吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,

三国志5 孔明の巻

いよいよ、孔明登場。
ということで、孔明の巻。
でも、前半はほとんど関羽が劉備を探してすれ違うお話です。孔明が出てくるのは、この間のもう最後です。

新潮文庫版の三国志が全10巻なので、本当に丁度真ん中から出てくるんですねぇ。

吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,歴史,

三国志4 臣道の巻

あぁ、楽しい。
多分、始めて読んだときよりも、ずっと楽しい。

多分、歴史物って、そういうある程度の知識を必要とする物なんだなぁと改めて思いながら読んでいる次第です。

吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,歴史,

三国志3 草莽の巻

このあたりから、劉備が全然出てこなくなって、呂布の動きも見えにくくなり、なんか知らん人ばっかりでちょっと中だるみな感じを感じたような記憶があるのですが、今、読んでいると、知っている人ばっかりというか、けっこう有名人ばっかりでているなぁと……。
昔は、人形劇以外で「三国志」しらなかったので、読むための基本的な教養が足りていなかったというのが良くわかります。

知れば知るほど面白くて味があるのが、歴史小説ですな。

吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,

三国志2 群星の巻

はじめて読んだ「三国志」が、吉川 英治でした。
30年以上前か??

実は、呂布って、吉川版では、そんなに悪者ではないなぁ。ちゃんと、愛すべき好漢としてかかれています。
もっと乱暴者のイメージがあって、ちょっと意外でした。

吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,講談社,

三国志1 桃園の巻

基本に戻って吉川版「三国志」です。

北方版「三国志」の後、自分的に退屈に感じて読めなくなってしまっているのではないかと心配していたのですが、面白い。

講談社版は、全巻のページ数を合わせるために(?)ものすごくいい加減なところで巻が終わっていて、そこが嫌な感じなのですが、新潮文庫版は、ちゃんと切れ目で巻が終わっていて、読みやすい感じです。

物語のもっていきかたが巧みです。
お触れを見ているシーンから始まる記憶があったので、はじめの展開とか、こんなにドラマチックだったと言うことをすっかり忘れておりました。

この本を読んでいるときの三国志のキャラクターは、なぜか人形劇のキャラクターです。
これと、人形劇が、やっぱりわたしのなかの三国志の基本。

あと、解説読んで、えーー、三国志演義の主人公って、関羽と孔明なの??
そりゃ、しらなんだーー。