機巧童子ULTIMO一覧

そして、生きていく

機巧童子ULTIMO12

完結。

もうちょっと、未来の大和にいたるまでの途中の道を詳しく読みたい気持ちはあるんですけどね。
それでも、きれいな終わり方だと思います。

ある意味、予定調和的なところもあるのですが、それは、これが良く出来た物語だからなのだとも感じます。

日常を生きるというのは、多分、想像以上にめんどくさいことも多いけど、それを1こ1こ大切に積み上げていくこと。
そういう、メッセージをものすごくまっすく送ってくる、武井 宏之がいいなぁと思います。

名作です。
そして、いつか完全版が出て欲しいです。


すべてを与える「愛」

機巧童子ULTIMO11

ゴールが示されて、一旦戻る。
ループものとしても、けっこう良くできている気がします。ループしている退屈な部分をうまくよけて動いています。

最後は、ラスボスもまとめて、みんな受け入れちゃう感じなんだろうか。

これと、シャーマンキングは、本当に名作。


中庸を超える「善」

機巧童子ULTIMO10

後半の展開にシビれた。
まぁ、ジャンプ的な展開といえばそうなのだけど、それをここで見せる心意気が凄い。

でも、ここには、善童子たちは出てきていないので、それが、演出なのか、善童子たちと袂を分かったのかはお楽しみですねぇ。

中庸よりも、大きな「善」を見つけることが出来るのか?
でも、あまりにも飲み込みすぎると、やっぱり「悪」に近くなるのではないか?

それを少年マンガでどこまで描いていくのか。

この人、本当にすごいと思います。


善を問う禅問答

機巧童子ULTIMO9

戦うというルールの上に乗っている時点で、正義の側はものすごい不利。

今までジャンプでは、戦い自体は、善でも悪でもなかったんですよ。戦う理由こそが問われていた。でも、闘争する限りやっぱりそこには、憎しみが生まれる。
これも、ジャンプ否定を、ジャンプのフォーマットでやろうとしています。
すごいな。


パリナーマ

機巧童子ULTIMO8

巴の紋のように、陽の中に陰があり、陰の中に陽がある。
そして、物語の裏も見えてきて、盛り上がってきています。

ときどきでてくる、きっとわざとな危ないセリフも、楽しい。