ちはやふる44
今までバラバラに考えていたことが、急に繋がってきて、「世界」というか、ものの背景が、くっきりと見え出す一瞬というのがあります。
目からウロコが落ちるときというか。
その一瞬にたどり着くために、いろんな努力とかはあるのかも。
でも、見えたと思えるのは一瞬で、また、あっという間に見えなくなってしまうのですけどねぇ。
いやぁ、ここでそれをもってくるかぁーというので、爆笑してしまいました。
そして、清少納言と紫式部で泣いてまう。
清少納言のイメージがかわったのは、「100分de名著」だったか、「放送大学」の講義でだったかで、清少納言は負け組で、実は、「枕草子」は、華やかな頃に書いたのではなくて負け組確定した後で、あの文章を書いたんだよというお話を聞いたときからです。
自分の今政治的な状況ではなくて、生活そのものを楽しんでいこうと、そして、その楽しかった時間をとても大切にしていこうとしていたのかなぁという解釈を知ってからです。
あぁ、だから、紫式部が日記に、あれほど悪口を書かずにはいられないほど、「かなわない」と感じたんだろうなぁと。そこも、腑に落ちた。
強敵とかいて、ともと呼ぶ。
ホンマに、「ちはやふる」は、スポ根マンガです。