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つる花の結び 下 源氏物語

「つる花の結び」完結。

うーん、近江ちゃん好きだなぁと思うと同時に、玉鬘って、最後までつまんない女だよねぇと思ってしまう。
まあ、つまんないは言いすぎか。美人というだけで普通の人だなぁと。

なんか、匂宮三帖は、いろんな試行錯誤しながら、主人公を決められない感じがあります。そんな部分も、外伝的です。

次は、宇治十帖。

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つる花の結び 上 源氏物語

中の品の物語。本当は、こっちよりも先に「宇治の結び」があったみたいですが、なんか間違えてこっちを先に。
なんか、もしかしたら、このあたりの掌編の方が、メインの「源氏物語」の流れよりも少し先に書かれた部分があるのではないかというお話には、ちょっとありうるかもと感心しました。別に、この流れ全部を先に書く必要はなくて、ちょっと掌編を書いて、大長編を書いて、落ち穂拾いをしてというのは、確かに充分考えられる気がします。

なんだろう、新しい解釈とかがあるわけではなくて、ただ淡々とお話が流れていくだけなのですが、なんでこんなに読みやすいんだろうと感じています。
そして、ヘッセ全集とこの荻原源氏は、読んでいるとものすごい多幸感が溢れてくるんですよ。理由は、謎なのですが。

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源氏物語 下 マンガ日本の古典5

つまんない、つまんないと書いていますが、「雲隠」で終わっちゃうと、「宇治十帖」は?と思ってしまうワガママなわたしです。
下巻を読んでて、だんだんなれてきたのか、これはこれで、ワザとフラットなかきかたをしているのかもしれないと思ったりしていました。

再読があるかと聞かれると、他に源氏物語ならいいのがいろいろあるから、ないかもなのですが。

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源氏物語 中 マンガ日本の古典4

つまんなくって、息たえだえになりながら読みました。
まったく話が入ってこないなら、読み飛ばしもアリなのですが、そこまではいかないいい加減さ。

うーむ。辛い。

まあ、もしかすると、こっちが正しくで、今まで読んできたものが毒されている可能性も高いと思いますが、そっちの方がわたしの口には合う。

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源氏物語 上 マンガ日本の古典3

「源氏物語」けっこういろいろなやつがあって、読んでます。
どれも、それなりにおもしろいのは、やっぱり原作の強さだと思います。

でも、これは苦しかった。というか、後2巻もあるとか、マジかとおもうレベルでわたしには合わない。
絵のせいか?
話は普通の展開だとは思うのだけれども。