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花よりも花の如く5

個人のレベルでわかりあえることと、国家が、国策として他国の歴史や姿をゆがめて伝えることとは、切り離して考えていかなければならない気がします。

もちろん、個人のレベルで交流していって、かわりあうというのは、ものすごく大切なことで、これからもどんどんすすめていかなければならないのは、もちろんなのですが。

そして、どんなにいい仕事をしても、認められないときもあるということも、心のどこかには留めておかなければ。

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花よりも花の如く4

あぁ、日常の積み重ねだなぁと思います。
もちろん、能の世界なんていうのは、わたしたちにとっては、かなり非日常のことで、そういうしらないところを覗く興味もあるのですが。
でも、この物語のキャラクターたちにとっては、とっても、日常的なことです。

そうしてそれは、やっぱり、わたしたちのまわりでもありえるような風景だなぁと思います。

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花よりも花の如く3

ほんの少し選択肢が違っただけで、おそらく、今いる場所に立ってはいないのかもしれない。

ほんの少し選択肢が違っただけで、おそらく、知り合えない人もいるのだろう。

でも、今、立っている場所にいること、今、出会っている人と一緒にいることは、必然のような気もする。

そんなことを考えさせられるお話です。

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花よりも花の如く2

「ALEXNDRITE」あたりから、仕事量を減らして単行本のでるスピードが遅くなってしまった成田美名子ですが、たしかに、その分、作品が深くなってきていると思います。
まあ、時間がかかる分、読む方は、前の話を忘れてしまっていて、単行本が出るたびに前の巻を引っ張り出して読まなければならないのですが……。

はじめて読んだ成田美名子のマンガは、「あいつ」で、それが、多分少女マンガを読んだ初めてでした。1
あれがなかったら、今、少女マンガを読んでいなかったかも。

深くなっていするのに、なぜか、そのとき読んだ雰囲気も残っていて、成田美名子は、不思議だと思います。

リアリティがあるとか、リアリティがないとか、いうことがあるのですが、なんか、成田美名子の作品は、そういうことに関係なく、ただそこに、「世界がある」という感じがします。

「NATURAL」が始まっときは、日本ものって違和感あるのではないかと心配したのですが、全然そんなことなかったです。

  1. ユーティ・シリーズを読んだのはそのあと []