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子ども格差 壊れる子どもと教育現場

10年ぐらい前の本ですが、子どもを取り巻く状況は、この時以上に、どんどん悪くなっているなぁと。
なんか、政治的なものに振り回され続けている感じがものすごくします。

「小さく通して大きく育てる」

と、

「相手を分断させて、主張を通す」

が、本当に政治であるのか、自分たちが分断させられているのではないかということは、これからも、とても重要になっていく。

でも、今の状況って、分断するのにもってこいという気もします。

政府が世論誘導の研究を進めるという話も聞きます。
自分自身を含めて誘導されないということが本当に可能なのかというところは、けっこうわたしは悲観的だったりします。

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SPY×FAMILY4

ワンワンのあたり。
ということで、アニメだとシーズン2ぐらいになるのかな。丁寧に作ってもらっている感じがしますねぇ。

それぞれが、秘密を抱えてなのですが、アーニャとボンドは、ちょっと秘密を共有している感じもあるのかな。このあたり、大人は秘密のストレスに耐えられても、子どもは抜けるところが必要だろうというバランス感覚を感じます。

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双亡亭壊すべし6

ついに青一と凧葉の2人の主人公の距離が近づいて来ました。
今までだと、モテモテは子どもの方の主人公でしたが、今回は、凧葉の方がモテモテを受け持っている感じです。

いや、青一の方が、年上っちゃあ、年上か。

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あひるの空46 PAST AND TOMORROW

子どもには子どもの、その時その時の言葉や思いがある。

「足が潰れてもいいから走らせて」

でも、それに大人が、

「子どもがそう言ったから」

といって、無条件に子どもだけに責任を背負わせて、従うのは、指導者としてはダメだろうと思います。

走っても、走らなくても、子どもはきっと後悔する。走らなくて、今しかないこの一戦を逃してしまう重さ、走って、ここで選手生命を絶たれるかもしれない重さ。
走れば勝てることが保証されているわけでは、もちろんない。

子どもが「今」しかみていないなら、見えていない「未来」を見るのが指導者の役目である気がする。

じゃあ、いつから子どもではなく、自分で決心する大人になるのか。
それは、成人したらか?一人で生きられるようになれればか?一人で生きるなんて、できるようになるのか。
難しい。

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瞬きのソーニャ3

超人の孤独。
これは、吉田 秋生の「YASHA」とかでも、語られていた感じですねぇ。
子どもが産まれないというこんな感じで示されると、余計に突きつけられた感じです。このあたり、この人も、容赦ないなぁと思います。

まあ、お話がアメリカンなタイツヒーローの方にいっちゃうところも、この人らしいですけどね。
今のところ、いいバランスです。