超級!機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗!8
新宿・東方不敗!、完結。
ドモンも、これで、さすがにふっきれたのかな。
この吹っ切れなさと、吹っ切れたときの描写は、島本得意の展開です。
まあたまに、「仮面ボクサー」みたいに、吹っ切れるまでに時間かかりすぎな人もいますが。
マスター・アジアのキャラもいいわぁ。
元気出ます。
島本マンガ史上、1、2を争う、情けない主人公です(笑)
しかし、三四郎だって、はじめから実力があったのなら、エディが組織を裏切ってまでしたかったことって、いったい……(笑)
謎が多いな。
巻末のインタビューなんかを読んでみると、けっこう、無理していたのね。
確かに、展開に無茶なところはあります。ムーは、どうやってNASAの人と一緒にいたのかとか。このあたりは、昔読んだときも、疑問に思っていた気がします。
でも、これはこれで、島本 和彦の代表作なのは、確かだと思います。主人公が、実はできるやつのくせにダメな「仮面ボクサー」よりも、こっちの方が、断然好きです。
そして、今も戦いつづけているんだなぁ。モンスターペアリンツと