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天上天下1 モノクロ版

「エア・ギア」と並行して読んでいたときは、こっちは名作だけども、「エア・。ギア」は破綻していると感じていたのでした。
でも、「エア・。ギア」読み返してみて、凄い話だとわかったので、こっちもさらに凄いのではないかと期待して再読しています。

主人公以上に、魅力的な脇役がいいですねぇ。

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化物語13

まあ、当然ラスボスはそうなるよねぇ。
でも、それはそれで、辛い選択です。

そのものに対する執着というか好きさの加減と脅威の度合いというのは、関係なかったりするからなぁ。
けっきょく、忍野がなんとかする話になるのかな。そういう意味での安全弁ではあると思います。

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エア・ギア 超合本版8

超合本版、完結。
最初に紙飛行機を飛ばして、最後にそれを活かす。これは、綺麗にまとまった1冊。お手本の様に綺麗に伏線が決まって終わる最終巻です。でも、それは合本版じゃないと味わえない(ことはないけど)。
まあ、この合本版のよさが、メッチャ出た1冊になっていると思うし、なんなら、この最終の3巻だけでも、合本版で読むべきだと思います。

週刊連載なので、途中、紆余曲折はあったのですが、まとめどころはしっかりとおさえた物語でした。

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化物語12

割とあっさり目に決着がついた最終決戦。
しかし、そうよねぇ。ヒロインの位置には、委員長が入るよねぇとなんか納得してしまった。

そうならなかった理由や、そしてどうなるというのは、これからかかれるのだろうか?

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エア・ギア 超合本版7

世の中には、1話1話がおもしろい話、1巻ぐらいまとめて読むとおもしろい話、数巻まとめて読むとおもしろい話があって、多分、「エア・ギア」とか「ONE PIECE」は、数巻まとめて読まないとおもしろさがわからないんだろうなぁと思います。あぁ、「進撃の巨人」とかも、そうかも。

ということで、まとめ読みの「エア・ギア」、メチャクチャおもしろいです。
キャラクターが、それぞれ自分の意志をもって動き出すと、どうしても物語としてはながくなっていって、かかないといけないことが増えていきます。
そうすると、主人公が走っている物語のラインとは別のラインで物語がどうしても複数走って行くことになります。

今、「ONE PIECE」が昔ほど楽しくないのは、そういう大きなお話にのっちゃっているからだと思います。
だからこれも、超合本版が出て読み返したら、多分、おもしろいと思う。

逆に連載当時もそれなりにおもしろかった印象の残っている「エア・ギア」というのは、なかなか天才の作品です。話を忘れていても、そのシーンだけで盛り上がっている。
「ONE PIECE」の場合は、各シーンの最高に盛り上っている場面を出来る限り同じ対門具で出そうとしているので、シーンとしては弱くなっているかも。