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キャプテンハーロック3 電子版

男、チョロいなぁという1巻。
まあ、この意地も、矜持でもあって、愛おしいものでもあるというかきかた。
そこは、台場がまだ子どもだからわからないことで、ハーロックや、ヤッタランには」、子どもの意地として見えている感じ。
まあでも、そこで女が気を遣わなければいけないというのは、今の価値観から見たらどうかとは思いますけどね。

アルカディア号のもう1人の乗組員とは?という謎は、いつ明らかになったんだろう。わたしは、これは、ものすごい昔から、いつの間にか知っているなぁ。ビックリした覚えがない。

親友の子ども、マンガ版でも、言葉としてはでてきたな。

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キャプテンハーロック2 電子版

守るべき地球の人間よりも、実は、敵であるマゾーンの方が共感できたりする。そして、だからこそ強敵である。

アニメ版の方は、まゆという存在を出して、ハーロックが地球を守る理由がわかりやすくなっていますが、マンガ版の方は、あくまで親友の遺志をついでということで、実はそっちの方が好きですね。

まあ、エメラルダスが子どもを産んでいるのはちょっといやという感じがあるのかも。育てんのかいとか思ってしまうところもあるし。

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キャプテンハーロック1 電子版

何度目かのハーロック。でも、ハーロックはエメラルダスほどには思い入れがないので、これで充分かという気がしています。たしか、エメラルダスと同じ様な豪華本が出ていたようなきもします。

このハーロックをかいていた時から、松本 零士のなかでは、敵って「悪」ではなくて、立場考え方の違いで対立する人間だったんだなぁと。
だから、人間のなかにもどうしようもないものもいて、敵の中にも尊敬できる者がいる。
そして、そうした心を信念を持っている敵こそ、本当におそろしいのだと。
そして、共存のみちを絶たれたとき、どんな選択ができるのかを問うている。

だから、お話が終わらなくなってしまうんだろうなぁと。

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3000年の春

この時代のマンガ家さんって、ワンパターンといえばそうなんだけれども、それでも、長編もかいて短編もかいてで、凄いパワフルだと思います。
というか、長編だって、ほとんど1話完結な物語が多かったんだから、ほぼ連載のたびに、頭からラストまでの話をかいていたんですよねぇ。

もちろん、アイデアの使い回し、キャラクターの使い回しというのはあるのですが、それでも、飽きないしおもしろい。

そして、それぞれの題名が、イメージ広がります。「3000年の春」、「四次元時計」、「幽霊聖女」、「ブラックホール帝国」。

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双亡亭壊すべし4

宇宙にいくという、松本 零士的な展開にビックリしました。
なんか、クトゥルー神話みたいな世界に行くのかと思っていたのですが、いやはや、しっかり藤田 和日郎です。