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美少女戦士セーラームーン新装版8

えーと、久方ぶりに読みながら、

「やっぱり、けっこうおもしろいよなぁ」

と思ってみたりしています。
ときどき、「セーラームーン」が、内面描写のない少女マンガの先祖返りのはしりみたいにいわれたりするのですが、そんなことないというか……実は、すごい暗い話だったりすると思います。

えーと、売れる企画から出てきたみたいにいわれることも多いのですが、そうではなく、武内直子という個性の好みのなかから計算ずくでなく出てきたものだよなぁと思います。

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美少女戦士セーラームーン新装版7

ウラヌス、ネプチューンや、サターンは、過去の世界の記憶をもった、過去の世界からの転生なのですが、実は、ブルートは、「ちびうさ」の記憶を持っているので、この人だけ未来からの転生なのですね。

そのあたりの「未来の記憶を思い出す」みたいな感じが、おもしろいです。
「ファイブスター物語」も、そんな感じのところがあるんですよね。

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美少女戦士セーラームーン新装版6

昔読んだときは、意味もなくなぞめかしていたのかと思っていたけれど、改めて読んでみると、ちゃんと意味があったことを理解しました。

外部太陽系三戦士も、結局、うさぎちゃんを甘やかしたかったのね。

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美少女戦士セーラームーン新装版5

今回読み返して、このセーラームーンという話は、どれも、敵のなかに記憶をなくした味方がいるという話のパターンだなぁと気付きました。

第1部は、タキシード仮面の部下達が敵に取り込まれていて、第2部は、ちびうさがブラックムーンに変身します。確か、第3部は、セーラーサターンがそんな役回りだったような気がしますし、最後の敵も、敵の手下はちびうさの代のセーラー戦士だったとかいうオチがあったような……。

無意識にそうなったのかなぁ。

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美少女戦士セーラームーン新装版4

子どもに話を聞いていると、やっぱり美奈子とうさぎちゃんの人気が高いです。
わたしは、今回、表紙のまことちゃんが1番好みのタイプです(笑)