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日本教育史最大の出口論争から向山はデビューした 教え方のプロ・向山洋一全集18

ちょうど、小学校5年と6年のときの担任の先生が、出口の問題について、小学生の僕たちに話してくれていたのを思います。

今から思うと、すごく勉強されていた先生だったんだなぁ。

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こういう遊びは、「鬼ごっこ」しててすら「鬼がかわいそう」とか言われちゃう現代の子どもたちには、難しいかもしれませんね。

でも、守られた「遊び」のなかで、交代でこういった残酷なことを経験しておくことというのは、本当はすごく大切なことのような気がしているこのごろです。

「温室育ち」というのは、僕らの子どもの時代には、マンガのなかのお金持ちというイメージがあったのですが、クーラーがここまで普及して、自分自身もクーラー漬けな毎日を暮らすようになると、ひ弱いのが当たり前になってしまいます。

体と同じように、心も温室育ちになっていないかな?
すぐに荒れたり、キレたりするのは、環境が温室でないことに気づいて、それに過剰に反応している状態ではないのかな?

むごい教育の話をちょっと、思い出しました。

幼い竹千代(後の徳川家康)は、今川義元のもとへ人質として送らときの話。。
今川義元が竹千代の世話係に言った言葉が「むごい教育をせよ」だ。
世話係が「むごい教育とは?」と問うと・・・
「寝たいときにはどこでも、どれだけでも寝かせよ。
 欲しがるものは、全て与えよ。
 食べたいものは、好きなだけ食べさせよ。
 学問が嫌いなら、させなくてもよい。
 何事も好き勝手にさせよ。」

 人狼ですが、ロシアの伝統的な遊びらしいよという情報を奥山さんからいただきました。ネットで検索して見るとそのようですので、訂正させていただきます。
つらつらとネットを見ると、その話と鈴木銀一郎さんと遊んだ話は、別の話だったようです。わたしの記憶違いで、鈴木銀一郎さんが「ロシアのゲーム」と言っていたという表現になっていたので、訂正します。

さて、今日は午後から、第2回「ゆうもあゲーム会・京都」に行ってまいります。

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プーおじさんの子育て入門

なんで、独身男性が、「子育て入門」なんて読んでいるのかというのは、置いといて(笑)

木のおもちゃと絵本のお店「百町森」の店長さんのエッセー集です。
子どもの世界は、いったいどうなっているるのか?を本当に気にしていることがわかります。
たとえば、大塚英志の本なんて、本気でそういった情報を集めようとしていなければ、読まない種類の本だと思うわけです。

そういった意味で、学校や、幼稚園の教師も、教育に携わるものとして、おもちゃ屋さんに負けないぐらいの努力をしてほしいなぁと思います。

もちろん、こういったこだわりをもったおもちゃ屋さんの努力というのは半端じゃなくて、それに負けないとなるとなかなか大変だと思いますが。

目が子どもの成長にむいていて欲しいわけですね。

プーおじさんの子育て入門

柿田 友広, 相沢 康夫 / エイデル研究所(1997/11)


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シュタイナー教育と「四つの資質」 シュタイナー教育に学ぶ通信講座4

うーむ。わたしの気質は、「胆汁質」と「粘液質」の両面あるかな。

最初読んだときは、「憂鬱質」だと思っていたのですが、「痩せています」、「小さくて綺麗な字を書きます」というのは、明らかに違う(笑)
きっと、「幼い頃から自我に目覚めています」とか「物事の深い意味を知りたいと思います」とかいう文章にあこがれて選びたくなっただけでしょう。

でも、「胆汁質」と「粘液質」は、正反対の気質なのだそうです。

で、小さい頃、小学校の通信簿になんて書かれていたかを思い出す。

「落ち着きのない子で……」

多血質?いつも明るく愉快なチョウチョ?
これは、違うと思うのですが……。
「なんにでも興味をもち、夢中になりますがすぐ忘れます」
「印象に左右されやすく……」
あぁ。これや。

そして、正義感と使命感はあんまり無い(笑)
だから、「胆汁質」ではない。

ということで、しっかり見てみると「多血質」と「粘液質」の様です。どっちかというと、「粘液質」の方が強いな。

このあたりの子どもの理解のしかた、そして、接し方は、経験の上からいっても、本当に正しいものだと感じました。

もうちょっと、勉強してみましょう。

シュタイナー教育に学ぶ通信講座 (4)

大村 祐子 / ほんの木(1999/12)


西平直,読書シュタイナー入門,シュタイナー教育,教育,講談社,講談社現代新書

シュタイナー入門

これと、シュタイナー教育のブックレットを何冊か読んで思ったのは、シュタイナーの思想というのは、「人間を健全なイメージ(物語?)のなかで理解していこう」という考え方なのかなぁ。

そのイメージが、ほんとうに「科学的に、客観的に見て正しいことである」とシュタイナーは信じていたようですが、わたしたちにとっては、「そういうイメージを持つことによって、どんな影響が生じてくるか」の方が大切な気がします。
まぁ、だからといって、「そういう影響」を生ずる手段として「そう考える」というのは、本末転倒なわけですが。

ただ、それをイメージとか、懐疑的に呼んでいる限り、本当の効能というのは、少ないのかもしれませんが。

すべてのことに意味があるという考え方は、人が生きて行くにあたって、とっても大事な考え方だと思います。

シュタイナー入門

西平 直 / 講談社(1999/06)