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花宵道中

江戸末期の新吉原を舞台にした物語。
この本が原作の映画に、安達 祐実が出てました。まあ、見てないんですけどね。

R-18文学賞受賞作というあおりもあって、色っぽい話だろうなぁと期待して読んでました。
まあ、期待は裏切られなかったのですが、それ以上に、この人、めちゃくちゃ文章も話の作り方もうまいなぁと。

お話自体は、中短編の連作でした。そんな知識すらなかったという。多分、映画はそのなかの1つのエピソードから作っているんじゃないかなぁ。それでも、との短編も密度が濃い。そして、文体がものすごく読みやすいのに、読んだことのないような文体です。

基本、わたしはストーリーの人なので、文章はそんなに気にならないし、邪魔にならなければいいと思っています。そんななかで、文章うまいなぁ、この文体でないとこの物語は語れないなぁと感じたのは、上橋 菜穂子と宮木 あや子ですねぇ。

宮木 あや子は、「校閲ガール」も書いているというのに、気がつきました。これも、家のどっかにあるはず。現代劇でこの文体ってことはないだろうと思うのだけど。もともと、校閲してたから、文章がうまいのか?
こっちも、読んでみたいですねぇ。でこねぇさんは、読んでたな、「校閲ガール」。

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メイドインアビス3

つらい巻です。
まあこの後、さらに辛い映画のエピソードが入っていくんですけどね。

火葬砲と名付けたとき、ミーティの行く末はまだ決まっていなかったらしいです。たしか、インタビューで読んだ気がします。

それでも、憧れは止められない。
だから、先に進まなければならない。
そういうお話。

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コロナ渦の2020年も、あと数時間を残すだけとなりました。
本年中は、本当にお世話になりました。
来年度も、よろしくお願いいたします。

2020年は、まあ、世界中がひっくりかえった年として記憶されることになると思います。
半分ぐらいは、政治の無能が招いたゴタゴタという気もしますが、それでも、どうしようもないことはあるし、今までの「普通」の生活というのは、あっという間になくなってしまうものだということをものすごく感じさせられた1年でもありました。

人とあうということが制限されているために、ゲーム会に行けないどころか、自分が主催しているゲーム会すら、1回も開けることができない状況でした。
仕事環境的にも、仕事の量の割にストレスがかかることが多かったです。なんせ、常にいくつかのシナリオを考えて複数で同時進行させなければならない上に、直前変更が多い多い。なんというか、積み上げてやってきたことが無駄になってしまうことが多くて、大変、悲しかったです。

あと、うちのサイトとしては、データがふっとんだというおそろしい事件がありまして、記事が全部ふっとんでしまいました。
当初は、本当にもうなにもかもがなくなってしまったので、もう、そろそろ、このサイトも(最近、更新も滞ってきたし)潮時かなぁとも思ったのですが、なんとか古いバックアップがありまして、2019年9月までの記事は、復活することができました。

とまあ、ネガティブになりがちですが、生きているだけでめっけもんかもしれませんし、それなりに楽しんで生きています。
例年よりも短めの冬休みは、「セーラームーン」ブートキャンプをしております。1

ではでは、今年1年を振り返ります。

ゲームハウスのゲームと本たち

2019年の記事は、データが吹っ飛んでしまってあとかたもないので、2018年の記事を参考にしていきます。
2018年の12月には、1169種類のボードゲームがあったようです。
現在は、「playgameボードゲームデータベース」によると、1255種類のゲームが登録されています。ということで、86種類のゲームが増えたことになります。1年で半分と考えると43種類。1年で50種類いかなかったので、まずまず抑えたのでは……。2

本の方は、現在3945冊の本を自炊して処分しました。2018年度には2399冊の本を自炊したと記録に残っていますので、1546冊の本を処分しました。1年に800冊ぐらいずつ、かつて金魚屋ダンジョン(オーバー)と言われたゲームハウスの書庫から、本が消えていってることになりますねぇ。

わが家のニュース

でこねぇさんは、在宅モードです。
週2回ぐらい仕事場に行って、あとはリビングで仕事をするスタイルです。
わたしは、基本、現場に行かないとどうしようもない仕事なのです。

とうとうエアコンが死んでしまいまして、リビングと寝室のエアコンを刷新しました。
ついでに、でこねぇさんの愛用していたテレパソも壊れてしまいまして、今は、わたしが前の前の職場で使っていた個人持ちのミニPCを、新しく買った小さなテレビにつなげて使っています。テレビも、パソコンも使えて、前と同じ環境だといいたいのですが、録画関係は、テレビよりもテレパソの方が、ちょっと小回りがきく感じですねぇ。

ゲームは、「あつまれ どうぶつの森」がはやりました。わたしのスイッチに島を創ってねぇさんと2人で同じ島で遊んでいます。
学校ぽいところをつくったり(青空)、喫茶店ぽいところをつくったり(青空)と、楽しかったですが、そろそろ飽きてきた頃かな。これ、それぞれのスイッチで島をつくった方が、自由度が高くて楽しかったかもとちょっと思っています。
今更、新しい島をつくるのは、ちょっと辛い。

「ドラクエ11S」も、やってました。それなりに、おもしろいんだけど、ものすごく相性がいいというわけではなかったです。ループものだったので、そのあたりのしつこさがちょっとねぇ。面倒くさく感じました。
でこねぇさんは、途中で止まっているのかな。
わたしは、一応、クリアしました。
お気に入りは、マルティナでした。お色気、マシマシでした。

まあでも、最終決戦よりも、「しあわせになりたい」の方が、エンディングっぽいので、あれがあそこにあるのは、どうかと思います。3

あとは、「ゼノブレイド」が出たので、それもしました。「2」よりだいぶ遊びやすかったです。まあ、その分、はまり度は低いかも。

今は、「ゼルダ無双 厄災の黙示録」もやっています。
これをやって、今年の年賀状の牛の撮影のために「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ワイルド」を起動してやっていたら、「ブレス・オブ・ワイルド」があまりにも難しくて、よくこんなゲームしていたなぁとビックリしました。まあ、使ったセーブデータがマスターモードの途中だったというのもあるのですが。

あと、今年ゲームハウスで、はやったものといえば、「本好きの下剋上」です。
もともと、Netflixのアニメで見ていたのですが、おもしろい。
でこねぇさんは、在宅モードのために、電車に乗って本を読むということがほとんどなくなったので、他の本を読まずにひたすら、原作を全巻読破して、永遠にループして読み返しています。
わたしは、Kindleで買ったのをチビチビ読んでいます。

2020年の映画とか

映画は、コロナだからねぇ。といいつつ、良い映画が多かったです。

バイオレット・エバーガーデン

作りが王道ですよねぇ。でも、なんていうかテレビでの印象深いエピソードをからめながら、小さな人の一生の中での時代の変化と、それから数世代分の時代の変化というのをものすごく丁寧に見せてくれました。
「いや、生きてたんかい!」問題はあるんだけれど、なんというか、大団円になって欲しかったのであれで良かったのだと思います。あそこで、「みちしるべ」かかったら、全部赦してしまいます。
物語、特にファンタジーがなんのためにあるかというと、普段だと重たすぎたり陳腐になりすぎたりして素直に言えない言葉や行動が、すっと自然に示されるところにあったりするのではないかと思います。
オマケ冊子の「if」も、おもしろかったです。
実は、映画は、外伝とのつながりもほしかったんですが、まあ、外伝は外伝ということで。

ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語

まさにコロナの直撃(と、「鬼滅の刃」の直撃)をうけたということもあって、あんまり話題にならずにあっという間に公開が終わってしまったけれど良い映画でした。
普通の「若草物語」を知っている前提で、その先の物語を語っていこうという感じがするお話でした。この「知っている前提で」というところが、この映画の評価の難しいところかもしれませんが。でも、女同士の姉妹とか母親のものすごく密なところが出ていていいなぁと思いました。

鬼滅の刃 無限列車編

まあ、知ってる前提といえばテレビの続きの「鬼滅の刃」。今年の映画は、全部コレに持っていかれた感じですねぇ。
売れる要素は、ストレートなところなのかなぁと思いながら、これも、楽しめました。
10月から11月は、あう小学生、あう小学生がみんな、

「『鬼滅』見に行ってきた」

と、言っていて、あまりの人気にビビりました。しかも、うどんやの定員のおねえさんまでが、

「おもしろいですよ。わたし、2回行って来ました。」

と言ってましたからねぇ。
2回行くほどではないと思うけど、続きは見たいです。コミックスは、読むかなぁ……。読むには、無理のない長さですが。

クイーンズ・ギャンビット

Netflixでチェスのドラマ「クイーンズ・ギャンビット」も見ました。
これは、女優さんの顔がものすごく好きでねぇ。なんというか、いい目なんですよ。
映画は、ものすごく悲劇の予感を感じさせながら進んで、最後は……。いや、本当にあのラストは、想像以上の凄さでした。いい意味で、裏切られました。

ジョゼと虎と魚たち

年末の最後に行って来た映画です。
予告編の映像見たときから、コレは見に行かなければと思っていたのです。
ものすごく爽やかなファンタジーでした。でも、良質なファンタジーで、好きですねぇ。
その後、原作を読んで、原作のコンパクトさやそれでいて水の中にいるようなねっとりした(?あっさりもしているのですが、なんか不思議と空気に重たさがあるような感じ)にやられてしまいました。
うーん、「聲の形」と同じ雰囲気の話です。「聲の形」が高校生の話で、ジョゼは大人ということを考えると、原作の大人な雰囲気もちょっと入れて欲しかったかなぁとも思います。

でも、原作にはない劇中の紙芝居のストーリーがよくできていて、感心しました。ものすごい上手な着地の仕方。

2020年、よく遊んだゲーム

コロナのせいで、まったく対人では遊べていません。
うちに遊び相手がいるはずなのですが、まあ、テーブルが在宅モードということで、ボードゲームを広げるスペースがなく、全然、遊べていないのです。

ということで、オンラインで「ボードゲームアリーナ」で遊んでいることが多かったです。
今までは、オンラインで遊んだゲームは、基本的に、ボードゲームで遊んだ回数にはいれてなかったのですが、今年は、それも入れて記録しました。

オンラインで遊んだゲームを入れているので、けっこう毎年よりも多めにカウントされています。

さて、今年よく遊んだゲームは、1位「タルバ」、2位「バックギャモン」、3位「ロール・フォー・ザ・ギャラクシー」、4位「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」、5位「ぴっぐテン」となっています。
4位までが、ボードゲームアリーナでオンラインで遊んだゲームですね。5位の「ぴっくテン」は、コロナ休みに突入する前までに、子どもたちと遊んでいたゲームです。

ちなみに6位に「ドミニオン 夜想曲」が入っていて、これは、「ドミニオン 移動動物園」が出るということで、今のうちにしておかないとということで、集中してプレイしていたようです。
これも、緊急事態宣言の前かな。それから、きっと、緊急事態宣言後は「ドミニオンオンライン」で遊んでいたようです。

さて、来年はどんな年になるのか?
あんまり、明るい見通しはもてない今ですが、それでも、力一杯、楽しい年になるようにしていきたいと思います。

それでは、良いお年を。

  1. そのせいで、でこねぇさんが、興奮しすぎて腹痛で倒れるというハプニングもありましたが…。 []
  2. ちなみに、個数ではもう少し増えています。 []
  3. いや、目的を考えずにすぐに「しあわせになりたい」を選んだわたしが間違っている可能性も高いですが……。いや、しあわせになりたいじゃないですか。 []

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謎の彼女X11

卜部も、女友だちと恋バナをするようにまでなったかぁ。
けっこう「謎の」彼女ではなくなってきているかもしれない。

まあでも、そうやって見えてくるところも楽しいのかもしれません。

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銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー1

わたしたちが生きていくために必要な「松本零士」分を、最近、あんまり取っていない気がします。というか、主に島本 和彦を読んでその成分を摂取している感じがします。
さすがに、元気にマンガをかくというお年でねないかぁ。

でも、まだまだ、「ヤマト」も、「999」も、「ニーンベルグの指輪」も、続きを待っています。

最近は、「ハーロック」、そして、「999」と、別の人がかいていて、それを摂取してわたしたちは生きながらえてます。が、やっぱり、御大が生きておられる限り、本物をもとめてもいるのです。

ということで、「ANOTHER STORY」です。
番外編?といいつつ、3度目の旅だということで、お話としては、「エターナル編」の続きのお話なのかな。
でも、カノンさんとも、ヘルマザリアとも、鉄郎初対面みたいだし、うーん、もしかしたら、「アンドロメダ編」の続きで、エターナル編も、ここに含まれる形になるのかも。でも、終着駅は、「アンドロメダ」ってなっているんですよねぇ。

まあでも、わたしの知っているエターナル編は、途中で止まっていますからねぇ。その旅で、なんか時間を跳躍するような事件があったのかもしれませんが。

鉄郎は、原作版の鉄郎と、映画版の鉄郎が混ざったような感じです。悪くないです。

まあ、ナレーションの使い方は、まだ、御大の域には達せてない感は強いです。いや、誰にも無理です。
でも、楽しんでいます。