金魚屋古書店7
「どの本も…きっと自分の居場所を探している」
という言葉がいいねぇ。
コレクターではなくて、本が大好きな人でありたいです。
「どの本も…きっと自分の居場所を探している」
という言葉がいいねぇ。
コレクターではなくて、本が大好きな人でありたいです。
この「本が好き」の話や、「暴れん坊本屋さん」を読むと、自分がやりたかった本屋さんが、大きな普通の本屋さんではなかったことに気づきます。
そして、多分、それでは商売にならない……。
夢は夢のままの方が、いいのかも。
いろいろなところで題名は聞いていて、家に来たお客さんからも、
「『金魚屋古書店』みたいですねぇ」
と言われていて、読まねばと思っていた1作です。
本好きには、たまらないお話ですねぇ。
「暴れん坊本屋さん」もいいですけど、本当に働きたい、あって欲しいと思うのは、回転の速い普通の本屋さんではなくて、こっちの古本屋さんかも。
ウチにも、こんな空間があれば……。
こんなお店があるということは、とても大切に本がされて、それが流通し続けているということで、そういう世界そのものにあこがれを感じで、ちょっと泣けてきました。
ストーリーは、ただのウンチク話といってしまえばそれまでなんですけどね。
でも、ウンチクに耳をかたむけるのも、すごい好きです。
ここに住みたい…。