそ、ちょっと怖いのかも。