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毎日かあさん2 お入学編

そういえば、西原理恵子は、思いっきり「学校」が嫌いな作家でした。

子どもが小学校に入学ということで、多分、自分から、

「学校に行け!」

とは、いってないんだろうなぁと思います。

だから、ランドセルの話とかが、けっこう肯定的にかかれているのは、ビックリしました。
まあ、嫌いの「学校」は、中学校以上の学校なのかも。

でも、やっぱり、子どもが学校に行くようになると、自分の頃とは、見方がちがってくるところもあるのだと思います。

しかし、学校の教師から見たら、謎の一家なんだろうなぁ。
お母さんは、ときどき、海外の紛争地域とかに出かけていくし、離婚したはずの旦那とも仲良しだし……。

いや、このマンガを読んでれば、理解できるんだけど……。

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毎日かあさん カニ母編

コピーが、「家庭円満マンガを描いていたら離婚してしまいました」

子どもは、キライ。ダメ人間は、キライ。とすぐにいう西原理恵子ですが、キライというのは、なんというか、自分がそれを切り捨てていくことができないからなんだろうなぁと思います。

まあ、子どもがキライな人に「ゆんぼくん」が描けるとは思えませんから。

今回は、「すきだったひとをきらいになるのはむつかしいなあ。」とめずらしくストレートな表現があった。
改めてというか、やっばりというか、かもちゃんのことを好きだったんだなぁと。

わたしは、「娘はうまい」話が好きですねぇ。

森下裕美,読書ウチの場合は,森下 裕美,毎日新聞社

ウチの場合は2

「これ、1巻はウチにあったっけ?」

と妹に聞いてしまいました。
そして、読みながら、

「この主人公の子って、男だよねぇ」

しっかり、ここに感想まで書いているというのに…。
そういう意味では、森下裕美とか、谷川史子とかは、「おもしろかった」、「好き」という印象は残るのですが、ストーリーは全然のこらないという……不思議な感じがします。

あと、この人の作品見てなぐさめられるというか、いいなぁと思うのは、男が格好良くないところですねぇ。
やっぱり、変な人間は物語のなかでも変なんだけど、すごく優しい目があるなぁと思います。
変な人は出てくるけど、悪い人は出てこないという感じでしょうか。

森下裕美,読書ウチの場合は,森下 裕美,毎日新聞社

ウチの場合は1

森下裕美、大好きです。
あと、「お姉ちゃん」には弱いかも。