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化人幻戯 江戸川乱歩全集17

「化人幻戯」は、けっこう悪くないと思います。

本格推理は廃れるけれど、変態乱歩は、永遠に輝き続けます。
それだけ、なんていう本質をついているというか、感覚的なリアルがあるように感じます。

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シャーロック・ホームズの冒険 新訳シャーロック・ホームズ全集

初短編集です。
おもしろいわ、コレ。

以前(30年ぐらい前か……)よりも、おもしろく感じます。これは、子どもの読み物ではないな(笑)

解説には、ホームズとワトソンの怪しい関係について書かれているのだけれど、わたしは、なによりもこの2人の健全さに感動してしまいます。

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ふしぎな人 江戸川乱歩全集21

「かいじん二十めんそう」を読み終えたら、また、「かいじん二十めんそう」がはじまったので、ビックリしました。

少女向けの雑誌には、少女が活躍する物を、幼年向けの雑誌では、表現を簡単にして、と、やっぱり乱歩のすごさと、俗さを両方味わえる1冊です。

意識していて、それがモノになるというのは、やっぱり並々ならぬ愛のたまものだと思います。

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鬼の言葉 江戸川乱歩全集25

江戸川 乱歩も、新井 素子も、夢枕 獏も、本やマンガ好きな人が、本やマンガについて語っているのを読むのは、とっても楽しいです。

この本の内容、兄貴から聞いた話がけっこうるような……。
しかし、兄貴は、こんな本、読んでいたのだろうか。
一時期、ミステリーにこっていたことがあって、あの人、わりとこういう外壁(というか理論)から埋めていくようなことをするので、読んでいたのかもしれませんねぇ。

で、兄貴は、ミステリーというよりは、ハードボイルドな小説に向かっていって、その頃のりんは、SFに向かっていって、純粋な推理小説からは、離れていったのであった。

最近は、ちょっと自分的には、ミステリーのブームです。
アガサ・クリスティー、乱歩を今更読んでいますし、コナン・ドイルも、読み返し中。
そしてなによりも、日本のミステリーも、ちょっと読んでいます。本格推理ものは、けっこう少ないですけどね。でも、京極 夏彦の妖怪シリーズなんかは、江戸川 乱歩に読ませてあげたいです。

どんな感想を書くか、ドキドキします。

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押絵と旅する男 江戸川乱歩全集5

いろんな江戸川 乱歩が読める1冊です。
幻想と怪奇から、ヘンタイまで(笑)

でも、これが、乱歩の味なのだと思います。

ところで、この「蜘蛛男」のトリックは、どこかで以前、読んだ覚えがあるのですが?
少年物にリライトされたかな?