大塚英志,山崎峰水,読書くだんのピストル,加治 将一,外薗 昌也,大塚 英志,山崎 峰水,石の扉,角川コミックス・エース,KADOKAWA,RYOMA

くだんのピストル3

以蔵からの坂本龍馬。
けっこう、悪いというか、今までないタイプの坂本龍馬です。フリーメイソンのスパイ説に近い感じかな。外薗 昌也の「RYOMA」とか、加治 将一の「石の扉」とかを思い出して感じです。

まあ、こっちは、それすらだまくらかしそうな勢いがあっていいなぁ。

外薗昌也,読書リイド社,司馬 遼太郎,外薗 昌也,子ども,RYOMA,SPコミックス

RYOMA3 幕末狂想曲

あー、やってくれたわ。まさか、こんなラストに持っていくとは。

まぁ、こういうIFは、けっこうみんな考えるんだけど、なかなか、司馬 遼太郎の影響もあって、ここまで大胆にかけないのでは。

突き抜けていった感じが、いいです。気持ちいい。龍馬だけでなく、高杉 晋作まで…。

で、アメリカに渡って、でも、結局なんにも出来なかった。無様に生きた。そういうお話でも、いいのかなぁと思います。

外薗昌也,読書リイド社,外薗 昌也,RYOMA,SPコミックス

RYOMA2 幕末狂想曲

駆け足すぎるところが、若干きにならないことはないのですが、これいいです。
でも、その駆け足すぎるところが、物語の軽快さを生んでいるような気もしてくるぐらいです。

おりょうのツンデレよりも、大久保のツンデレに、グッときました(笑)陸奧もですねぇ。人たらしの本領発揮という感じで、素敵だ。

埋もれるのが、もったいないけれど、多分、あんまり話題にならずに埋もれてしまう名作。

外薗昌也,読書リイド社,外薗 昌也,子ども,RYOMA,SPコミックス

RYOMA1 幕末狂想曲

企画的には、NHKのドラマにあわせて、龍馬がブームだから、放送しているうちにやってしまえ……ということで、全2、3巻ぐらいのつもりなのかなぁ。
そうでなかったら、このもったいないお話の進め方の理由がわからないです。

外薗 昌也と「龍馬」というのが、なかなか結びつかない気もするのですが、けっこうきれいにおもしろくまとまっています。
この龍馬のイメージは、自分の龍馬のイメージに近いです。志士というよりも、船での商売がしたかったのではないかと思っていますので。

でも、龍馬が「目」をカッと見開くところにしても、ずーーっと細目の龍馬のお話があって、1巻で1回か2回ぐらい見開くからキメのシーンになるのであって、これでは、いつも見開いてるやんとか思ってしまいます。

だから、子ども時代ぐらいから始まって、だーーーっと長くかいて欲しいなぁ。この人にかかせて、これで終わっちゃうのは惜しい気がします。

グラバーが、フリーメイスンで、あやしいところとかも、ものすごく説明不足です。

別天荒人,外薗昌也,読書ヤングジャンプ・コミックス,別天 荒人,外薗 昌也,明日泥棒,集英社

明日泥棒4

ラストです。
そうか、そっちの方に、ちっちゃくまとめちゃうのかぁ。

でも、フェイクだから、自分の思いを押し殺して、そこを譲っちゃっても、本当にいいの?
とも、ちょっと思います。

だって、フェイクが彼女の中で生き続けるならば、フェイクだって彼女そのものではないですか。

恋愛沙汰は、最高にワガママな人間が勝つということか。

とか、いいながら、ちょっと泣けたりするんだけどね。