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子育てハッピーアドバイス3

ほとんどが、1、2で語られたことの繰り返しなのですが、それでも大事なことは、何回も繰り返して読むというのは大切です。

なんかいもくりかえしたからといって、身に付いているとはいえませんからねぇ。

今は、責任追及社会で、なにかあったときに、マスコミとかから過剰に責任を追及される。そういうのがあるので、自分が失敗したときにも、「失敗を認めたら、全否定されるのではないか」というようなおそれが、すごく大きなプレッシャーになっている気がします。

オール・オア・ナッシングではないんだよ。世の中。

明橋 大二, 太田 知子, 子ど
1万年堂出版
発売日:2006-09-06
 

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子育てハッピーアドバイス2

わかりやすい主張がいいです。

大人も、実は余裕のあるときに、ちょっと考えればわかるのですが……余裕がなさ過ぎるのが、今の問題なのかも。

でも、この本の最大の課題は、本当にこの本をもって伝えたい層には、この本は手にとられないということだと思います。
最後のマンガにあるように、

「次はお父さんが読みな……」

までのハードルが、高い。
そして、この問題が、最大のネックになるのかも。

ただし、わたしがこの本に共感するのは、この本の主張と自分の考えていることが合致するからであって、ちがう思想をもっている人にとっては、どんなに論理的に話しても、

「なにを甘っちょろいことを」

ですまされてしまうかもしれないとも思います。

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子育てハッピーアドバイス

いろいろある子育て本のなか、かなり売れているもののなかでも、これはけっこうまともです。

だいたいの本は、「天才を育てる」とかいう感じで、一部の子どもにしか対応できないようなことが書いてあるのですが、これは、けっこうどの子に当てはめてもいい本です。

こういう子育て本は、密かにはあったのですが、あんまり表だって売れることは少なかったような気がします。

今だに、

「だっこすると、抱き癖がつく」

と言う人がいるもんなぁ。

子どもは、いっぱいいっぱい、抱っこして育てて欲しいです。

お母さんへの応援歌にもなっています。