大島弓子,読書グーグーだって猫である,リアル,大島 弓子,映画,角川書店

グーグーだって猫である

この前、映画化されていた「グーグーだって猫である」です。映画の方は、まったく見ていないですが……予告編を見た限りでは、そんなに悪くはなさそうな感じでしたねぇ。

サバが死からお話が始まります。
大島 弓子の伴侶ともいえるぐらいのネコだったサバが亡くなって、もう、大島 弓子は、マンガ描かないんじゃないかと思っていたのです。
でも、グーグーどであって。

サバは、サバのまま、人間ネコの形に描かれていて、グーグーは、けっこうリアルなネコの形に描かれています。
そこには、ありのままを受け入れようとする大島 弓子の変化があるような気がします。

そして、元気に日常がおくれていることに、ホッとします。

大島弓子,読書単行本コミックス,大島 弓子,角川書店,雑草物語

雑草物語

なんか、いい気分になれます。
やっぱり、よいな大島 弓子。

でも、今でも、こんな恋愛ものがかけるというのは、本当にすごいです。感性が、枯れない。
大島 弓子自身の恋愛は、いったいどうなっているのだろうと思ってしまう。

大島弓子,読書クレイジー ガーデン,グーグーだって猫である,マンガ,ヤングロゼコミックスDX,ロスト ハウス,大島 弓子,映画,角川書店,青い 固い 渋い,8月に生まれる子供

ロスト ハウス

大島 弓子を読むのも久しぶりだ。
もしかすると、10年ぶりぐらいかも。
わたしの知っている大島 弓子は、まだ、サバが生きているの時代で、グーグーは来ていない頃でしたので。噂では、グーグーは、ネコの姿をしているんだよと聞いていたのですが……。

今回、「グーグーだって猫である」が映画化されて、別に映画を見に行くわけではないのだけれどそのあたりの周辺の動きを見ていると、なんとなく大島 弓子を読みたくなってきました。

ということで、「ロスト ハウス」。
最初は、あぁ、こんな絵だったのかと若干はいりづらく感じました。
大島 弓子の絵柄が変化しているというわけではなくて、あんまりにも、わたしが、大島 弓子から離れていたからだと思います。
今のマンガ家の細かい線になれたせいか、すごく画面が白く感じました。

ストーリーも、「青い 固い 渋い」、「8月に生まれる子供」と進んで、えらいぎごちない展開だなぁと。
多分これも、わたしが最近、短編慣れしていないせいだと思います。

でも、だんだんと読んでいくうちに、リハビリしているように、ちょっとずつ大島 弓子の成分が、自分にしみこんでいくのがわかりました。
「ロスト ハウス」、「クレイジー ガーデン」とすすんで、もう1回、「8月に生まれる子供」を読み返したときには、どっぷりと浸ってしまいました。

年をとっても、むき出しの感受性のままに生きているというのは、どんなにつらいことだろう?そして、どんなに新鮮で楽しいことだろう?

多くを忘れるわたしたちですが、思い出すこともできる……はず。

冨樫義博,読書ジャンプ・コミックス,マンガ,冨樫 義博,大島 弓子,集英社,HUNTER,HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER25

コミック25巻がでて、連載がまたまた再開。
多分、週刊でかいているのではなくて、大島 弓子のように1巻分をかきためてから、コミックを出してそのコミックの続きを連載という形にしているのだと思います。

そして、その方法は、正しいと。

そこまでして、続けていく価値のあるマンガだと思います。

面白い。