千と千尋の神隠し ジブリの教科書11
消えたので、書き直しです。
実は、この前まで「千と千尋の神隠し」って、通して見たことなかった。
で、今回これを機会に見てみたのですが、おもしろいんだけど、中身はあんまりないなぁという感想です。いつもの宮崎 駿ですよねぇ。
知り合いに、メチャクチャ、カオナシのことが好きな女子中学生がいました。
それも、ちょっと理解した。
嘗めてた。
これが、つくられると話を聞いたときも、公開されたときも、なんで今頃、ジブリが「おじゃまんが山田くん」をとか思っていました。
そんなんじゃない。これ、アニメの「じゃりン子チエ」に匹敵する名作です。
そして、これでやりたがっていたことが、「かぐや姫の物語」で完成する。そういうながれの物語です。
あと、宮崎 駿の物語は、シネマ・コミックではおもしろくないけれど、高畑 勲の物語はシネマ・コミックでも、充分おもしろいんですよねぇ。その発見があった1冊です。
これだって、動きはものすごく重要な要素を占めているはずなんですが、シナリオがしっかりしているというのは、こういうことなんだと思います。