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NANA-ナナ-5

おぉ、ドロドロの展開を予想されるようなことに……。

「もう一度 歌って」

ということは、今は歌えないということだと思うのだが?今って、いつなんだろう。なんか、奈々に振れまわされて、ボロボロになつて歌えなくなったナナという図が最近、頭をよぎります。

しかし、奈々は一生懸命ではあるが、真面目ではないなぁ。その不真面目さが、周りを振り回してしまう。反省はするのだが、あんまり身にはついてないようです。
これはでも、誰でもそうなのかなぁと思ったりもします。

まあ、ああいうことは、男が一方的に悪いとわたしは思いますが。まだ、タクミのサイドからは語られてないので、なんとも言えませんが。

まあ、お婿にもらうなら、ヤスでしょう。そういう意味では、奈々も、ナナも、見る目ないな。

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NANA-ナナ-4

そういえば、奈々なんて、わけわかんないワガママで、なのに、みんなからも大事にされて……。奈々を可愛がるナナの気持ちがわからない!

みたいな感想を読んだことがあるような気がする。

でも、奈々にしろ、ナナにしろ、一生懸命生きているなぁというのは伝わってきます。
まあ、リアルな奈々や、ナナが、わたしの近くにいたら、優しくするのは難しいと思いますが……。それでも、その一生懸命さを想像できるかもしれない。

次の巻からは、ナナの方の物語も動き始めるみたいで、期待大です。 

しかし、淳子の部屋のイラスト……。あぁ、あの2人は応援したくなるカップルだったのね(笑)

主人公の受難は続く(笑)

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NANA-ナナ-3

幸子の「わざとだよ?」にやられてしまう章司。わたしも、やられてしまいました(笑)これは、弱いわ。

しかし、奈々は、章司と別れたら、とたんに東京にいる理由がなくなってしまいます。

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NANA-ナナ-2

1巻は、プロローグ。奈々とナナが出会うこの巻から、本当の物語は動いていきます。
これが、すごくいい。

奈々の回想っぽいモノローグが、ところどころではいるのですが、それがわたしには、なんとなく、もういない友だちに話しかけているような感じがします。
ただ、これは、人によって受け取り方は違うのかもしれません。
まるで友だちがとなりにいるようにと感じる人もいるのかも。

奈々とナナの対比がおもしろいです。
自分の話ばっかりしている奈々。でも、その話を振ったりしているのは、ナナの方なんですよねぇ。

だから、実は、奈々の方が一緒に住みたがっているように見え待てすが、同居人が見つかってホッとしているのは、実はナナの方じゃないかと思ったりします。

しかし、このマンション、無人なのか?
大丈夫か?コンサートって。

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NANA-ナナ-1

矢沢 あいといえば、「ご近所物語」。

昔、アニメ化したあの作品を見て、思いました。

「わたしとは、縁のない世界のマンガだ……」

なんというか、あの独特の絵柄が耐えられなかったのです。しゃべり方や、しゃべっている内容にも、とても共感出来とはおもわなかった。

でも、「NANA」はおもしろいというウワサ。「のだめ」も、「ハチクロ」も、確かにおもしろかったんです。そのラインで、「おもしろい」といわれているとしたら、これは、もしかするともしかするのかも。

けっこう趣味の合うスジから映画だか、ドラマだかも、おもしろかったという感想が聞こえてきます。

絵柄も、「ご近所物語」の頃とくらべると、見やすくなっている気がする……。いや、実は、「ご近所」は、アニメをチラッと見ただけで、コミックはカバーのイラストぐらいしか見たことないので、これってすごい偏見なのかもしれないのですが……。

で、とりあえず昨年末に「NANA」を購入。
しばらく、放置(笑)
チラチラとページをのぞいたり。

2人の「NANA」という名前を持つ女の子の物語。
1人は、おっさんと不倫しているコギャルらしい。
もう1人は、バンドのボーカル。

………。
ダメかもしんねぇ。
「あ・そ・ぼ」の感想文の題は、きっと、「縁なき人々」かも……。

てなことを思っていたのですが……。

今日はじめて、通して読みました。

あぁ、いい。

まあ、小松 奈々にしろ、大崎 ナナにしろ、わたしの人生に関わり合いになる種類の子では確かにない。特に、小松 奈々の方は、わたしは現実にいたら、鬱陶しい苦手なタイプだと思います。
でも、なんだろう、それはそれなりに誠実に生きているのかもしれないというのが、ストンと伝わってきた。

1巻は助走で、あんまりギュッとつかまれるマンガってけっこう少ないと思うのですが、これは、1巻でちょっと捕まってしまった感じです。

この2人のNANAの人生が、どこか交錯するのか、ずっとこのまま平行線なのか、今のところ全く知識なしに読んでいるわたしなのですが、そのことが、ラッキーと思える物語です。