小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟18

常に隣にいる仲間が、最大のライバル。
そういう場所で、それをプレッシャーではなく、喜びとしていく。

それは、なかなかに難しいことだと思います。
でも、トップを走るっていうことは、そういうこと。

小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟17

選ばれる条件は、能力ではなくて周りの納得が得られる人物ということで、けっこう、この物語は一貫している。
ここまで来た人間は、みんな誰が選ばれてもおかしくないぐらいの力を持っている。そして、選ぶためのテストではなくて、ふるい落とすためのテストをしているのだから、最後に大切になってくるのは確かに人柄かもしれないと思ったりもします。

これから先、現実の世界では、テストの透明性とか、そういうことがこれまで以上に言われるようになってくると思います。
でも、それがオープンになったとき、その得点の付け方、選び方について、いろいろな議論がでてくるのは目に見えています。

でも基本は、「選ぶ人間が決める」です。
それは、もちろん完璧であることなんてあり得ない。そして、その不備を指摘しているだけではどうにもならない。
ドラマを見えているときは納得できても、自分が落とされたときに納得できるかどうか、自分の子どもが選ばれなかったときに納得できるかどうか。
そういうことが、問われるようになる。

それでも、選ばれなかった者が、今回みたいにものわかりがいいとは限らないからねぇ。

小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟16

うーん、始めから選ばれるのはグループ1人って決まっているというのは、あり得るのかなぁ。
できるだけ優秀な人材をあげようと思えば、それは、必要ない制限のような気がします。

それをふくめて、動揺させようとしている感じもありますし、選ぶためではなくて、落とすためのテストという感じもします。

結局、客観的なものではかることはできないので、なっとくいかない説明不可能なもので、ボクらは選別されていく。

小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟15

ヒビチョフの恐怖症克服への道のり。
しかし、克服したとしても、1度、レッテルを貼られると、人が足りないところならともかく、競争率の高いところでは辛いなぁと思います。

弟が動いているときは兄が止まる。兄が動き出せば弟が止まる。
ままならない世の中だけど、だからこそ、お互いに支えたり、高め合ったり出来のかもしれません。

小山宙哉,読書モーニングKC,宇宙兄弟,小山 宙哉,講談社,

宇宙兄弟14

ヒビトのパニック障害が発生。
そして、ムッタの方は、月面バギーの開発に。
遠回りに思えても、それが最短距離なこともあるという話になっていくみたいです。

うーん。
凄く楽しいお話なのですが、若干の納得のいかない感じと、「危険」を感じてしまうのは、わたしが人を巻き込むタイプの仕事をする人間ではないからだろうと思います。