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群青 海街diary5

鎌倉。
世間は、けっこう狭くて、いろんな人間関係が蜘蛛の糸のようにつながって広がっている。
そして、その中で精一杯生きている。
そこがいい。

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帰れない ふたり 海街diary4

昔の吉田 秋生って、絵が安定しない人だったんですよねぇ。
でも、最近は、凄いです。

特に、このお話の4人姉妹。
ものすごく個性的な4人姉妹の物語なのですが、なにかの弾みで、ふっと「やっぱり兄弟だなぁ」と似ている絵があって、ドキっとします。

さちとすずが似ているのは設定的にもそうなんだろうと思うのですが、これが、よっちゃんや、チカも、あっ、似ていると感じるときがあって、それがよいなぁ。

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陽のあたる坂道 海街diary3

なんか、スローペースな感じが好きです。
日常って、こうやって動いていくんだよな~という感じ。

四姉妹それぞれの恋愛模様であったり、緩やかに変わっていく環境や、人間関係であったり。
そのなかで、正解はわからないけど、手探りで、まじめに進んでいく。それが大事。

そして、この本読むの2回目。あれれ?

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青い花5

鎌倉で、女子校で、演劇で、百合で、と、いろいろ吉田 秋生の「櫻の園」を思い出します…。
アレ?鎌倉なのは「ラヴァーズ・キス」で、「櫻の園」は鎌倉ではなかったかな?

「櫻の園」が、本として、お話として、とてもまとまった1冊だとしたら、こちらの魅力は、まとまらないゴチャゴチャした人間関係にあるのかもしれないと思ったりしています。

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青い花3

鎌倉っていう舞台の雰囲気なのかなぁとも思います。
なんか、不思議な空気が流れています。

若草物語とか、広い時間にも物語が広がっていくのは、空間が閉じられた感じがするからかも。
閉じられた空間の中で、時間だけが行ったり来たりする雰囲気は、吉田 秋生の「櫻の園」によくにている気がします。