創元SF文庫一覧

2010年のSF

結晶銀河 年刊日本SF傑作選

前巻から、3年以上かかってしまいました。
ほぼ10年前。10年前なんて、ついこの間のことのようです。なんか、一種SF的な時間の流れの中を生きている気がします。

伴名 練「ゼロ年代の臨界点」とか、山本 弘「アリスへの決別」とか、わかりやすいのが好きです。月村 了衛「機龍警察 火宅」とかもハードボイルドで悪くない。

でも、西島 伝法「皆勤の徒」とかは、意味も、なにがおもしろいかもさっぱりわからないのでした。いやぁ、これ、苦しかった。

大森 望,日下 三蔵,
冲方 丁,小川 一水,上田 早夕里,津原 泰水,白井 弓子,月村 了衛,瀬名 秀明,円城 塔,伴名 練,谷 甲州,山本 弘,長谷 敏司,眉村 卓,西島 伝法
東京創元社
発売日 : 2011-07-27

2009年のSF

量子回廊 年刊日本SF傑作選

ギリギリ、年1ペースで読めた!!
って、全然、追いつかない「年刊日本SF傑作選」です。毎年、同じ様なこと書いています。

印象に残っているのは、森 奈津子と新城 カズマ。
特に、新城 カズマの「雨ふりマージ」は、始め全然面白くないと思っていたのに、最後は泣いていたという。ラノベの人?

大森 望,日下 三蔵,
上田 早夕里,高野 史緒,森 奈津子,皆川 博子,小池 昌代,最果 タヒ,市川 春子,田中 哲弥,北野 勇作,綾辻 行人,三崎 亜記,倉田 タカシ,木下 古栗,八木 ナガハル,新城 カズマ,瀬名 秀明,円城 塔,谷 甲州,松崎 有理
東京創元社
発売日 : 2010-07-27

この世界という名のゲームを

盤上の夜

草場 純さんとの対談を読んでから、ずっと読みたいと思っていた1冊です。

もう、シビれるぐらいかっこいいのです。
なんだろう、このかっこよさは。

話自体は、実は全部、地味です。
でも、全部、くるものがあります。

特に、「象を飛ばした王子」の話を読んだときは、叫びそうになったぐらいです。

それから、「千年の虚空」で、もう1回、ゲームの完全解の話をへて「原爆の局」でこれまでのお話のすべてをまとめていくの流れが、なんというか完璧だと思います。


人とロボットと

聖者の行進

読みながら思うのは、日本でね、アシモフの全集でないかなぁということなんですよねぇ。
全500巻ぐらいで、文庫で。
アガサクリスティー文庫みたいな感じで、アシモフ文庫。
あったら、絶対買う。

ロボットもの、マルチバックもの、トランターもの、けっこう短編、長編のいろいろなところに配置されていて、全部読みたいんです。

今回の「パイセンテニアル・マン」とかは、ロボットものとして、すごい重要な一遍だと思うのです。
これを読んでないと、ファウンデーションの後半の流れが見えにくくなっちゃうと思うんですよねぇ。

あと、「パイセンテニアル・マン」は、読みながら「ロビィ」を思い出して、ちょっと涙しました。

そして、小説だけではなくて、科学エッセイも、自伝も読みたいです。
せめて、自伝は文庫にならないかと待っているのですが。

ハヤカワ、出さないかな。


2007年のSF

虚構機関 年刊日本SF傑作選

今の日本のSFを読もうということで…。
まあ、2007年なんですけどね。もう、5年前ですね。

えーと、恩田 陸、山本 弘、萩尾 望都以外は、まったく知りません。
恩田 陸も、ほとんど知らないといってもいいかな。

どっちかというと、キャラクターで物語を読んでいく方なので、短編はもともと向いてないです。わたし。
ということで、萩尾 望都が1番わかりやすくて、1番おもしろかったです。

福永 信とかは、なにがおもしろいのかさっぱりわかりません。今風のSFを読みとる能力は、わたしにはないかも……。

大森 望,日下 三蔵,
小川 一水,山本 弘,田中 哲弥,北國 浩二,円城 塔,中原 昌也,岸本 佐知子,恩田 陸,堀 晃,かんべ むさし,萩尾 望都,福永 信,八杉 将司,平谷 美樹,林 譲治,伊藤 計劃
東京創元社
発売日 : 2008-12