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シンクロオンチ!3

「GENJI源氏物語」よりも先に読み始めていたのに、3巻がなくて(なぜか4巻が2冊あった)読んでなかったシリーズです。

これ、おもしいろです。

ずっと、題名を「シンクロオンナ」だと思っていました。「シンクロオンチ」だということが判明……。

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子どもと大人をつなぐもの

日本で、ボードゲームが広まってほしいというのが、「あ・そ・ぼ」管理人りんの願いです。
子どもたちには、いっぱい人とふれあうゲームをして欲しい。

でも、日本で遊ばれているゲームといえば、テレビゲームがほとんどです。
子どもは、テレビさえつけておけば、またまた、新しいゲームソフトさえ与えておけば、大満足で遊んでいます。

それは、子どもたちの選択したことのように見えます。
でも、本当にそうでしょうか?

もちろん、テレビや、テレビゲームには、それぞれの良さがあります。
なによりも、テレビやテレビゲームに子守をさせておけば、大人は煩わしい子守からその間解放されることが出来ます。

「子どもがしたがっているから……」

子どもがテレビから離れられないのは、本当に子どものせいでしょうか?実は、それ以外のことをしたいと思ってる子もいるのに、それしか与えていないのではないでしょうか?

ほっておいても、テレビを見ている?

でも、外は不審者がいて出られない、家で暴れたり、散らかしたりすると怒られる……そうすると、自然と子どものとれる選択肢は限られてくるのではないでしょうか?

子どもと遊びたいと思っている親も、きっとたくさんいると思います。
できれば、短い時間でいいので、毎日続けられると素敵です。

そして、いろいろ試してみます。
休みの日には外にお出かけ。でも、毎日出かけるわけにはいきません。これは、あくまで「ハレの日」です。
外で元気に遊ぶ。これは、帰りが遅くなることもあります。なかなか、毎日というわけにはいきません。
昔ながらの将棋や、囲碁。どうしても、実力差が出てしまいます。
テーブル囲んで「人生ゲーム」?子どもはきっと楽しいと思いますが、大人は何回も遊ぶのは辛いですよねぇ。

夜のほんの少しの時間。大人も、子どもも楽しめて……。
となると、やっぱり、テレビは強いです。
子どもと大人の好みがあえば、なお素晴らしい。一緒にテレビで楽しめます。
でも、この好みも、やっぱり子どもと大人では違ってきます。
昔なら、熾烈なチャンネル争いがあって、そこでまた、いろいろコミュニケーションできたのですが、幸か不幸か、今はテレビが何台もあるお家も多いです。
大人は居間で、子どもは子ども部屋でテレビを楽しみます。
???アレ?本末転倒です。

なんか、豊かになって、それはもちろん素晴らしいことなのですが、なくしていくものは、やっぱりあるようです。

子どもと大人は、実は時間の流れ方が違います。
人によってそれぞれな部分もあるのですが、子どもの時間の方が、のんびりじっくり流れていきます。
だから大人は、ついつい子どもを、追い立てるようにしなければなりません。
子どもの遊びは大人にとって単調すぎますし、大人の遊びは子どもにとっては難しすぎます。一緒に遊ぶのは、なかなか大変です。
でもそれは、けっして子どもが大人より、のろまで劣っているという訳ではありません。子どもは、じっくりと何回も繰り返し、いろいろな経験をためているのです。
だから、大人と同じスピードなんでもできる子どもは、かえって要注意です。もちろん、今までの間に、人知れない苦労をして成長しているだけかもしれません。でも、もしかすると、積む経験を積まずにやり過ごしているのかもしれません。

さて、子どもと大人の時間の流れが違うのなら、一緒に遊ぶことなんて、とても無理なのでしょうか?
それとも、大人が子どもに、いつもあわせてあげなければならないのでしょうか?

ときに、子どものスピードにあわせてあげることは、とても大切なことです。
でも、いつもそれでは、息がつまります。また、大人が楽しんでいるかどうか、けっこう子どもは敏感に察知します。
それが退屈でストレスがたまって子どもにあたってしまったら、それこそ、今までの苦労が水の泡です。

では、いったいどうすれば??

それは、優れたおもちゃの力を借りるのです。

おもちゃ?
日本では、おもちゃの寿命は3カ月なのだそうです。その短い期間の間に、パーッと売って、パーッと消えていく。 
そこにあるのは、テレビゲームと、キャラクターグッズです。

ここでいう「優れたおもちゃ」というのは、そういった短命なもののことではありません。
何年も、何年も、子どもたちに遊ばれつづけてきたおもちゃがあるのです。

では、「将棋」?「囲碁」?「オセロ」?確かに、それらに近いかも知れません。でも、最近では、遊ばれつづけてきたとは、なかなか言えないようです。
それが、ヨーロッパで遊ばれている木のおもちゃや、ボードゲームなのです。

優れたおもちゃは、子どもと大人の心と心をつないでくれます。

「でも、そんなのおもちゃ屋さんで、見たことないよ。」

そうです。大人だって、知らないのです。子どもと楽しく時間をすごせるおもちゃがあることを。
だって、普通のおもちゃ屋さんでは、売ってなかったり、目立つところにおいていなかったりするのですから。

ということで、ここからが本題です(笑)

今まで、ずーーっと、普通のおもちゃ屋さんでは、こういうすぐれたゲームが売っていませんでした。
しかし、ちょっとずつ、テレビゲーム以外の人と人とで遊ぶゲームが、見直されるようになってきました。

その風穴を空けたのが、ビバリーの「ブロックス」でした。このゲームは、定番として普通のおもちゃ屋さんにおかれるようになりました。

その後、昔出ていたいろいろなボードゲームが復刻されたりしました。でも、このあたりのゲームは、懐かしさはあるのですが、大人が遊ぶには少し辛いです。

それから、カワダの「ラミィキューブ」。これは、復刻されたゲームといっていいのかな?これは、とてもいいゲームです。これも、おもちゃ屋さんの定番になりそうな感じです。

「ブロックス」も、「ラミィキューブ」も、素晴らしいゲームです。
ただし、この2つのゲームは、遊びの中に物語性の少ないゲームです。
子どもと遊ぶのなら、もっとイメージがふくらむようなものがいいなぁと思っていたら……

きました!!「チケットトゥライド」

これは、「乗車券」という名前で、ボードゲームを遊ぶ人のなかでは、有名なゲームです。
ボードゲームの賞のなかでも1番権威があるといわれているドイツ年間ゲーム大賞を2004年に受賞しています。また、なんと、日本でも、2004年に日本ボードゲーム大賞を受賞しているという傑作です。
ただし、今までの「乗車券」は、海外の会社が作ったゲームでしたので、輸入するか、特別なお店で買うしか方法がなかったのです。

それが、バンダイから「チケットトゥライド」として、発売されました。
近所のおもちゃ屋さんで、この素晴らしいゲームが買えるのです!!

ルールは簡単。でも、大人も子どもも、一緒に楽しめるゲームです。
「人生ゲーム」などのすごろくしかしたことのない人にとっては、新しいおもしろさを提供できること間違いなしです。

発売日は、7月15日。
ということで、発売日の次の日、7月16日に、近所のイズミヤ堅田店のおもちゃコーナーをのぞいてきました。

近所のイズミヤ堅田店のおもちゃコーナーにも、一応、ボードゲームのコーナーがあります。
品揃えは、「オセロ」とか、「モノポリー」とか、「ブロックス」とかの定番。あとは、テレビとのタイアップものとか、キャラクターものです。

ざっと、棚をまわって……ないかな……と、ふと足元を見ると……

ありました!!

なんか、1番下の目立たない棚に2つ。

早速、1つはゲットしました。
9月になったら、ゲームクラブの子どもたちと遊んでみます。その時は、きっとレポートを書きます。

さて、この「チケットトゥライド」、売れ行きはどうなんでしょう?
こういったゲームが、どんどん日本で出て欲しいので、売れて欲しいです。

はたして、「ブロックス」、「ラミィキューブ」のような定番になれるのか?
しばらく、イズミヤに行ったときは、動向を見守りたいと思います。

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「メビウス」から歩いてすぐということで、「奥野かるた」にも行ってきました。
「奥野かるた」も、ゲーマーの間では、けっこう有名なお店のようです。この前、「マルチプレー三昧」を読んでいたら、

「おくのさんへ行って、カタンを買ってこい」

みたいなセリフがあって、きっとこれは、「奥野かるた」のことなんだと思います。

行く前のわたしのイメージは、「怪しいお店」(笑)
「かるた」ですよ。しかも、なぜか、ドイツゲームがおいてある。
情報によると、2階にドイツゲームがなんかがおいてあるらしい。きっと、2階は、日も差さずにだれも入らないようなところで、ものすごい数の訳なしのゲームが、所狭しとならんでいるのでは……。

ちょと、ビクビクしながら、メビウスから歩くこと5分から10分ぐらい。
「奥野かるた」が、ありました。

あっ、普通の本屋さんみたい。
奥野かるたは、2階建ての普通の本屋さんのようなお店でした。けっこう、子ども連れでも、入りやすい感じです。
実際、子連れのお客さんが、かるたをさがして来店していました。

1階は、カルタや、囲碁、将棋など、日本の伝統的なゲームがおいてありました。

「はっ、今さっき買った、『天九牌』の高級品が……」

ケタが、1桁違うのとかありました。

2階は……。想像通りの怪しさでした。
2階には、海外のゲームがありました。
ボードゲームだけではなくて、古本も積み上げられていて、どこになにがあるのやら。
でもそれが、「あさればなにかありそう感」を醸し出していました。
最近のゲームよりも、どっちかというと古典的なゲームが多かったようです。

「バックギャモンとかは、いいボードがほしいねぇ…」

「するのか??」

てな感じで、「奥野かるた」では、九路盤と十三路盤が、リバーシブルになった碁盤を購入しました。
九路と十九路とか、十三路と十九路は、今までもあったのですが、これぐらいのが欲しかったのです。

さて、昼ご飯をたべて、ボードゲームシンポジウムにGOです。

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第9回目の「囲碁・将棋クラブ」が、ありました。
話によると、いよいよ次回、今年度の最終回だそうです。

ということで、今日は、来年、4年生になって、クラブに入部することが可能になる3年生の子どもたちが、見学に来ていました。

子どもたちの感想は、

「うーん、室内ゲームクラブかな?」

「おじさん、『囲碁・将棋クラブ』の部屋はどこですか~」

などなど、なかなか、好評でした(爆)

この子たちが、うまく来年も「囲碁・将棋クラブ」に入ってくれたら、このままクラブ存続となるのですが……。

さて、どうなることやら。

わたし自身は、見学に来た子たちの対応で、全然、ゲームできませんでしたが、子どもたちは、もう全然、こっちの指示をうけなくても、「ブロックス」、「ラミィキューブ」を楽しんでいました。

結局、この2つのゲームが、定番として生き残りましたねぇ。
うーむ。4人ゲームばかりです。

ちなみに、この日、囲碁と将棋は遊ばれなかったという……。

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ラミィキューブ

今年、最初の「囲碁・将棋クラブ」がありました。

今年度は、3月までに今回をいれてあと3、4回だそうです。そして、最後の日だったか、その前の回だったかに、クラブ見学なるものがあって、来年度のクラブに入る子どもたちを募ります。

ということで、とりあえず区切りの時期が近づいてきています。

「囲碁・将棋クラブ」で、今のところ定番として定着しているのは、「将棋」と「ブロックス」ぐらいかな。
あと、「アバロン」が、時々、ルールめちゃくちゃで遊ばれています。

今回は、前回けっこう「ラミィキューブ・ミニ」の反応がよかったので、さらに遊びやすくということで、大型の「ラミーデラックス」を持っていきました。

「ラミーデラックス」と「ラミィキューブ・ミニ」は、まったく同じゲームといっていいです。
「ラミーデラックス」の方が、大きいのでその分、遊びやすいです。
あと、「ラミーデラックス」は、大阪のヨドバシカメラとかで売っていて、手に入れやすい……最近は、どうなのかわかりませんが。
あと、サイコロ……。

「これ、何につかうの?」

「使わないんだわ。これが」

1回遊んだ子たちが集まってきたので、今回は、わたしも始めっから入って遊びました。

タイルの表面がツルツルなので、これでも若干滑りやすいんですけどね 。でも、小さいタイルを使った時みたいに、つかみにくいということはないので、快適にプレーできました。

このゲームは、2回目で、ものすごく台頭してくる子がいるもんですねぇ。
前回は、配られたタイルの関係で全然出せなかった子がいるのですが、今回は、この子がすすごくがんばっていて、

「あぁ、出せるとたのしいなぁ、コレ」

と言ってくれたのが、収穫ですね。

もちろん、このゲームは、大人の貫禄でわたしがもらいました(笑)

てなことをいいつつ、ここまでで35分ぐらい。
まあ、子どもたちの長考がちょっと出てきた(いい傾向だな)ということもあるのですが。
もっと、あっさり勝ちたいもんですねぇ。次あたりからは、けっこうヤバイかもしれません。

ということで、今回は、これだけの「囲碁・将棋クラブ」でした。

エフライム・ヘルツァノ,Ephraim Hertzano
増田屋コーポレーション
発売日 : 2011-11-18