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犬夜叉48

いやぁ、邪見が、ここまでいい動きをするキャラクターだとは。
はっと気づくと、ものすごく考えられた配置ですねぇ。

こういうのがあるから、長期の連載というのは、いい。

でも、若干のばし過ぎなのは……。
これはこれで、ちゃんとそれなりの水準でのばしているというのは、高橋 留美子といい、鳥山 明といいすごいんだけど。

読書,高橋留美子妖怪,小学館,少年サンデーコミックス,高橋 留美子

犬夜叉47

物語は、収束する方向に向かっているようです。

鋼牙が退場して、桔梗が退場して、少しずつ終盤に向かって整理されてきたような感じです。
しかし、今までは、四魂のかけらのはいった鋼牙しか見ていなかったので、かけらなしの鋼牙がどれぐらい強いのかは、けっこう見えないですねぇ。
というよりも、四魂のかけらのちからを取り込まず、普通に四魂のかけらを持っている妖怪と戦っている犬夜叉って、実は、レベル違いに強いということなんでしょうか。

でも、ここで殺生丸の話がはいるというのは、また少し引き延ばすつもりなんだろうか?
それとも、殺生丸の物語にも、なんだかの結論を出そうとしているのでしょうか?

うーん。

大林憲司,読書,遙遠志妖怪,封神演義,新紀元社,遙 遠志,Truth In Fantasy

封神演義 英雄・仙人・妖怪たちのプロフィール Truth In Fantasy 25

これは、わかりやすいよい本です。
藤崎版封神は、この本より前なんでしょうか、後なんでしょうか?
なんか、藤崎版封神で原作とされている安能版封神よりも、こっちの方が、イメージ的には近い感じです。

もっとも、この本自体も、安能版封神を元にしてあるわけですが。

でも、こうやって、その後とか、実像とかが書いてあると、なかなか興味をそそります。

菊地秀行,読書妖山鬼,妖怪,徳間文庫,徳間書店,怪談,菊地 秀行

妖山鬼

ホラーは、行き着くとこまで行ってしまうと、なんか笑えてくる。
菊地作品にも、そんなところがあって、そのあたりがB級のよさではないかと思います。

今回は、舞台が都会ではなく山。

山の妖怪。山の怪談。
なんか、普通だ。

どっちかというと、街の方がおもしろく感じました。

読書,諸星大二郎妖怪,孔子暗黒伝,諸星 大二郎,集英社,集英社文庫,集英社文庫(コミック版)

孔子暗黒伝

多分、これが1番最初に読んだ諸星大二郎です。
しかし、よく考えると、なんであの時、この本を読もうと思ったのか……。だって、絵柄だって、全然好みじゃないというか、怪しいし。

でも、これでちょっと諸星大二郎の世界にふれて、「妖怪ハンター」シリーズにいったわけです。

この人の知識の広げ方は、すごくさりげないですねぇ。そこが、すごいと思います。