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幇間探偵しゃろく2

これも、人情ものですね。割とわたしの読む推理ものは、人情ものと一緒になっていることが多いかも。
推理ものって、殺伐としがちなので、人情とパックになっていた方が読みやすいのかもしれません。

しゃろくさんが、なんで若旦那をこんなに好きなのかがかわらないですねぇ。人がいいからだけなら、けっこう、たかってバカにしちゃうだけで終わりそうなのに……。

いや、たかってバカにしているだけか?
そんなことないよな。

今回、箱屋さんがかわいそうでした。

原作の人、「うえき・いちろう」ではなくて、「うえ・きいちろう」だったのね。

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幇間探偵しゃろく1

青木 朋の名前と表紙の絵を見て、「幇間」って、おかま的ななにかだと思っていましたが違いました。
昔は、そういう男の芸者(?)が、いたそうです。今は、いないのかな。

いや、元お伽衆なので、やっぱり、そっち系?でも、秀吉のお伽衆だから、違うか。秀吉は確か、あの時代には珍しく女にしか興味がなかったらしいから(といっても、司馬 遼太郎の小説の情報ぐらいですが)。

まあ、男2人組の話なので、ちょっとそんな雰囲気も出しつつ、封建さんが、若旦那をたてながら、いろいろな事件を解決していくお話です。

太鼓持ちって、もともと、このことだったんだ。偉い人に酒場に拉致られていくことだと思っていました。

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RYOMA3 幕末狂想曲

あー、やってくれたわ。まさか、こんなラストに持っていくとは。

まぁ、こういうIFは、けっこうみんな考えるんだけど、なかなか、司馬 遼太郎の影響もあって、ここまで大胆にかけないのでは。

突き抜けていった感じが、いいです。気持ちいい。龍馬だけでなく、高杉 晋作まで…。

で、アメリカに渡って、でも、結局なんにも出来なかった。無様に生きた。そういうお話でも、いいのかなぁと思います。

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幕末維新 新撰組・勤皇志士・佐幕藩士たちのプロフィール Truth In Fantasy 29

これを読みながら、「きっと幕末って、知識があるとおもしろい話かけなくなる」と思った。
いやきっと、知識がある方が楽しめるんだけど、その楽しさが広範囲にわたりすぎるために、ついつい何でもかんでも盛り込むと、一見さん禁止になっちゃうような気がします。

司馬 遼太郎が、いろんな局面を重なり合わせながら切っていったみたいな形が、1番、わたしらみたいな人間には楽しめるのかも。

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功名が辻4

最後の最後は、かなり後味悪いです。
うーん、自分の分をわきまえないと、やっていけないということなのかなぁ。
まあ、それでも、山内家は、繁栄していったわけだから、結果的にはオーライだったのかも。

久方ぶりの司馬 遼太郎、おもしろかったです。

功名が辻(4) (文春文庫)

司馬 遼太郎