教育一覧

あの子の世界の見え方

子どもの精神科

お悩み相談のようなものを想像していたのですが、発達障害についてのよい本でした。

ただ、通院してこなくなった患者は、基本、ほったらかしな感じがして、それは仕方ないのだけれど、それはそれで、医者というのは、気楽な商売だな~と思ったりもします。
そして、逃げようのない「教育」に、割とまるなげしようとしていないか(笑)
まあ、逃げようがないからこそ、なんらかの効果も期待できるのかなぁと思ったり、また、期待されると権限も持っていないことだけど、教育というのは応えようとして無理をするんだろうなぁと思ったりします。

まあ、どんな仕事でも、楽な仕事はないということは、知っているんですけどね。
実は、1番大切なのは、協力体制で、でも、協力体制を作っていこうとすると、圧倒的に、時間の余裕というのが必要なんですよねぇ。
そのあたりの体制を作っていくのが急務かも。
そして、それはもしかしたら、教育委員会とか、文部科学省とか、そういう偉い人たちが作ってくれるのではなくて、自分で、勝手に考えて時間を作り出していく方法をとらないといけないのかなぁ。

……こら、精神科にお世話になるのは、子どもだけではすまんなぁ……。


とことん

やけっぱちのマリア 手塚治虫文庫全集

手塚 治虫の性教育マンガ。
といえば、わたしの世代は、アニメの「メルモちゃん」のイメージが強いです。よく見てました。

「他の破廉恥マンガとは違うのだよ」よ言いながら、出てくるアイテム(?)は、一番、エゲツナいんじゃないかと思います。そして、それがマリアの本体……。
よく、これ許されたな……すげぇ。

やるときは、とことんまで。それが、手塚クオリティ。

SFテイストもちょっと入ってます。
あと、雪杉さんの顔は、けっこう好き。


子どもへのまなざし 人へのまなざし

完 子どもへのまなざし

わたしのバイブルである「子どもへのまなざし」完結編です。

今回は、自閉症スペクトラムについてが中心でした。
もしかすると、私たちは、「わがまま」という言葉の意味そのものを考え直さなければならないのかもしれません。

なんか、当たり前のように言われて、常識として流布されている素人の教育が、実はわたしたちの子どもたちを生きにくくしているのかもしれない。

最近、わたしがよく思っていることは、「他人はかわらない。変えることができるのは自分だけ。」ということ。
他人を変えるのに、汲々となるのではなく、変わるべきは自分かも。
もしくは、どうしてもうまくいかないならば、その人からはなれるというのが正解のような気がします。


理想を追って

子どもの活動を最大限に引き出す「向山型行事指導」 教え方のプロ・向山洋一全集37

こういうのは、実際に目で見てみないと結局イメージできないかも。

まあ、頭の中でイメージするだけでも、イメージしないよりはずっとましですが。

まず、大事なのは、これが出来る「本物」がいるということを信じることだな。
そして、それは、真似ができない物ではないと信じること。

そうすると、宗教のレベルになってくるけれど。ある意味、教育って、そんなもんか?
若干、それはいやだなぁと思う自分もいる。


正しい経済行動

経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ 増補改訂版

おもしろい。

教育的で、ある意味、読者をどこかに導こうとする意図が見え隠れするのはたしかなのですが。でも、「正しい状態」とは、こういうものであるということを知るのは、確かに大切なことだと思います。

今まで、株の本ならば、「どうやったら株でもうかるか?」という話は聞いたことがあったけれど、どうして株ができたのかとか、株を買うとはそもそもどういうことなのかということは、ほぼ知らなかったなぁと実感しました。
どうしたら「儲かるのか」という株とのつきあい方が書いてあるのではなくて、どういう株とのつきあい方が「正しい」のかが書いてあって、これは、目からウロコだ。

……多分、授業では、ならったはず??ならったかな?

世界中のほとんどの人が、「正しい動き」をすれば、経済の世界は正しくまわっていく。ですが、今の情報化時代。
「おいしい動き」は、けっこう簡単にみんなの知るところになり、みんながそれをすれば、メチャクチャになってしまう。そして、現に、けっこうメチャクチャになってしまっている。

じゃあ、どうするの?自分は正しい動きをして、甘い汁を一部にすわすのか?
本当は、それが、全体をみれば正しいような気もします。でも、人間は、自分が損をしてでも、相手においしい思いをさせたくない生き物ですからねぇ。

その辺りが、これからの人類とか、日本とか、大きく見たときの課題になっていく気がします。
ものすごいモラルか求められるか、それとも、滅びるかみたいな。

他人が、悪いことして甘い汁を吸うのに対して寛容であるモラル。難しそうだ。