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三国志6 赤壁の巻

「三国志」のクライマックス中のクライマックス。
周瑜が残念な感じ。
でも、解説を読んでいると、これでも破格にかっこいい周瑜だったみたいですねぇ。

最近に近くなればなるほど、どんどん周瑜のかっこよさも、アップしている様です。呉ファンの力か?

わたしは、「時の地平線」や、「天の華・地の風」の印象が強いので、周瑜というと軍師というよりは軍人よりの孔明より年上で落ち着いた感じのイメージのキャラクターです。

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どんくさいおかんがキレるみたいな。 方言が標準語になるまで

松本 修の言葉シリーズ、第2弾。
「全国アホ・バカ分布考」は、どっちかというと「アホ・バカ」という一般的な言葉が中心でしたが、こっちは、どんどん変化していく流行語がメインです。まあその流行語の中でも生き残ってずっと使われていくような言葉ですね。
時代的に、取り上げている言葉が、自分とドンピシャなので、面白かったです。

たしかに、わたしの使っていることばって、テレビの影響をモロかぶりしていますねぇ。

まぁ、ウチは「おかん」とは言わずに、「おかあはん」なんですけどね。でも、兄弟は「おかあさん」と呼ぶので、これは多分「じゃりン子チエ」の影響。

言葉が変わってしまうと、以前はどう表現していたのかわからなくなってしまうことってあります。
「ゲットする」なんて言葉は、あきらかに「ポケモン」からうまれた言葉だと思うのですが。「手に入れる」とか言っていたのかな?今では、「ゲットする」の方がしっくりする気がします。

意味が、微妙に変化していく様子も、なかなか興味深かったです。

思わず、人に話したくなる知識です。

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三国志5 孔明の巻

いよいよ、孔明登場。
ということで、孔明の巻。
でも、前半はほとんど関羽が劉備を探してすれ違うお話です。孔明が出てくるのは、この間のもう最後です。

新潮文庫版の三国志が全10巻なので、本当に丁度真ん中から出てくるんですねぇ。

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三国志4 臣道の巻

あぁ、楽しい。
多分、始めて読んだときよりも、ずっと楽しい。

多分、歴史物って、そういうある程度の知識を必要とする物なんだなぁと改めて思いながら読んでいる次第です。

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三国志3 草莽の巻

このあたりから、劉備が全然出てこなくなって、呂布の動きも見えにくくなり、なんか知らん人ばっかりでちょっと中だるみな感じを感じたような記憶があるのですが、今、読んでいると、知っている人ばっかりというか、けっこう有名人ばっかりでているなぁと……。
昔は、人形劇以外で「三国志」しらなかったので、読むための基本的な教養が足りていなかったというのが良くわかります。

知れば知るほど面白くて味があるのが、歴史小説ですな。