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おしゃれパーティ

今回のゲーム会で、1番衝撃的だったのが、このゲームでした。
想像を絶するゲーム(笑)

小さい女の子たちが、テーブルを囲んでこのゲームをしようとしていました。

「おっちゃんも、一緒にしよう」

「おっちゃん、このゲームしらんけど」

「簡単やから、大丈夫」

「何人でできるの?」

「何人でもできるよ」

とこんな感じで誘われました。

「おしゃれパーティ」は、お店によっては、「てんとうむしのパーティ」や、「てんとう虫の舞踏会」などの名前で販売されています。

主人公は、8ぴきのテントウムシです。
このテントウムシ、五つ星テントウムシです。で、はじめは星の色が1つだけなのです。
だから、赤い星のテントウムシがいたり、青い星のテントウムシがいたりします。
今日は、舞踏会の日なので、このテントウムシたち、オシャレして出かけたいわけです。
それで、友だちと星を交換します。
でも、気のあった友だち同士でないと交換できません。

このテントウムシ、実は口のところが磁石でできてまして、顔を近づけるとくっつくテントウムシと顔をそむけちゃうテントウムシがいるわけです。

そう。ひっついたテントウムシ同士は、星を1つずつ交換できます。顔をそむけちゃったテントウムシ同士は残念ながら、交換できません。
こうやって、全部の星が色とりどりになったテントウムシは、舞踏会に出発できるのです。

こう書くと、自分がテントウムシの1ぴきになって、人よりもはやくオシャレして、パーティに向かうと思うでしょう?
わたしは、そう思いました。
でも、それは、自分勝手な大人の考えなんですよ(笑)

このゲームには、自分の担当する決まったテントウムシはいません。
どのテントウムシを動かすかは、ルーレットで決めます。
プレーヤーは、ルーレットが指し示したテントウムシを持って、ほかのテントウムシのところに行って、オシャレできるかどうか試します。

もっというと、このゲームは、プレーヤー同士で競争しません。
プレーヤーは、全員でテントウムシ全員が全部オシャレできることを目指します。

同じ目的のために力を合わせて進んでいくプレーヤーたち。なんて、美しいんだ(笑)

えー、それじゃあ、ハラハラドキドキがないじゃと心配している方。
それがしっかりあるんです。
どのテントウムシを動かすのか決めるためのルーレットですが、ここには、ちょっとした落とし穴があるのです。テントウムシは花びらの上に載っていて、針が花びらを指せばよいのですが、花びらと花びらの間には、小さな隙間があります。もし、針がその隙間を指すと、なんと、テントウムシではなく、アリが、舞踏会に向けて出発するのです。

テントウムシ全員がオシャレして舞踏会に出発するのが先か?
アリがならんで舞踏会までたどり着くのが先か?

プレーヤー、全員で勝利を得るか?
全員で負けてしまうか?

そんなゲームなのです。
だから、カプコンの出している「指輪物語」のゲームシステムを知ったときと同じぐらい衝撃的でした。

ゲームは、ほのぼのと始まります。

磁石くっつけるとこは、どう見ても、キス。
一緒にあそんでいる子どもたちは、こんな古い歌知らんやろうなぁと思いながら、口からでるのは、あの名曲。キテレツ大百科。

「はじめてのチュー♪」

思わず歌ってしまいました。
女の子が、高学年ぐらいになると、セクハラになるかもしれません(笑)

「……きみとチュー♪」

ととなりの子は、続けてくれました。
し、しってるの?
さすが、藤子不二雄大先生。

でも、

「赤 青 黄色の 衣装をつけた テントウムシがしゃしゃり出て♪」

と歌っても、だれも歌ってくれなかったという……。
こっちの方が、有名とちゃうのか??

後半、出るときは連続で出るアリさんで、

「キャー」

という悲鳴が聞かれましたが、なんとか、全員オシャレ完了。
舞踏会に間に合いましたとさ。

ということで、7日間にわたって、お送りしました「2月のうつぼゲーム会」レポート、終了でございます。
これが、すべて1日の出来事なのですから、なんとも密度の濃い1日であるのがわかると思います。
これでも、まだまだ省略しているのですよ(爆)

そんなこんないっているうちに、もうすぐ3月のうつぼゲーム会です。
3月のうつぼゲーム会は、3月30日(日)に行われます。
3月は、「伝統あそびで楽しもう」というスペシャルイベントを講師の方をお招きして行います。

ぜひぜひ、ファミリーでのご参加をお待ちしています。

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イエローサブマリンをみつける

えーと、そういえばこの話も、まだ完結していないことに気づきました(爆)
「大阪物語」までつながって完結する予定なので、あともう少しなのですが、書こうと思っている内に、子どもたちとのゲームを遊んでいる様子を書くのが楽しくなったので、ちよっと横においてけぼりになっていました。

もともとは、「ボードゲームはじめまして物語」は、なんでこのWebサイトをひらこうと思ったのか、そのあたりのことを詳しく書いて、「Welcome」とか、「About Me」みたいな感じで自己紹介のページを作ろうと思っていたのです。

でも、書き出すと長くなって、いつ掲載できるのかがわからないので、

「あー、もういいや。毎日掲載して、ちょっとずつ書いていけば、そのうちたまって終わるだろう。うん、毎日、ちょっとずつ更新がある方が、見ている人も、毎日来てくれるだろう」

という大変いい加減な見通しの元に始められました。
ほんとうに、このサイト、色々フラフラしているのがよくわかります(笑)

だいぶん、時間がたっておりますので、前に書いたことと矛盾をきたしてしまうところもありませんが、笑ってあきらめて(?)ください。
あんまり、記憶力ないんです。

さて、Webで、カプコン「カタン」や、「指輪物語」を購入したところまでを話しました。

で、「安田均のボードゲーム大好き!」という本が出版されて、手に入れた話をしたような気もしますが(笑)、よく考えたら、この本もそんなに簡単に手に入らなかったのを思い出しました。

わたしが、普段本を探しに行く大きなお店は、京都四条にある「ジュンク堂」と、ちょっとマニアックなものは、「ブックストア談」で購入していました。

「トレインレイダー」も、「談」で購入できたので、きっと、「安田均のボードゲーム大好き!」も「談」にあるだろうと、トイザらス通いとともに、「談」通い(といっても、2週間に1回ぐらいのわりでしたが)をしていたのですが、いっこうに入荷する様子がなかったのです。

そんなときに、インターネットをネットサーフィンしていて、

「ファミリーで子供と遊ぼう」や、

「たのしくあそぼうてーぶるげーむ」

「Table Games in the World」

「The Game Gallery – ボードゲーム総合サイト」

「わんこのページ」

など、今、「あ・そ・ぼ」のリンク集にあるいろいろなサイトのことを知ったのでした。

特に、衝撃的だったのが、「ファミリーで子供と遊ぼう」のページで、この影響で、わたしの子どもたちと遊ぼうという方向性が決まりました。

それらのサイトから、「メビウス ゲームス」のことを知り、「メビウス ゲームス」の「ゲームショップリスト」から、「イエローサブマリン」にたどり着いたのだと思います。

でも、今、「ゲームショップリスト」を見てきましたが、「イエローサブマリン」にはリンクはってないし、京都店のことも載っていないなぁ……。
まだ、なんかミッシングリングがあるような……。
多分当時は、「イエローサブマリン」のページにりんくがはっていたんではないでしょう?そして、新しくできた京都店のことが紹介されていた。

それを発見して、

「お、京都に売ってそうなお店があるじゃないか!!」

ということで、「イエローサブマリン 京都店」に出かけていったのでした。

そして、そこで見たものは!!
まずは、「安田均のボードゲーム大好き!」を最初に手に入れたのを覚えています。

今日の文章は、リンクだらけです。
それだけ、色々な人の力があって、今のわたしが形作られているというのがよくわかります。

感謝。

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2月15日(土)。
突然思い立って、京都は宇治市のKID’S いわき ぱふへ行くことを決意しました。

KID’S いわき ぱふのWebサイトから、周辺の地図を出して印刷して、地図で確認して、レッゴー。

自動車で行きます。ナビには、今日もヒマな妹さん。でも、ナビゲーターとしての能力は、ほとんどゼロです。さすが、りんの一族です。

京都の小倉に伯母の家があります。たしか、そこって観月橋に近かった様な気が……。

それぐらいの前知識で、いきなり自動車に乗り込むところが、方向音痴の証拠です。

「とりあえず、伯母さんの家の方に行くね」

ブッブーと自動車は走ります。
伯母さんの家にも、もう2年ぐらい行っていません。
あら不思議。京都に入っていきなり、道に迷ってしまいましたよ。

「あれ?小倉って、こんなに遠かったっけ?」

「道こんでるから、そう思うだけとちがう?」

「でも、もうこのあたり、『宇治』っていう看板が出てるんですが……」

おかしいですねぇ。小倉を通って宇治に出る予定だったのに、小倉を全然通らないうちから、もう宇治に着いたと看板がいうのです。
まったく、こまった看板だ。

けっこぅ細い道を行きますと、観月橋という看板が。

「観月橋あったぞ。地図見て、地図」

「わたしたち、橋のどっちから来たの?」

「宇治橋、わたってええんか?わたるぞ」

「えっ、ちょっとストップ」

こういう状況のときが、1番事故にあいやすいので、注意しましょう。
とりあえず、宇治橋を渡って、第一ホテルの駐車場に車をおいて、地図を確認。

「わかった。ばっちりやで、りんちゃん。もう、すぐそこや」

すごい。奇跡です。一発で目的地に着いたようです。
なんで、小倉を通るという過程が間違っていたのに、素直についたのか?
それはもう、方向音痴というマイナスと、小倉を通るという過程の間違いのマイナスが、かけあわさってプラスになったとしかいいようがありません。
まぁ、いいや。ちゃんと着いたんだし(笑)

「KID’S いわき ぱふ」は、自動車一方通行の商店街の中にあるお店です。自動車は、商店街の駐車場に止めて、お店に行きます。
本屋さんの隣の大きなお人形のおかれたお店で、看板も大きくでています。

中にはいると、本と木のおもちゃがたくさんおいてあります。
ズカズカと入ると、妹が着いてきません。
??

「すいません、お客様。はきものをはきかえてお上がりください」

お店の方にいきなり注意されてしまいました。
このお店も、入り口でスリッパにはきかえないといけないのでした。

「いやぁ、下駄箱があったからどうしようかと」

と妹。

「しってんにゃったら、言ってくれよ~(泣)」

気を取り直して、靴は着替えてお店にゴーです。
お店の中は、特にすごい数の絵本です。
お店の方が電話の対応をされています。
なになに、お手玉のことがラジオで取り上げられてから、お手玉がすごく売れて、売り切れ状態だみたいな話をされているようです。

入り口付近には、ハンマー・トイとかがあります。
妹は、そういう乱暴なオモチャは、大好きなようです。ハンマーを振り回したり、吊ってある木のモービルをはじいたりしてめずらしそうにしています。
でも、わたしは、キョロキョロ。

ボードゲームとか、カードゲームは?

奥まですすむと階段があります。階段のところにも、所狭しといろいろな子育て関係、絵本関係の本が置いてあります。
上は、物置かな?のぼっていってもいいのかな?

木のおもちゃも、最近大好きになりつつあるのですが、これだけだったら、来た甲斐がありません。

「あのー、ボードゲームとか、カードのゲームを探しているのですが?」

とお店の人に尋ねると、そういったちょっと年上の子ども用のおもちゃは、2階にありますよとのこと。
2階にレッツゴー。

2階。
2階は、パラダイスでした。

「ど、どうしよう」

「どうしたん?」

「お金がたりない」

「まだ、買うもん決めてもいやへんやんか!」

だって、ざっと棚を見渡しだけで、「カヤナック」はあるわ、「ディスクショット」はあるわ、「枝のゲーム」はあるわ、「ノエ」はあるわ、「ダイナマイト」はあるわ……。
あぁ、「リーチ」までおいてある。

棚の前で、

「うっ」

と、うめいているわたしを見かねて(?)、お店の方が来てくださいました。

「あの、何歳ぐらいのお子さんがおられるのですか?」

きた。いつもの質問。

「えーと、小学校1年生ぐらいなんですけどね」

多分、妻だと思われている妹が隣で爆笑を押さえていますが、最近、この言葉がスラスラ出てくるわたしです。
平気で、嘘をつく人々?
だって、嘘じゃないもん。

なんと、一番奥の棚は、見本の棚だそうで、自由に遊んでもいいのだそうです。
子ども連れのお客さんが、わたしたち以外に1組。見本の棚から、色々出して遊んでいます。

わたしたちも、いくつか、カードゲームを教えてもらいました。
やっぱり、こういうお店に働いておられる方は、自分の売っているものに対して、誇りと愛情を持っておられるのだなぁと感じる一瞬でした。

「これは、わたしのオススメなんです」

と紹介していただいたゲームが、「かしこい農夫」でした。

それから、「ピノキオ」、「メルヘンカルテット」などを実演しながら紹介してくださいました。
「メルヘンカルテット」は、「YELL」というお店で手に入れていたのですが、あれ以外にも種類がいろいろありました。探してみたら、しってるお話ばかりのカードもありそうでした。

妹もあとから、

「お店の人のお気に入りがあるってすごいなぁ」

と言っておりました。

「ちょっと、テレビゲームのおもちゃ屋さんとは違う感じでしょ」

と言うと、

「うんうん」

とうなずいておりました。

一通り、多分20分ぐらい説明していただいて、棚を探して買うものを考えます。

イメージとしては、ボード1つとあとカードがいくつかほしいなー。

ボード。「ディスクショット」、「カヤナック」、「すすめコブタくん」、「枝のゲーム」……。もうすでに、予算オーバーです(笑)

「カヤナック」と「枝のゲーム」は、予算オーバーになるので、今回はパス。
「すすめコブタくん」は、サーカスをしているコブタくんがあまりにもかわいいので、購入決定。でも、家帰ってから、ゲーム中はサーカスしないことが判明して、ちょっとショックを受けました(笑)
「ディスクショット」は、こういう体動かし系のゲームを持っていないので購入。

次は、カードゲーム。
まずは、ハバのリトルゲーム「ニャーニャー」購入決定。ハバのリトルゲームで、ネコだから(笑)。
「ダイナマイト」と「ノイ」だったら、数字が増えていく「ノイ」の方がいいよなぁ。
「コンツェルト・グロッソ」は、ほしかったゲーム。「ラーのリファレンス」があった場所と同じところに「コンツェルト・グロッソのリファレンス」もおいてあったよなー。
「メルヘンカルテット」の生活のヤツは、けっこう誰でも出来そうだったよなー。
「妖精さがし」もいいなー。でも、「動物さがし」は、お店の方に紹介してもらったよなー。
あぁ、でも、オススメと言わはったゲームは、「かしこい農夫」だぞ。

どんどんどん、と机の上にカードの箱が積み上がります。

「ハウマッチ?」

「うーん、○○円ぐらい」

妹は、方向音痴ですが、計算は速くて正確です。やっててよかった公文式。

「思いっきり、予算オーバーしてますなぁ」

「今日の映画が見に行けへんようになるほど買ったらあかんよ」

その日は、「指輪物語 第二部 二つの搭」を夜に見に行く予定の日です。

なくなく、減らします。
ジェスチャーゲーム、「コンツェルト・グロッソ」。
オススメゲーム、「かしこい農夫」。

品物持って、レジに。

チーン。

「ありがとうございました。
オモチャのこと、たいへん、お詳しいんですねぇ」

調子に乗って、知ってるゲームは、妹に解説しておりました。それを聞かれたらしい。

「えっ、ええまぁ。し、仕事がらかな…」

また、となりで妹が笑い死にしかけています。
どんな仕事やねん。おもちゃ屋か?すわっ、ライバル?

というような感じでしたが、品揃えも豊富で、とってもよいお店でした。
1階にも、子どもたちが遊ぶスペースがあって、家族連れが見られました。

「あれ、2階に直接上がる階段があるやん」

「でも、ドアのところ、1階から入ってくださいって書いてあったよ」

本当ですか?

帰りしは、「大津」という看板の方向へ。
行きしなには通ったことのない、山道に入っていきます。

「ほんまに帰れんのか?」

「大津って、書いてあるやん」

「奈良県大津とかとちゃうやろなー」

なんと、南郷のあたりに道はつながっていました。

「YELLにもよって帰るか?」

「あぁ、あの椅子」

ちょっと、思い出してうっとりしています。

「でも、第2、第3土曜は、休みやったんとちゃう」

その通りでした(笑)

お給料もらった、また行こう。
ということで、無事に家に帰り着きました。

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朝から、京都宇治のKID’S いわき ぱふへ行ってきました。

2階建ての大変大きなお店で、絵本とおもちゃが満載でした。

「りこうなバウワー」
「ニャーニャー」
「コンチェルト・グロッソ」
「すすめコブタくん」
「ディスクショット!」
などを購入。

でも、欲しいもの半分も購入できてないよ~~。

これから、「指輪物語」の第2部の映画を見に行きます。
で、今日の更新はコレだけです。

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トール

さて、このお話も、予定ではあと2日で最終回です。
ただし、木曜日と金曜日は、仕事の関係上、なぜか船の上にいますので、はたして日記をアップできるのかどうかわかりません。
荷造りがあるから、明日も無理かな?
うまくいったら、船の上から、レポートをしたいと思います。
あんまり、期待せずにお待ちくださいませ。

さて、今回のゲームは、「トール」です。
トールといえば、北欧神話の雷神。
ファンタジー好きですので、わたしの辞書では、「雷神」と漢字で書くと、「トール」とルビがふられてしまう感じです。

さらに、マーヴル社のアメコミが好きということもあって、「トール」といえば、「マイティ・ソー」です。
魔法の金槌ムジョルニアで、敵をバッコンバッコンたたいてやっつけてしまうあのスパイダーマンや、Xマンの親戚(みたいなもの)です。

今回、ゲーム内容を思い出すためにWebで検索をかけるとき、「ソー」でかけたらいいのか、「トール」でかけたらいいのか、一瞬わからなくなってしまいました。
「トール」「カードゲーム」で、検索をかけると、「真・女神転生カードゲーム」の「悪魔トール」と、トールキンの指輪物語の世界を再現したカードゲームとかいうのばっかりでてきて、さらにわたしの混乱に拍車をかけるという。
けっきょく、「名古屋EJF」のページに載っていました。

正しいの名前は、「トール」です。
これも、けっこういいなぁ、ほしいなぁと思ったゲームです(題を忘れていたくせにというツッコミはしない)。
わたしは、短くて、軽いゲームをさがしているので、カードゲームとかに対しては、けっこうひいき目に見る傾向があるかもしれません。

まず、すごくカードがきれいでした。神様のイラストとかが描いてあるのですが、これもすごく親しみやすい絵です。
親しみやすい絵の基準は、人によって違うと思います。りんは、マンガやアメコミ好きということも考慮に入れて、文章を読んでください。

今回は、基本ルールで遊んだのですが、ルールが簡単なのに、なかなか頭も使います。

カードは、神様カードと供物カードにわかれています。
神様は6柱いて、神様カードは、種類ごとにわけて表をむけて山にします。
供物カードは、カードの色によって、どの神様用の供物なのかが決まっています。供物カードは、各プレーヤーに均等になるように配ります。

自分の手番がきたプレーヤーは、自分の手札のなかから、1枚の供物カードを対応する神様の前におきます。そして、好きな神様カードの山から1枚カードを取ることができます。
そうやって、どんどん、神様の前に供物をおいて、神様カードを取っていきます。
人気のある神様カードは、なくなってしまうかもしれません。その場合は、その神様カードは取ることができません。
そして、どれかの神様の前に、6枚の供物カードがおかれると、その時点でゲーム終了になります。

供物カードには、その供物の価値が数字で書いてあります。ゲーム終了の時点で、出された供物カードの山の1番上のカードの数字が、その神様の1柱の得点です。
神様1柱の得点に自分が取った神様カードの数をかけあわせて、すべての神様の分を合計したのが、自分の得点となります。

ようするに、ゲーム終了時に点数の高い供物を出されていた神様カードは、価値が高くなるということです。その神様をたくさんもっていたら、ラッキーです。
逆に、ある神様1柱について、せっかくたくさんカードを集めていても、ゲーム終了時に点数の低い供物が出されてしまったら、全然、点数になりません。

とりあえず、ゲームを。
まず1回戦目は、どんなゲームがわからないので、様子見です。
とりあえず、フレイヤ様のカードが美人なので、いろいろ供物をだして、フレイヤ様のカードを集めてみる(笑)。

「トールは、タイトルになったのに人気ないなぁ」

どうやら、このゲームは、昔別のタイトルで出されていたゲームのリメイクという話でした。
そのころから、トール神は、人気がなかったのか?
逆に、フレイヤ様は、結構人気のカードでした。
1回戦目、そこそこの成績。

2回戦目。
前回のフレイヤ様のように人気のある神様は、けっこう偏るようです。みんなが取っている神様は、みんな点数が低くなることを嫌うので、最後の最後に低い点数をおいて、ひっくり返されるということは、少ないだろうということに気づきます。
ちょっと、みんなの取る神様カードを頭に入れながら、プレイします。
もう一つ、考える要素は、自分の手札。手札に、極端に数字の大きな供物や、極端に数字の小さい供物があった場合は、一気に逆転をねらえる(もしくは、誰かをどん底に落とせる)可能性があるということです。
そして、同じ神様ための供物カードが偏っていれば、その神様に出す供物の数を自分が制御しやすいわけです。
うーん。人と同じことをやっていても、真ん中ぐらいの順位にしかなれません。

3回戦目。
たくさんの人が取っている神様カードを保険にしつつも、自分が大きい数字の供物カードをもっている神様カードも、取っていきます。
神様の前の供物が、4つや、5つになってくるとヒヤヒヤものです。
今おくべきか?でも、下手すると、まだ「1」が残ってるから、上からおかれてしまう。
今は、待つべきか?でも、あの神様にあと1枚供物をおかれたら、ゲームが終わってしまう。
結構、ドキドキハラハラです。

1手で、天国と地獄にわかれたりもします。
こんどは、拡張ルールでも、やってみたいです。