機動戦士ガンダムさん いつつめの巻
ガンダム創世がおもしろすぎます。
カウンタックLP500Sだ~。
そして、シャア専用姫路城……。
なんか、理解できるのが、イヤだ(笑)
セイラさんのアメちムチは、本編でも本人もちょっとは自覚してやっている気がしたりする。
しかし、このマンガを書くために、ものすごくくわしく初代の機動戦士ガンダムを見直している感じがする。こういうマメなことをするマニアは、ちょっと、尊敬する。
主人公が嫌いでねぇ。小泉さん(笑)
でも、この作者ならということで、読みました。この人、「機動戦士ガンダムさん」の人です。あれは、うまい話です。
……面白いです。
各国の政府高官が、麻雀で勝負するという、それだけのアホなお話です。
そして、主人公は、日本国の小泉さん。
スナイパーに狙われたり、テホドンに体当たりをしたり、いろいろしながら、麻雀に、勝って勝って勝ちまくります。
しかも、全部、イカサマや~~。
最後、天地創世という手でアガるのですが、これも、すごいよ。
というか、牌の構成が間違っていた時点で、やり直しにならないゲームなのか、麻雀(笑)
無駄に熱くて、勢いだけのマンガです。
そして、決して(?)、深刻にはならない。
えー、わたしは、プラモデルを全然作らない人です。
生涯作ったことがあるプラモデルは、宇宙戦艦ヤマトの100円シリーズと機動戦士ガンダムのプラモデルぐらいです。あと、なんか、潜水艦のプラモデルを作ったような思い出はあります。
まあ、もともと不器用ということもあったし、影響の大きい兄貴もそれほどプラモデルを作らなかったということもあるし、車も、戦車も、飛行機も、電車も、銃も、そもそも、それらの中に、車種というか細分化された種類があるということが、中学校ぐらいまで理解してなかったのではなかろうかと思います。1
多分、プラモデルというのは、そういう細かい形の違いのわかる人が楽しむためのホビーなのだと思います。
まあ、小遣いが少なくて、おもちゃも少なかったのでということもあると思います。
そんななかでも、タミヤなんて、高級品ですからねぇ。まったく、今までの人生の中で、接点はありません(笑)
でも、マニアな心というのは、どっかにあるようで、この本は、なかなかにおもしろかったです。
こだわるところは、そこなんだみたいな。
好きなことを仕事にするのは、やっぱり、とっても大切なことです。
赤い人と、その周辺の目立たないけどいろいろな人生があった人のお話。
まあ、歴史の影にみたいな感じ。
地味です。
おもしろくないことはないけど、読んでも読まなくてもいいぐらいのお話です。