8マンVSサイボーグ009 下
002の加速装置の話は入れて欲しかった。ミッシングリングつながるのに。まあ、テンポは悪くなるか。
まあ、大団円で、大団円という事は、物語は終了。そういう思想が、平井 和正にはあったなぁとか思いながら読んでました。
たしかに、「ハッピーエンドは、物語の死」でもある。
でも、死んだからこそ残るものもあるのかもとも思います。
002の加速装置の話は入れて欲しかった。ミッシングリングつながるのに。まあ、テンポは悪くなるか。
まあ、大団円で、大団円という事は、物語は終了。そういう思想が、平井 和正にはあったなぁとか思いながら読んでました。
たしかに、「ハッピーエンドは、物語の死」でもある。
でも、死んだからこそ残るものもあるのかもとも思います。
70年代の傑作SFマンガ。
ほぼまあ、コレ知ってるよね的な作品です。で、どれも好きです。はじめて読むのは、筒井 康隆のと佐々木 淳子の作品ぐらいかな。佐々木 淳子は、ものすごく気になっていたけれど、ずっと読んでなかったマンガ家さんです。
まあ、あの時代の少女マンガは、特に凄いですよねぇ。もちろん、入っていない名作もいっぱいあるけれど。
好きなやつが1冊にまとまっているというだけでも、価値ありかな。
山田 ミネコの「冬の円盤」が入っているのが、ものすごいチョイスだなぁと。萩尾 望都の「あそび玉」にしても、竹宮 惠子の「ジルベスターの星から」にしても、最高傑作というよりも、原点な感じの作品が選ばれているのがわかります。
この選び方も、一貫していて納得感があります。古典感がでている。
筒井 康隆のマンガとかは、もっと他の入れる余地があっただろうと思ったりもしますが……。
想定以上に、売れているらしい。マジか。紙のマンガが一時期手に入らなかったらしいです。
いや、おもしろいですよ。でも、桑田 次郎と石ノ森 章太郎では絵柄が違うし(等身も)、それが同じ画面に出ているだけで、ものすごい力業。
でも、その力業を違和感なくやっているところとか、本当に凄いです。おもしろいなぁ、早瀬 マサト。
8マンのハイスピードトークとか、8マンだけ読んだときには、なんのためについているのかわかんなかったけど、ここで本来の使用方法で使われると胸熱です。
そして、その機能をあの時代に8マンにつけていた平井 和正も、凄いよねぇ。
あとフランソワーズの「決してあの人を」というセリフが素晴らしい。絶対、フランソワーズならいいそう。
ウルフガイ・シリーズが、アダルトもヤングも読み終わったので、今度は、幻魔大戦シリーズを読み進めていこうと。
ということで、「幻魔大戦」。マンガ版の最初の「幻魔大戦」があって、「新幻魔大戦」があって、「真・幻魔大戦」を始めるにあたって、補足的にマンガのノベライズとして出てきたのが、この「幻魔大戦」ということであっているのかな。
まあさらに、石ノ森 章太郎が1人で描いているマンガ版の「幻魔大戦」というのもあって、あれもたしか、マンガ版の最初の「幻魔大戦」の続きだったような……。
普通に「幻魔大戦」というタイトルだけで、マンガ版が2つと小説版が1つあるという。そして、それらが、いろいろ関係しているという……。
最初は、この「幻魔大戦」も、マンガ版の最初の「幻魔大戦」と同じく、月が落ちてきて地球側が負けて終わる予定だったみたいすが、20巻たっても、そうはならなかったという。
中学校ぐらいのときに映画化されて、それをきっかけに読み出したんですよねぇ。これが、映画のストーリーなんてスケールが小っさすぎるとほうもないお話です。
この1巻から3巻までぐらいの超能力の派手派手展開も、めちゃくちゃ面白いです。なんていうか、この人も、まるで見てきたようにお話をかく人なんだなぁとつくづく思います。
ルナ姫の未来予知と現実が二重写しに見うるところとか、ありえないところが、ものすごくリアルに感じられます。