池上彰の学べるニュース7 アベノミクスTPP編
アベノミクス……、ヤバさしか感じない。
池上さんの本は、時事的なものより普遍的なものを読みたいかも。
去年の震災とそれに続く原発の事故をうけて、緊急出版されたものです。
これを読むと、自分がなんにも知らないことがよくわかります。ニュースで、こういうことをもっと流すべきだと思うのですが、なかなか、詳しい話というのは、難しいのかな?
まあ、少なくとも、この本の元になった番組はあったわけだから、酷いものばかりではないはずなんだけど。しかし、デマ系の話の方が、よく流通しているような気がします。
実は、報道する方も、ここまでわかってないことも多いのかも。
報道しているのは、マスコミでも、その発言は個人の責任で、流したことに責任をとらないしなぁ。
おもしろい馬鹿発言をする人がいて、問題が起これば、それこそニュースになって、おいしいぐらいに考えてないか?
専門外のコメンテーターなんて、ことこういう問題においては、語らせるのは、百害あって一理なしな気がします。
また、こういう、刺激の少ない考えないと理解できないことは、テレビ向きでは、無いのかも。
テレビは、刺激とか、インパクトが、大事にされすぎる傾向が強いと思います。
悪貨は良貨を駆逐します。
社会人として、知っておかなければいけないこと。
ものすごくよくわかる~~と思いながら、読んだ尻から、どんどん忘れていってる感も半端じゃないという、自分が悲しいです。
時々、開けて、眺めよう……。
今回も、今まで知ったかぶりをしていたけど、実は知らなかったことや、知りたかったことが目白押しでした。
日本をめぐる国際情勢は、結構、危険だ。
いっそ、池上さんが、外交官か、首相をすればいいのに……というのは、子どもの意見ですね。
見えている人が、良い選択をできるとは限らない。まぁ、見えてなくて良い選択をする可能性は、限りなく低そうですが。