早川書房一覧

誤解していたこと

サンリオSF文庫総解説

ちょうどわたしが、SFを読み始めた頃に出てきたレーベルです。
SFといえば、ハードなのが早川書房と東京創元社で、アニメのノベライズ的な1っぽいのが、朝日ソノラマ。そして、角川書店とか新潮社に、日本のSF作家みたいな印象。そして、新潮は文学寄りで、角川はキャラクター寄りみたいな印象が残っています。正しいかな?まあ、今の記憶です。

で、わたしは、本の楽しさというのは、星 新一から知って、そっから、眉村 卓、平井 和正と日本の作家に広がって、ライトな方とハードな方の両方に行きました。そんなときに出てきたのが、サンリオSF文庫でした。

印象はねぇ、当時のわたしとしては、表紙があり得ないと思っていました。怖かった。特に、「ヴァリス」の表紙が印象に残っているのですが、見てはいけないものを見ている感じが強かったです。そんな中に、なぜか、竹宮 惠子とかマンガ家の表紙がある。
そして、値段が高い。なんか、けっこう薄い本でも、平気で700円とか800円とか、1000円超えとかしていた記憶が。
当時、高い文庫本でも、500円ぐらいでなんとかなったのに、サンリオだけは高かった。

ものすごく誤解していたのは、サンリオSF文庫って、弱小だと思っていたことでした。だから、けっこあうあっという間になくなっちゃったし、値段も高いのだと思っていました。
まさか、大資本で、めちゃくちゃな金額で翻訳権を買いまくっていたというのは、この本を知るまで知りませんでした。

この紹介を読むと、サンリオ亡き後も、けっこう、いい本は、後から他の出版社から出てますね。
アンナ・カヴァンの「氷」とかも最近出たし、フィリップ・K・ディックなんかもほとんど出てるのじゃないかな。ヴォンダ・マッキンタイアは、けっこう早くに出てた記憶があります。
よい本は、なんどでも蘇る。

でも、この1回目の翻訳がなかったら、その復活もなかったかもしれない。そういう文庫レーベルだったのだと思います。

  1. 今でいうラノベ []

そして、正伝へ

宿命の宝冠 グイン・サーガ外伝25

最初、オチがなんだ?と思ったのですが、これはこれで、この人なりの新しいグイン・サーガの世界を書いていくぞという宣言なのかなぁという気もしてきました。
そして、ここで書かれた全ての「外伝」を含んで、正伝を続けていく。これって、作家が2人いても、恐ろしく重いなぁ。

でも、好き勝手にというと変ですが、なによりも楽しんで書いて書いて、完結までいって欲しいです。


乱鴉の饗宴 上 氷と炎の歌4

第5部が文庫になりました。かなり前だけど。

そして、一気に読むぞと読み始めましたが、長い長い。今回だけで877ページ。そして、それが、第4部だけで「上」、「下」の2巻。第5部が、3巻です。
さらに、TVシリーズの「ゲームオブスローンズ」を見ているので、どのエピソードが起こって、どのエピソードがまだなのかが全然わからなくなってきています。
さらに、TVシリーズは、どんどん原作から離れていくからなぁ。あの話は、本だっけ、TVだっけとなっています。

まあ、それだけTVのイメージが、原作のイメージと重なっているということでもあります。

長いから苦痛かといえぱ、そんなことは全然なく、楽しのです。
心配なのは、完結するのかということぐらいですねぇ。


鬱の人の状況判断は、けっこう正しいらしい

不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

ダン・アリエリーの行動経済学のシリーズ第2弾です。
面白い。

でも、そう感じている割には、全然自分のなかに残っていなくて、この残っていなさかげんはなんだろうと思います。
まあ、頭はどんどん悪くなっている感じがしますが、それだけでなくて、やっぱり思い込みっていうのの強さもあるのだろうなぁと。1回思い込んだことを修正するのは、とても難しい。

実は、世界は不安なことがいっぱいで、鬱の人というのは悲観的な人ではなくて、状況判断が的確にできている人だという話があって、それはそうなんだろうなぁと思いました。そして、そういう人も(その人にとって良いか悪いかは別にして)、やっぱり世界には必要なのだと思います。


もって砂の如し

リアード武侠傳奇・伝 グイン・サーガ外伝24

改めて読みましたが、コレ、良いわ。好きです。
そして、この外伝すら飲み込んでいく正伝であって欲しいと思います。

それは、ものずこいプレッシャーかもしれないけれど。

なんだか、人間の世界にいるグインは、あまりノスフェラスのことが好きでないように感じるので、ノスフェラスのグインは、こっちのグインでいいのかもと思ったりします。