吾妻ひでお,読書イースト・プレス,吾妻 ひでお,失踪日記

失踪日記

「雑談部屋」で、吹留さんに教えてもらって、その足で本屋に買いに行った1冊です。

おもしろい……。トリップしちゃってる物語って、ついて行けない部分がぜったいにあるはずなのに、この人は、自分までこんなふうに客観的に見てしまえるところがすごいです。

そのすごさが、自分の限界を見定めてしまって、失踪、漂流に駆り立ててしまうのかもしれないのですが。

吾妻ひでお,読書ななこSOS,ハヤカワコミック文庫,吾妻 ひでお,早川書房

ななこSOS1

そういえば、ななこってインカムつけてたような記憶があるのですが……イコちゃんと混ざっているのかな?アニメ?

吾妻ひでおにしたら、「ななこ」も、「ポロン」も、すごい抑えたお話で、昔はそれがちょっと不満だったりしました。

でも、今読むと、すごい微妙で絶妙な力加減だということがわかりますね。

それから、この人の影響力のすごさも読んでいるとすごくわかりますねぇ。

吾妻ひでお,読書オリンポスのポロン,ハヤカワコミック文庫,吾妻 ひでお,早川書房,神話

オリンポスのポロン2

思い出せば、「浮気」とか、「間男」とか、「姦通」とか、そういう言葉は、ギリシア神話で知ったような気が……。

吾妻ひでお,読書オリンポスのポロン,ハヤカワコミック文庫,マンガ,吾妻 ひでお,早川書房

オリンポスのポロン1

たしか、これは、妹が小学生ぐらいの時に、誕生日にプレゼントした覚えがあるような……(笑)
その頃から、わたしの読んでるマンガって、あんまり傾向変わってないって事ですね。

こういうお気楽なマンガほど、実は続けるのは大変なんだと思います。
このアポロンのイメージは、今でも、斬新です。