修羅の刻一覧

陸奥の母

修羅の刻16 陸奥圓明流外伝

綺麗に「修羅の門」に続く。多分、年代的な意味では、「修羅の刻」の一番最後のお話。

静流さんは、現が勝ったと思っているんだと。

そして、静流の鬼は、もう、冬弥は「陸奥」にはなれないと、なんというかある意味見捨てているところですねぇ。

すごい青春なお話です。

しかしまあ、現のお兄ちゃんの名前が、幻斎っていうのが、なんというか今考えるとすごい名前だ。本名か?
まあ、不破は裏の仕事があるので、源氏名かもしれんけど。


意志を継ぐ器

修羅の刻16 陸奥圓明流外伝

歴史とからむ修羅の刻ですが、今回は、出てこない。
「修羅の門」のケンシン・マエダと山田さんの青春篇。これ、なんかおもしろいです。

不破になれなかった男と陸奥になれない女。

思わず、続きも連続で読んでしまいました。けっこう、そういうのは珍しい。

不破現の章で、不破の名前が、微妙にうすいのもこだわりがあって好きです。


伝説は終わらない

修羅の門 第弐門18

第弐門、完結。
伝説は終わらない。

いや、終わらしておいてあげようよ。

そして、次の「修羅の刻」は、九十九パパの話ですね。これは、かっこよさそうだ。


準決勝

修羅の門 第弐門13

飛田の対姜子牙戦。
まあ、飛田自体は、ヒザをやっている時点で、格闘家としては終わっている感もあるのですが。寝転んで、アリキックかと思ったけれど、それは出せないしねぇ。

しかし、主人公よりも相手の方が小柄というのは、難しすぎるというのが「修羅の刻」の柔道編でわかっているだろうに、それでもあえて挑戦するのか、忘れているのか。まあ、実況解説が入るというのは、けっこうな強みかなぁとも思いますが、やり過ぎるとシラケちゃうしねぇ。


あっ、何かかわいい…

功名が辻1

わたしの歴史の主な知識のほとんど、なぜか、大昔、兄貴がしゃべってくれたことが元になっております。
昔は、兄貴も、それなりに情熱的にしゃべってたということだなぁ。

で、「功名が辻」の話も、だから、多分、兄貴に話してもらっていたのが、原型としてはいっているはず。
兄貴が面白いといった司馬 遼太郎ものは、「国盗り物語」とこの「功名が辻」だったような記憶があります。

わたしは、歴史小説は、中学校から高校ぐらいに1番読んでいたのですが、動機がけっこう不純で、楽しくてテストの役に立つとか思って読んでいました。
だから、「功名が辻」とか、あんまり有名人(テストに出てこない人)が主人公の話は、読んでなかったのですね。

そんな「功名が辻」も、NHKの大河ドラマになり、書店で見かけることも多くなりました。
で、ねぇさんが、読んでみたいなぁと言ったので購入したのが、大河ドラマが始まる前なので、2005年の年末ぐらいだったと思います。
そのあと、ねぇさんが、読んで、NHKドラマも楽しんで、だったのですが、わたしは、あんまりテレビを見ないので放置してました。

けっこう、楽しそうでした。
で、受験勉強からもはなれた今(爆)、読んでみようと。

司馬 遼太郎を読むのが、メチャクチャ久方ぶりです。中、高校時代に、戦国のメインストリートもの1を読んで、あと、なぜか、「韃靼疾風録」とか、「龍馬がいく」とかを大学時代に読んでました。
幕末ものもおもしろいと聞いていたけど、「跳ぶが如く」がわたしの性に合わなくて、それ以外は避けていた感じですね。 2
新選組は、兄貴の評価が低かったので、ずっと読まなかった。いかに影響力があったかよくわかりますね。でも、これは、川原 正敏の「修羅の刻」や、木原 敏江の「天までのぼれ」にであって、20代ぐらいのときに、「燃えろ剣」とか読んだら、とてもおもしろくて、あと新選組にもけっこうはまりました。

で、今回の「功名が辻」。
読む前のイメージでは、バカな旦那さんとそれをもり立てた賢い猛烈奥さんの話?

あぁ、司馬 遼太郎って、おもしろかったんだなぁと再確認しました。
なんか、確かに、説教くさいというか、自分の価値観を語るために、上手に人の性格をつくっているところは、あると思うまですが、読んでみて、伊右衛門も、千代も、かわいいですねぇ。

欠点のない人間としては書いてないです。
はじめは、千代の賢しさが目立つのかなぁと思っていたのですが、伊右衛門の方も、彼だからこそ、一途に駆け抜けていったんだなぁという感じが見えます。

なんか、夫婦が同じ夢を見ててしあわせそうだ。

功名が辻(1) (文春文庫)

司馬 遼太郎 / 文藝春秋(2005/02)


  1. 「箱根の坂」、「国盗り物語」、「新史 太閤記」、「関ヶ原」、「覇王の家」あたりですね。 []
  2. いや、よく考えたら、西南戦争は幕末じゃないよなぁ……。 []