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マスクメン

マスクメン
オインクさん、あいかわらずデザイン素敵

春のゲームマーケットの新作。
何かと話題を振りまいているオインク・ゲームズのゲームです。

でも、うちは結構、オインクさんのゲーム好きで持ってます。

1番は、キャンディのやつです。あれは、超ちっさい子でも楽しめる良いゲームです。

あまり同人ゲームに興味のない和邇乃児さんが、購入というからには、相当なゲーム。

オインク・ゲームズということで、見た目もかっこいいのです。
カードには、マスクメンの絵。そして、マスクメンの強さを示すために並べるチップが、かっこいい。
プロレス、全盛期の世代ですから。

でも、見た目はかっこいいけど、遊び方がルール読んだだけでは絶対に遊べないという噂も聞いています。
この前、キーウィさんに行ったときに購入しなかったのは、そのせい。

「確かに、ルールを読んだだけでは、さっぱりわからないかも」

と、風車型にマスクが並ぶ例なんかを見せながら、和邇乃児さんも。

「でも、ちゃんと遊んだ人に教えてもらえば、そこまで複雑じゃないし、けっこういいよ」

とのこと。
風車型……忍者?

基本、トランプの大富豪みたいなゲームです。
前にリードされているカードよりも、強いカードを出していく。
複数のカードがリードされていたら、複数のカードを出さなければならない。
できなければパスで、1番手札をなくした人が勝利します。
でも、カードの種類はあっても、数字はかいていません。
それどころか、カード間の強さも、決まっていません。

???

プレーヤーが、それぞれの思惑でカードを出していくことで、強さが決まっていく。
なかなか、不思議なテイストのゲームです。

まずは、デビュー戦。
最初のリードプレーヤーは、自分の手札から、1枚だけ好きなレスラーをプレイします。

次の人は、それより強いカードを出すか、パスをするかです。
強いカードというのは、要するに、そのカード以外で、2枚組のカードです。
もし、2枚組のカードが出せたら、この2人のレスラーの間の強さが決定します。
マスクのチップを、その順番に並べます。

2枚出したプレーヤーがいた場合は、次のプレーヤーは3枚出すか、パスをするかです。
3枚出せれば、その3人のレスラーの序列が決まるわけです。

一気に一緒に出せるカードは、同じカード3枚までです。

もし、3枚組がでたら、あとの人はパスすることになります。
まだ、出ていないレスラーの強さは未知数なのですが、4枚組として出せないので、証明できないのです。

こうして、全員がパスをしたら、最後のカードを出した人が、新たなリーダーとなって、手札からレスラーをプレイしていきます。

このとき、既に、場にプレイされたレスラーを出してもいいです。この場合は、同じカードを組で出してもOKです。
組でカードが出された場合は、強さが確定していてそのレスラーよりも、強いカードの場合は、リードと同じ数たげ、まだ、強さが決まっていない場合は、それよりたくさんの数の組になったレスラーをプレイしなければなりません。

このとき、新たなレスラーのデビュー戦として1枚だけだしてもいいです。
この場合、さっき出された3枚のカードの強さは決まっていますが、その3枚と、今プレイされた1枚との序列は、まだ決まっていません。

その場合、強さが保留になります。
で、次の人は2枚カードを出すわけですが、その2枚が、既に出されているカードだった場合は、すくなくとも、今デビュー戦を飾ったカードは、そのカードよりも弱いことになります。

さあ、そろそろ、訳がわからなくなってきたぞ゛。

こうやって、序列が保留になったり、確定したりしながら、どんどん進んでいきます。

この強さが確定したり、確定しなかったりしている図が、ルールブックの謎な図になるそうです。

強さが確定しているところは、より強いカードをリードと同じ枚数だけ出せばいい。

強さが確定していないときは、より多くの数で組を作って出せば、前のカードよりも強くなるのです。

やっていると、面白いプレイ感覚です。
どうやって、考えていいのかわかりません。
自分がたくさんもっているカードを強くしたいわけですが、たくさん一気に使うと、なくなってしまいますし。
だいたい、自分の手札にいっぱいある時点で、多分、他のプレーヤーにとっては、いらないカードであったりします。

でも、強さが確定してからの出し方のコツ(組から出していけば、絶対に負けないぞ)とか、リードをいつ取りに行くかとか、確かになにかありそうな感じです。

強い人は、強いという話なので、それを、ああでもない、こうでもないと考えながらやるのは、楽しそうです。

うーん。軽いテイストで、良い感じです。
一回、デビューするまでは未知数だけど、格が決まったら固定というのも、なんか、プロレスというフレーバーとあっている感じがして楽しいです。

佐々木 隼,新澤 大樹
オインクゲームズ
発売日 :

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夢中になる!トランプの本

草場 純、ファンのわたしです(笑)このトランプの本も、楽しかったです。

子どもの頃には、お正月や夏休みなんかに、友だちや親戚たちと「大富豪」や、「ページワン」を遊んだ記憶があります。「スピード」も、けっこう遊んだなぁ。
ぐるぐる温泉の「ナポレオン」が、ボードゲームで遊ぶ大きなきっかけになっていると思います。
そう考えると、わたしのゲーム歴のなかでは、トランプというのは、けっこう重要な位置にあるはずなのですが……。
ボードゲームをはじめてからも、「スペキュレーション」とか、「オーサー」とか、けっこうおもしろいトランプのゲームを教えてもらってはいたのですが、ルールを憶えきれなかったりとかいろいろあって、結局、トランプを遊ぶ機会は、とっても減っていました。

子どもたちと遊ぶとしても、「ババ抜き」か、「七並べ」ぐらい?それをするぐらいなら、なんか、ボードゲームをしたいと思っていました。

でも、今回、この本のおかげで、ちょっとトランプをする機会が増えました。

最近は天気が悪いときは、(よその家の)子どもたちと、この本で知った「ゴー・フィッシュ」や、「ぶたのしっぽ」なんかを楽しんでいます。
この前は、「ゴー・フィッシュ」を何回か遊んだメンバーで、「オーサー」を楽しみました。

なんか、この本を見てると、今まで子どもと遊ぶときに、難しい、めんどくさいと思っていたルールの説明が、けっこう、スムーズにいきます。
トリックテイキングのおもしろさが、子ども(小学2年生)に伝われば、いいなぁというのは、今のところの野望です。

ウィザード・カードゲームの原型の「オー・ヘル」あたりは、はじめるのに良さそうな気がしています。

あと、マジックも、子どもを惹きつけてます(笑)下手だけど。

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6ニムト

わたしの短いゲーム人生のなかで、1番プレーされているゲームは、「6ニムト」か、「にわとりのしっぽ」か、「ねことねずみの大レース」のうちのどれかです。

「6ニムト」は大人と遊んでいることが多く、「にわとりのしっぽ」や、「ねことねずみの大レース」は子どもと遊んでいる機会が多いという違いはありますが。

ということで、「6ニムト」の記憶というのは、それだけ曖昧というか、いろいろな結果が、ごちゃ混ぜになりがちです。

という言い訳をしておいて……。

たしか、この日の結果は、けっこうよかったような気がするのですが……。
いや、最後の最後で、ドカドカと牛を振り込まれたような気もする……。

忘れているということは、どっちかというと不調だったのかな?

ヴォルフガング・クラマー,
Wolfgang Kramer
メビウス
発売日 :

ロバは誰かな

「6ニムト」は2~10人までと遊べる人数の幅の広いゲームですが、この「ロバは誰かな」も、なんと3~12までという人数の幅の広いゲームです。

ルールは、トランプカードを2セット使ってする変則「大富豪」です。

スタートプレーヤーは、自分の手札のなかから好きなカードを出します。同じカードが複数枚あれば、まとめて出すこともできます。

次のプレーヤーは、前にだされたカードよりも大きいカードが手札にあれば、カードを出すことができます。
もちろん、複数のカードがまとめて出されている場合は、次のプレーヤーも同じ枚数だけまとめて出さなければなりません。
なければパスになりますし、あっても、パスしてもかまいません。

こうして、出したカードのなかで1番大きなカードを出した人が、次のスタートプレーヤーになります。

こうして、ゲームをすすめていって、1人のプレーヤーの手札がなくなれば、1ゲーム終了です。
すべての手札をなくしたプレーヤーは、失点0。その他のプレーヤーは、手札のカードの数字の合計が失点になります。
「ショーカー」と「ロバ」のカードがあって、これを持ったままのプレーヤーは、かなり厳しい失点になります。

このあたりは、まったくの「大富豪」です。まあ、「大富豪」は、いろいろローカルルールがついてますが、ここは基本のルールだけということで。
ただし、「大富豪」は、全員パスしたらそのラウンドが終わりになりますが、「ロバは誰かな」の場合は、1周したらそこでラウンドが終了します。
だから、スタートプレーヤーが出したカードの上に他のプレーヤーがカードを出せば、絶対にスタートプレーヤーは、移ります。1周まわってきたものの上に、さらにカードをおくことはできなかったと思います。((このルール確かめてみましたが、どこにも書いてない。思い違いかも…。どうでしたっけ?情報ください))

それから、もう1つのルールは、「ロバ」のカードの存在です。
このカード、なんと裏見ても、「ロバ」のカードで、だれが手札に持っているか一目瞭然です。
そして、普段ゲームが続いているあいだは、この「ロバ」のカードは、数字がないので出すことができません。

「ロバ」のカードを持つプレーヤーが、スタートプレーヤーになった時だけ、ラウンドの最初に、そのプレーヤーは、「ロバ」のカードをプレイすることができます。

「ロバ」のカードが出されたら、いつもとはちょっと違うゲームが展開します。
まず、すべてのプレーヤーは、パスできなくなります。そして、前の人が出したカードにかかわらず、自分の手札から好きなカードを1枚プレイしなければなりません。
そうして、このラウンドで1番大きな数字のカードを出したプレーヤーは、このラウンドに場に出されたカードを全部引き取らなければなりません!!!

えーと、このときは、11人で遊びました。ということで、ロバを引き取ってしまうと自動的に、ロバ+10枚のカードがついてくるという激しさです。
まあ、こんなの喰らったら、ほとんどダメージから回復できません。自分がカードをなくしてあがるというのは、絶望的です(笑)
あとは、いかにして、手にあるロバを他の人に押しつけるかだけ……みたいな。

「大富豪」なので、小さいカードを上手に処理したいのですが、少しは残しておかないと「ロバ」をおしつけられてしまいます。

おおくのゲームは、ジャンケンとかで最初のスタートプレーヤーが決まるのですが、このゲームは、「ロバ」カードが配られた人が最初のスタートプレーヤーです。

……配るって、はじめからロバって見えてるんですが(笑)

まあ、最初に「ロバ」を持ってスタートするプレーヤーは、ロバの被害を受けずにすむので、ラッキーです。
ということで、なんか、1番最初にロバを出すというのは、けっこう有効な手かも。

まあ、「6ニムト」と同じく人数が多くなると、ザックリと大味なゲームになることは否めないようです。
まあ、深く考えずに、

「ギャー、きたー」

とか叫びながら、ロバが来るのを楽しむのが吉かな。
そういう、自分がダメな状況を笑うゲームなのだと思います。

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クク

ゲーム会の最後は、たくさんの人が参加する「クク」と決まっています。
いや、決まってないけど……。ククだといいなぁ(笑)

たくさんで、サクッとできるゲームなので、わたしは大好きです。

そういえば、今回の「クク」は、グランペールの「ククカード」ではなくて、旧版の緑色の箱に入っている「クク」でした。

ということで、今回のククですが、1人で大勝ちしている人がいて、……とっても、うらやましかったです(笑)
なんか、勝った1人がチップ総取りですから、それを2回も連続でやると、もう大富豪。

わたしは、何とか「子どもの時間」のあいだは勝っているのですが、大人の時間になると、てんで……。

でも、最後の最後に見せ場がありましたよ~。
なんとか、生き残っての1人勝ちの人との一騎打ち。
親は、わたし。

「どうぞ。クク!(早)」

こんな状況で、ククのカードが手に来るなんて、なかなか出来過ぎでした。

なんか、いろいろドラマがあるよなぁ。と思う、「クク」でした。

旧版の「クク」は、数字のカードと強さの数字の数が違うんですよねぇ。

「3だ!」

「8だ!」

というときに、カードの数字を言う人と、強さの数字を言う人がいて、ちょっとややこしい。

でも、実は、わたしはこっちのカードで育ったので(笑)、新しい「ククカード」だと時々、チェンジ、ノーチェンジの境目を間違えてしまいます。

そんなことないですか?

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ドメモ(ピラミッド・カードゲーム)

これは、今回のお気に入りゲームでした。
「ピラミットカードゲーム」というカードゲームを使って遊びましたが、これは、もともと「ドメモ」用に開発されたカードではなく、「大富豪」のようなゲームということでした。
ただこのカートの「1の札」が1枚、「2の札」が2枚と増えていくところが、今回の「ドメモ」にピッタリということで、使用されたようです。

「ドメモ」は、もともとはカードでするゲームではなくて、タイルを使って遊ぶゲームなのだそうです。
このタイルは立つようになっていて、自分から見えないように立てて遊ぶということです。見たことないのでわからないのですが、マージャン牌みたいな感じなのかなぁ。

今回は、この本物の「ドメモ」がないから、ピラミットカードゲームで代用というわけです。

カードを全員に同数ずつ配ります。
カードの構成は、さっき書いたように、「1の札」が1枚、「2の札」が2枚……といふうに数字と同じ数だけの枚数のカードがあります。
何枚かのカードは余りますので、ふせておきます。
すいません。このあたり何枚カード使うかは、定かでありません。なんか、

「てきとー」

とかいう言葉も聞いたような気がします。
例えば、5人で5枚ずつのカードを持って遊ぶとすると

1から7までのカード、

1+2+3+4+5+6+7で

28枚のカードを使うわけです。
それをそれぞれ5枚ずつ配って、3枚余ったカードは、だれも見ずに裏向けにしておきます。

さて、配られたカードですが、普通のゲームとは逆で、自分のカードだけは見てはいけません。ちょうど、インディアンポーカーみたいな(知ってる?)感じです。
自分からは見えないように、自分のおでこのところに表向けに持ちます。

これで、自分のカードは見えないけども、他のプレーヤーのカードは全員分わかることになります。

さて、どうやってゲームするかというと、これ、ちやくちゃ簡単です。
みんなのカードを見て、自分の持っているカードを予想します。
自分の手番がくれば、その予想したカードを宣言します。
もしあっていれば、周りのプレーヤーが、自分のカードからその数字のカードを取ってくれます。

こうして、どんどんカードが減っていって、1番最初にカードがなくなった人が勝ちです。

たったこれだけのゲームなのですが、これが、とってもおもしろいです。
えーと、まわりの人の手札を見れば、見えない自分の手札にあるカードは、ほぼわかるはずです。
全員がそうですから、1回、2回のミスがけっこう命取りです。

数の多いカードが、自分の手の中に入っている可能性も多いので、比較的楽なのですが、「1」とか「2」とかの数の少ないカードが、あんまり見えてなかったら、ドキドキものです。

「自分のところにあるのかなぁ?それとも、あまり札の中か?」

下手に、「1」とか言って間違えてしまうと、

「あいつが『1』と言ったということは、『1』は見えていない。だから、オレのところにはない」

という感じで、推理されてしまいます。

でも、いくら相手のところに少ないからといって「7」を連続で4回ぐらい言わないといけないのも、けっこうドキドキしますよ~。

ゲームが進むと、裏向けでおでこの前にカードが3枚ぐらいあるにもかかわらず、なんか透けて見えてくるときがあるんですよ。
その時は、

「見切った!!」

という感じて、すごい快感です。
でも、他の人に先にあがられたりして(笑)

かなり後半にやったゲームです。
ちょっと、頭がおねむちゃんになっていて、自分のカードをしっかり表向けて見てしまって、みんなから、

「オイオイ!なにやってんねん」

とツッコミが入ったのは、お約束。

ピー・ハルヴァー,Halvah P.,
アレックス・ランドルフ,Alex Randolph
幻冬舎エデュケーション
発売日:2009-03-05