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BLOOD The last vampire 2000

「BLOOD+」の本を読んでいて、あとから、「BLOOD」というお話があったことを知って、なんか関係あるのかなぁと疑問をもっていました。

で、今回このマンガを読んだわけです。

日本刀を持った少女・小夜が、翼手と呼ばれるヴァンパイアを退治するお話。小夜は、米軍の指揮下で動いているらしい。小夜自身も、翼手であるらしい。翼手の長として、小夜と対になる少女がいる。

こういった基本ラインは同じなのですが、物語自体は、お互いに関係のないパラレルなもののようです。

「+」で、なにがプラスされたかというと、1番大きいのは、「救い」かな。

ハジの存在であったり、家族の存在であったり。
特に、ハジの存在のおかげで、「+」の小夜は孤独ではなくなっていると思います。

そして、こっちの小夜は、かなり救いがないです。

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BLOOD+2

自分の身近な人間が……というのは、ホラーとして、とっても正しいと思います。
好きか嫌いかは、別にして。

サヤは、どう考えても、翼手と同じもののように思えます。
上位翼手も、人間から生まれるとしたら、まあ、あり得る話かなぁ。ヴァンパイア・ハンターは、ダンピールとかが定番ですからねぇ。

そうすると、1番ひどいのは、米軍をふくめた「人間」ということになりますが。

桂 明日香,Production I.G,Aniplex
角川書店
発売日 : 2006-04-22

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BLOOD+1

イメージとしては、菊地秀行の伝奇ものみたいな感じです。
でも、意識しているかどうかはわからないけど、コンセプト的には、「吸血姫美夕」みたいな感じもあります。
ヴァンパイアを狩るヴァンパイアの少女。多分、永遠の生。たった1人の従者。

1巻は、ちょっと日常に重点がおかれています。バイオレンスって、日常の描写がしっかりしていないと、楽しくないので、このありは、けっこういいです。

桂 明日香,Production I.G,Aniplex
角川書店
発売日 : 2005-12-22