野球狂の詩 水原勇気編2 新装版
すげぇなぁと思います。
水原 勇気といえば、ドリームボールなのですが、物語の2/3を経過して、まだ、ドリームボールはベールに包まれたままです。
わたしは、この人は、ノリでお話をつくっていく人かと思っていましたが、もしかすると、そうではなくて、けっこう緻密に計算されているのかも。
でも、ノリだけで、ドリームボールが出てきたのだとすると、それはそれで、けっこう凄いのですが。
すげぇなぁと思います。
水原 勇気といえば、ドリームボールなのですが、物語の2/3を経過して、まだ、ドリームボールはベールに包まれたままです。
わたしは、この人は、ノリでお話をつくっていく人かと思っていましたが、もしかすると、そうではなくて、けっこう緻密に計算されているのかも。
でも、ノリだけで、ドリームボールが出てきたのだとすると、それはそれで、けっこう凄いのですが。
何回読んでも、この「野球狂の詩」最大のエピソードは、面白いのです。
そうして、今読むと、水島 新司がものすごく冷徹に女性選手の限界を見据えていたことも見えてきます。プロの怖さ。そして、スタミナのなさ。
ドリームボールの「ド」の字も、まだこの時点では出てきていません。
この巻は、山田のスーパースターズと岩田 鉄五郎のメッツが対戦するという夢の日本シリーズです。
だから、「ドカベンVS.野球狂の詩」と大きくタイトルにもかかれています。
そして、もう1冊、「野球狂の詩VS.ドカベン」というコミックもでていて、こっちは、メッツの視点から試合をおいかけることができます。
こういう多視点の物語は、実はけっこう好きです。
これを同時進行でかいていくのは、しんどいことだろうなぁと思います。
ただ、メッツだと、どうしても、岩田 鉄五郎とか、水原 勇気とか、年齢高い選手が中心になってきてしまうので、若いスーパースターズは荷が重いと思います。
そういえば、ドリームボールを投げることができる投手は、もう1人いたよなぁ。えーと、国立。あの子は、どうなったんだろう。