大暮維人,読書エア・ギア,大暮 維人,講談社,週刊少年マガジンコミックス

エア・ギア 超合本版6

敵と味方の構造の中に、第3勢力として主人公というかたちが、なかなかありそうでない感じです。基本、主人公は強大な敵(帝国軍)とかに立ち向かう反乱軍的に位置づけが多いと思います。

これは、眠りの森が帝国軍のジェネシスが反乱軍的な立ち位置で、第三勢力の小烏丸は、反乱軍なんだけれども、帝国軍となかよしという。なかなか、よくこんなの少年誌でしたなぁと思うような組み立てです。
敵味方がはっきりしないなか、それでも、イデオロギーとは関係なく人が繋がっていくというなんか、奇跡的なことをかいている……気がする。

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化物語11

対ドラマツルギー戦。
うーん、そこに重点があるわけでもないなぁ。

過去編で、戦場ヶ原がいないせいもあるのですが、委員長がヒロインではいかんのか、このお話は。
もしくは、キスショットがヒロインとか。

この後、現代にもどってきて、ひたぎが活躍するとはとても思えないという。

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エア・ギア 超合本版5

今読んでも、古くなってないなあと。
もちろん、マクロスとか時事ネタもあるし、週刊連載の勢いというかその場のノリみたいなものはあって、多少整合性がとれていないところはあるのですが、それでも、全体的なお話としては、ちゃんと一貫性があって面白い。

読み返しに耐えうるお話とキャラクターだなぁと思います。

昔読んだときには、眠りの森の立ち位置がイマイチわかりにくいと思っていたのですが、このあたりは、ちゃんと初めから仕込んであります。

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化物語10

羽川とキスショットが、いいですねぇ。
でも、この展開を読んでいると、ひたぎってなんのたために出てきたんだとちょっと思います。

もちろん、ひたぎの話は前日譚なので、出てこないというか絡まないのは当たり前といえばそうなのだが、なんで、羽川がヒロイン(というか、主人公の恋人)ではなくて、ひたぎなんだろうと考えてしまいます。

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エア・ギア 超合本版4

旧16巻から旧20巻目まで。
なんといっても圧巻は、ラストのトゥール・トゥール・トゥの活躍ですねぇ。まあ、この4巻全部がトゥール・トゥール・トゥの真実を伝えるためのお話といってもいいぐらいです。
まあ、スピもかっこいいんですけどね。イネも、美人だ。

週刊連載だったので、けっこう勢いだけで物語が作られている感じがしたけれど、とんでもない。このあたりで、イツキが独立しなければならないということまでちゃんと含んでかいてあって、天才だなぁと思います。