流れゆく雲 グイン・サーガ107
今までが、けっこう激動の物語だったので、ちょっと物足りないかも。
でも、これはこれで、いろんな人の「再会」の物語で面白かったです。
レムス、若干まだ治ってないのかなぁ。
予言を解釈すると、どうやら、コレがキッカケで、「トワイライト・サーガ」の闇王国パロスが出来るのかな。わたしはてっきり、ナリスがきっかけになっているのだと思っていたのですが。
やっぱり、ヴァレ、いい人だ。
11巻は、「誉子篇」てな感じです。
で、そのなかでも光っているのが、佐賀先生と司馬先生。
うーん、司馬先生は、けっこうイメージ通りなんですが、特に佐賀先生、いいわ。
始め出てきた時や、マリアにいかれている時は、ここまでいい人だとは思わなかったです。
かっこいいわ。
そして、この2人が阿字野に出会った時の顔が、またいいですねぇ。
それから、それから、誉子とカイの再会。
カイほどの才能を持っていても、コンクールで賞を取れないということは、コンプレックスになっているんだなぁ。コンクールで評価されるというのは、自信につながるんだなぁと思ったり。
どんな演奏なんだろう?カイのピアノを聞いてみたいです。