一の食卓3
永倉 新八は、明治期も生きていたみたいですね。
この人、沖田、斎藤よりも強かったっていわれているみたいです。
イメージとしては、年齢的にも、昔、不良(ヤンチャ)してたけどみたいな感じなんだろうか。
手塚 治虫の新選組。
あんまり期待せずに読んだのですが、けっこうおもしろいです。なんていうか、古くさくなくて、今風な感じ。
もっとストレートな新選組かと思っていたけれど、主人公のキャラクターは、オリジナルです。でも、近藤さんも、坂本 龍馬も出てきます。沖田と土方さんは、ただの乱暴者みたいな感じです(笑)
栗本 薫がこれに影響をうけたという話を読んだ気がしたけれど、あとがき読むと、萩尾 望都だったみたいです。
栗本 薫も、なにかで書いてた気がするけどちがったかな。
確かに、なんていうか人を引きつける色気が、キャラクターにも、お話にもあります。
豆知識本。
まあ、学術的な者よりも、人物への思い入れたっぷりのものの方が、おもしろいと思います。
そういう意味では、これは、割と冷静なタイプで、おもしろみには欠けるかも。
ダンダラをあんまし着てなかったというのが、ちょっとショック(笑)
これて、ひとまず終了。
狼は、ひなたから、ふさわしい闇の中に。
これからの新選組は、斬って斬って斬りまくる。
主に、その刃は、自分の方に向けられていることの方が多かったみたいです。
しかし、お梅さんまで一緒に、斬っちゃったのは、ビックリしました。
覚悟……なんだろうなぁ。彼なりの。
史実かどうかは別として、この物語の中の彼なりの。