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幻夢の時計 タイタス・クロウ・サーガ

そういえば、栗本 薫と同じく、この人のクトゥルーもしゃべるねぇ。
まあ、ナイアーラトテップが喋るのには違和感がないのだが、クトゥルーやヨグ・ソトースが喋るのはどうかと思うぞ。
多分、コズミック・ホラーが、わかってない(笑)

でも多分、コズミック・ホラーではなくて、エンターテイメントとしては(というか、ディズニーランド的なラブクラフトランドとしては)、これで正しいという気もします。

今回は、夢の国の大冒険。
タイタス・クロウは、もはや探偵でも、ケイオス・シーカーでもない(いや、ケイオス・シーカーだったことは今までもなかったか)。
ただの凄いドラえもんです。
ランドルフ・カーターとか、夢の国の王たちも、宇宙戦艦ヤマトに乗って戦う感じで、そんなキャラだったかぁ~。

でも、おもしろい。そんなん、おもしろいにきまってるやんという感じのごった煮になってます。
いや、純粋にホラーが読みたい人には、向かないですけどね。
そして、やっぱりあらすじを読まされている感じは、ちょっとするんですけどね。

でも、あらすじとか、設定だけでおもしろいっていうのあるからなぁ。

しかし、これとか、「邪空の王」とかの題名を見ていると、漢字……というか、日本語って便利と思います。「邪」とか「幻」とか、どっから来たと思うし、そんな言葉あるかと思うけれど、違和感がないという。

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タイタス・クロウの帰還 タイタス・クロウ・サーガ

消えたので、書き直しです。

これが、「地を穿つ魔」の直接の続編になるのかな。そして、「事件簿」に繋がるのだと思います。

いやぁ。海外の作品で、ここまで中二的展開というのは、あんまり見たことなかったので、おもしろかったです。
でも、もう途中、自分の思いついた設定を展開したいだけだろうみたいな感じで暴走していて、

「こんなん、オレ以外に誰がよろこぶねん!!」

と、叫んでました。

まあでも、そういう叫びを上げさるマニアが、きっと他にも何人もいて、クトゥルー神話っていうのは出来ているんでしょう。

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地を穿つ魔 タイタス・クロウ・サーガ

先に出版されていた「タイタス・クロウの事件簿」は、この作品の続き的なものなのかな。
けっこう、思ったよりもクトゥルーしている感はありますねぇ。主人公は怯まないけど、それなにり対策が後手後手にまわって、ドキドキする感じはあります。

でも、この後は、どんどん日本のラノベ並にぶっ飛んだ話になっていくそうです。
それはそれで、楽しみだ。

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背表紙は歌う

基本、ギスギスした話ではなくて、人情話なのでいいなぁと思うのかも。
まあ、何回か書いている気がしますが、この作者の男の人のかき方は、ちょっと好きではないのですが。多分、好みのタイプが全然合わないと思います。

威風堂もでてきのすが、フワッとすれ違うだけで、全然、出しゃばってこないところはいいなぁと思いました。
読みやすい本です。

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平台がおまちかね

1話を読んでいるときは、おぉ、いつもより面白いとか思っていましたが、新シリーズだとは思っていなくて、いつこの事件、成風堂書店もちこまれて店員の女の子たちが出てくるのだろうと、最後の最後まで思っていました。
まあ、ちょっと男を理想化しすぎている気もしますが、じつは、成風堂書店事件メモのシリーズよりも、こっちの方がこのみでした。

出版社の営業さんって見かけているのかなぁ~。どうなんだろうと思いながら読んでいたのですが、よく考えたら、わたしが住んでいるのは地方ですから、あんまり、出版社の営業さんって、まわって来ないような気がします。