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魍魎の匣2

原作版の方を読み終えてしまったので、あれ以上のマンガは、無理だろうなぁと思いつつ続きを読んでいます。まあ、このマンガがなければ、京極 夏彦に手を出していなかったはずだし……。

でも、志水 アキ、けっこううまい。
榎さんの顔は、ぶっ飛んでいて、ビックリしました。

あぁ、でも、見た目はいいと書いてあったので、そうなのか……。

志水 アキ,京極 夏彦
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2008-08-18
 

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魍魎の匣 文庫版

やっぱり、おもしろいです。
そして、分厚い……。10000ページ超えてますからねぇ。ほとんど、凶器になりそうな文庫本です。

京極 夏彦を読もうと思ったのは、この「魍魎の匣」の志水 アキのマンガ版を読んだからです。
アレはアレでおもしろかったのですが、多分、このおもしろさを超えるのは、難しいんじゃないかと思います。
これ以降、マンガ版を読んでいくかどうかは、けっこう微妙なものがあります。

800ページ目ぐらいから、名探偵(?)京極堂の推理が始まるわけです。
これぐらいまでは、まあ、普通のおもしろさというか、「姑獲鳥の夏」に比べると、インパクトの分だけ、こっちの方が負けているかなあという印象でした。

でも、最後の怒濤の展開に、ビックリ。

あぁ、なんとなく、京極堂の正体というか、過去みたいなものも、かいま見ることが出来ます。

「貴様はまだそうやって口の先で世の中を渡っているのか?」

は、けっこうウケました。

でも、京極堂のしゃべる、犯罪の動機探しの倫理については、まったくその通りで、でも、私たち自身としては、そう考えていかなければ納得したり、安心したり出来ないところで、なかなか難しいところだと思いました。

そして今回も、見事に騙されました。

ミステリーは、やっぱり、この「騙された」という思いが、快感につながります。

まさか実話だったとはということと、みんな、最後にあの人がもっていっちゃって、愛の逃避行を続けているところが、見事に騙された感じです。

私は、なんだか酷く--

最後に、なんとなく読者にも、そんな風に思わせる。
うまいわ。

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怪・力・乱・神 クワン 5

なんか、やっと三国志に戻ってきたという感じですねぇ。
すでに、かなり大切な伏線をきっとわすれているわたしですが(笑)

クワンの正体よりも、シャガの正体の方が気になる今日この頃。

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江南行

あぁ、コレ、てっきり志水 アキのマンガだと思っていました。
そして、

「この人、絵柄いくつあるんだ~」

とか思っていましたが、よく見たら全然違っていました(笑)

呉の盧植のお話です。

三国志の中で、呉って、蜀や魏と比べると、どうやってできたか、どんな国だったのかというのが、けっこう見えてこないんですよねぇ。
孫堅の時代は遠征をしていて、孫策の時代には人質で…みたいな印象。
で、けっこう、海賊な人とかいる割には、この人たち、どうやって仲間になったんだみたいな。

まあ、呉中心の話があっても、けっこう赤壁ぐらいから…みたいな感じですし。

ということで、今回のこの「江南行」は、呉の人たちのことが、はじめてわかったような気がした1冊でした。

すごい面白いというわけではなくて、どっちかというと地味なお話なんですけどね。
その地味さが、呉なのかも(笑)

江南行 (MFコミックス)

佐々木 泉

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魍魎の匣1

志水 アキのマンガということで、購入。
たしか、京極 夏彦って、新井 素子が、「素子の読書あらかると」で、ほめてた様な気が。

戦後間もない時代を舞台にしたミステリーです。でも、時代は、よくわからない感じですね。

最初の箱の中の女の子のイメージが、けっこう強烈です。これが、本編とどうかかわってくるのか、さっぱりまだ見えていません。

というか、主人公って、この巻の1番最後に、ちょっと出てきただけの人のようです。

でも、この雰囲気は好きだなぁということで、ちょっと原作にも手を出してみようと思った1冊です。

志水 アキ,京極 夏彦
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2007-12