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子どもは授業で鍛える[増補新版] 鍛える国語教室12

世の中には、いろいろな分野で「名人」と呼ばれる人がいます。
国語教育では、この人。

この本のもとになった本をわたしは、10年ほど前に読んでいます。
そして、10年前よりも、今の方が、この本の主張がよくわかる気がします。

まあでも、なかなか真似ができなのが、名人です。

自分の中に、しっかりとした考えがある。
だから、厳しさだけでなく、優しさもでてくるのだと思います。

子どもは授業で鍛える (鍛える国語教室シリーズ)

野口 芳宏 / 明治図書出版(2005/08)


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子どもの知性を引き出す作文の書かせ方 教え方のプロ・向山洋一全集22

まあ、いっぱい赤ペン書くのがいいように思われているけど、赤ペン書いて返すのが遅くなるよりも、ひたすら毎日書かせた方がよいということかもしれませんね。

書かないところに、どんなプレッシャーを与えていくのかというのが重要になってくるかも。

まあでも、どんな素晴らしい教師に習ったところで全員が小説家になるかけでもないし、どんなに酷い教師に習ったところで書くヤツは書く、と。

コレ書いたら、教育の意味が、あまりにも軽くなるか……。

もっと、技術的な部分が必要な気がします。

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プロは一文で一時間を授業する 教え方のプロ・向山洋一全集21

この発問や、思想が、どこから生まれてきたのかというこに、わたしは、興味があります。

それから、1977年につくられたものが最高とするのならば、この業界は、その間、進歩していないのだろうか?
だとしたら、それは、悲しいことです。

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「授業研究」で教える力を伸ばす 教え方のプロ・向山洋一全集20

あんまり、本の内容とは関係ないのですが、自分の人気取りのために、なにかスケープゴートを作り出して叩くことは、改革とはいわないと思います。

というこか、本当にそこに、いい人材を集めよう、育成しようとするのならば、リスクばっかり増やして夢を持てない職業にしてはいけないはず。
金も、時間もかけずに、人を育てよう(そもそもそういう発想がないのか?)とするのは、不可能ではないでしょうか?

今までも、教育行政は、振り子のような動きでしたが、今回は今までで最悪・最大の振れ方だと思います。
5年後、10年後が、怖い。

それでも、実直に、自分のできること、自分の信じることをすすめていく。それが、自分の未来にも、子どもの未来にも、つながると信じて。

子どもと一緒にいる最長の時間「授業」こそが、もっとも大切な時間です。子どものいないところで、なにをしても、変わるのは難しい。

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総合学習・ボランティア授業の全てを創ったJVE 教え方のプロ・向山洋一全集19

なんか、いろいろと大変なことになるのは、何もかも一緒くたに全部をはじめようとするからだなぁと思った。

小さな小さな一歩でも、踏み出せるならば、それは意味のあることだ。

そういう意味で、やはり元気が出る本だと思います。