河出書房新社一覧

へんくつ

先生と僕 夏目漱石を囲む人々 青春篇

最近、読んだはずなのに、まったくエピソードが記憶に残っていない……。
と思って、確かめたら、読んだのは「漱石とはずがたり」だし、しかも読んだのは、そんなに最近でも無かったという。

夏目漱石は、生い立ちがおもしろいというか…ひどいよねぇ。


不思議の国の

銀の船と青い海

萩尾 望都のポエムとイラストと短編小説。
言葉で語られる物語は、なんとも不思議というかはぐらかされたみたいなのが多いです。ちょっとホラーが入ってる?まあ、長さの関係かもしれませんが。

「小三教育技術」にこの小説類が載っていたという意味がわからん(笑)なぜ、教師。そして、なぜ小三。
小学館、やりたい放題ですね。


デタラメ、ブラボー

白井喬二 ちくま日本文学全集50

1巻全部、「富士に立つ影」。しかも、途中省略版。
これも、前巻の「島崎藤村」と同じく挫折かなぁと思って読み出したのですが、いやいや、けっこう面白かったです。

なんか、何代にもわたる因果が、いろいろ絡んでいる様子や、登場人物が、スッキリ、クッキリと浮かび上がっているところがいいなぁと思います。

なんというか、リアルな人間を書くとかいうと、どいつもこいつも、ぼやけちゃってということはあるかなぁと思います。複雑な人物をかこうとして、結局、よくわからない人物になってしまう。でも、これ話はそうではなくて、人が明快です。

あとがき読んだら、デタラメって書いてあった。いいんだよ、デタラメでもおもしろければ。そして、なんとなく信じられれば。物語なんだから。

これが本来の「ちくま日本文学全集」の最終巻の予定でした。でも、好評だから、10巻伸びたようです。
読み始めて、25年かぁ。あと10年ぐらい書けたら、全部読めるかな。

そうすると、次に読みたいのは、河出書房新社から出ている「日本文学全集」なんだなぁ。いつまでたっても、時代に追いつかない(笑)


世界の中心でプーと叫ぶ悪魔

影の子どもたち 世界の終わりの魔法使い3

このシリーズは、すべての物語が、アンに凝縮していく物語なのかも。

傍若無人だったアンが、いろいろな体験をして、それでも傍若無人なままで、少しずつ心を持っていく。

ここから、新しい展開に入っていくようなので、またかわっていくのかもしれませんが、それでも、この物語世界の真ん中には、アンがいるような感じします。


逆説的な意味でよいこ

よいこのためのための吾妻ひでお

吾妻ひでおのベストセレクション第3弾です。
今回は、とり・みき監修。

このセレクションが、実はしっくりくる。
それは、多分、この第2期の吾妻 ひでおが、自分が1番柔らかい時期に読んだ吾妻 ひでおで、とても、衝撃的だったからだと思います。