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宝石の煌き

さて、そろそろいい時間ということで、締めのゲームは、「宝石の煌き」です。

みなさん、日本ボードゲーム大賞の投票は、お済みでしょうか?
わたしは、投票しました!!

毎年、何に投票したのかをブログに書こう書こうと思っていて、結局、結果発表されたときには何に投票したのかを忘れているわたしです。
ということで、今回は、ここに書いておこう。

わたしは、今年は、次の5つに投票しました。

  1. 宝石の煌き
  2. ロココの仕立屋
  3. コンコルディア
  4. カシュガル
  5. タシュ=カラール

以上の5つでした。

うーん、「ダンジョン・オブ・マンダム」も、「5本のきゅうり」も、「シェフィ」も、いい感じですし、「ブルームーン」とかも、おもしろくなって来そうな感じですが、今はちょっと、重いゲーム寄りになっている感じかなぁ。

さて、2014年の日本ボードゲーム大賞の最有力候補(とわたしが勝手に思っている)のこのゲーム、もう、40回ぐらいプレーしているのですが、この前、京の勉強会に出させていただいて、実は、今までルールを間違っていたことが判明しました。

まあ、間違っていたというよりは、抜けていたルールがありました。
やっぱり、知っているつもりのゲームでも、人にインストしてもらったり、人のインストを聞くのは大事です。

抜けていたのは、カードをがめて金を1枚取る場面です。この時にがめるカードは、場にオープンにされているカードだけだと思っていたのですが、実は、山札の1番上のカードをがめても良いそうです。

「え~~~」

っと思って、ルール読みなおしたら、確かにそう書いてありました。
うーん、知らんかった。
もしかしたら、最初にルール読んだときは、「ふぅん」ぐらいの感じで読んだことがあったのかもしれませんが、まあ、すっかりきっぱり、忘れ去られておりました。

「というわけです」

と、和邇乃児さんにも、落ちていたルールを説明。

「まあでも、そんな変わらないよねぇ」

というお言葉をもらいました。確かに。基本的に、オープンになっているカードをがめないと、後でそのカードが、邪魔になってきます。
でもまあ、最終局面では、山から引いた方が正解になる場面もあるのも確かです。

例えば、自分がスタートプレーヤーで、あと1枚金があれば、次のターンにすでに握っているカードが完成して15点越えることが出来る時。
他のプレーヤーも、12、3点でリーチがかかっているけれど、今オープンになっているカードでは、15点にはならない。でも、宝石はけっこう貯めていて、下手なカードがめくられて得点を取られれば(多分、貴族タイルであることが多いと思われます)、ゲームが次の自分までまわってこないとき。
こういう、絶対に、場のカードを新しくしたくない時というのは、あります。
そういう、自分は何をがめても大丈夫で、場のカードを更新したくないときは、時々はありますからねぇ。

さて、今回。
貴族カードは、赤が3枚被っています。この展開では、おそらく赤が絡む貴族カードを集めるのは無理っぽい。
でも、だからといって、2人が赤を無視して1人に赤が集まると、エラいことになりそうな感じです。

長期戦になりそうな感じなので、レベル1のカードも、負担が軽いカードは、けっこう積極的に集めていく感じでした。

わたしの最近の戦略としては、軽いカードをがめて、「金」を積極的にとっていく感じです。ちょっと、そして、握ったカードを出す時には、「金」を使わずにため込む。
ただ、今回、軽いと思って握ったはずのレベル1のカードが、けっこう出せなくて、苦しかったです。

和邇乃児さんも、

「あぁ、これは、いつものセオリーとは違うことをしている……」

と、ちょっと手札を握りすぎている感じでした。

案の定、貴族カードは誰も取れずに、一進一退な感じでした。
が、わたしが、5点カードを取れる体制に。そして、わたしの手番は、1番ラスト。
あのレベル3のところにある、5点のカードさえ押さえられなければ、それを取って終われます。

和邇乃児さんが、12点だったかなでリード。わたしは10点なので、まだ見逃されているかなぁ……。
目線で読まれたりするといやなので、自分の手番がまわってくるまでトイレに行ったりしておりました。

で、わたしの手番。
よかった、残っております。

「では、このカードをもらって、15点!!手番、ラストなので終了!!」

「えー、もう15点!」

「これ、押さえられるかと思って、ドキドキしていました。」

「2位は、12点。同点の場合は?」

「同点の場合は、カードが少ない人が勝利します。」

ということで、久々の1位。
1位、りん、15点。2位和邇乃児さん、12点。3位でこねぇさん、12点。

ということで、2015年最初の湖畔のゲーム会は終了しました。

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けっこう、重たいゲームが多いので、最近は3つ位でお開きになることが多いですな。
今回、最後のゲーム。
さて、何遊ぼう。

「『テラミスティカ』の拡張、『氷と炎』ありまっせ。ちょうど新種族が3つ。新種族だけでやってみます?」

「それ、ひどいことになりそうやなぁ」

まあ、「操り人形」とかでもそうですが、基本的に、新種族っていうのはちょっとずつ混ぜて行く方がいいかもしれません。

「それに、3人よりも、4人のときにやりたいねぇ」

ということで、最後のゲームは、12面ダイスで決めます。

新しいダイス表作り。

「『プ』入れてください。『プ』」

「じゃあ、1枠だけ」

1 プエルトリコ

「これ、本命」

2~4 フレスコ

「これも、本命だけどなかなか選ばれないねぇ」

「選ばれたら、今からルール1から読み直しですよ」

5~6 チグリス・ユーフラテス

「そんなこと言っておいて、1枠『テラミスティカ』と書いておこう。サイコロで、選ばれたのならしかたない」

7 テラミスティカ

「まさかの本日2回目」

8 アイススフィア

「9の目は、あれにしましょう。ほら、りんさんの好きな宇宙開発の」

「『ギャラクシートラッカー』??」

「違います。カードのやつ」

「わかった。でも、名前を思い出せない!!」

好きなゲームでなかったのか?いや、どわすれというのは、だれにでもあります。
というか、最近、とみにいろいろなものの名前が出てこない……。

9 エミネントドメイン

「うーん、そろそろ、こんなやつもいれとこう」

10 キングダムビルダー

「最後、遊びたいのは?」

「最近、『ロココ』してないなぁ」

11~12 ロココの仕立屋

なんとなく、「アクアスフィア」が出るような気がする。
コロコロ。

本命の「フレスコ」でした。

フレスコ

「フレスコ」は、2010年のドイツ年間ゲーム大賞候補作で、その年のドイツゲーム賞、受賞作です。
基本ゲームと拡張ゲームがセットになって売りに出され、初心者にもゲーマーにも、全方位死角無しで作くりで、「ドイツ年間ゲーム大賞」を本気で狙ってきたといわれた王道の一作です。
まあ、その年、大賞を取ってのは、変化球の「ディクシット」だったのですが……。
ここで「ディクシット」を大賞にしたというのは、凄いですよねぇ。

でも、大賞に選ばれなかったとしても、「フレスコ」は、良く出来た楽しいゲームです。
アークライトから、日本語版も出ています。ボード、カードには言語依存は、ないんですけどね。
噂によると、社内研修にも使わたことがあるとかないとか。

職人たちを率いる工房の親方になって、職人たちを使ってフレスコ画を修復し、名誉点を集めていくゲームです。けっこう、仕事している感があって(ゲーム中のいわゆる「お仕事」ではないですよ)、テーマとやっていることもあっていて、ルールが多い割に動きは理解しやすいゲームです。

親方であるプレーヤーは、まず、職人たちを何時に起こすかを決めます。3人戦の場合は、5時か、6時か、7時か、8時。
ここで、朝早くから職人たちを働かすと、すべての仕事で他の工房に先んじて仕事をすることができます。
逆に、遅れてしまうと、買い物をしようと思っていたお店が、もう閉店してしまったり、やろうと思っていたフレスコ画の修復を他のプレーヤーの職人たちに取られてしまったりします。
それなら、いつでも朝早くから働かせればいいかというとそんなことはなく、早朝ばかりを選んでいるようなブラック工房では、職人のテンションが落ちてしまって、職人が逃げて行ってしまいます。
また、職人のテンションがマックスな素晴らしい工房には、手伝いの職人が来てくれたりもします。
7時が基本で、7時を選べばテンションの変化はありません。8時だと「楽な職場」てな感じでテンションが+1します。6時だとちょっとつらくてテンション-2。5時だとブラックで-3になります。多分、5時から起こされても、仕事が終わる時間は一緒なんです。

なぜか、各工房で同じ時間に起きることはできません(笑)きっとギルドの掟です。「工房の開始時間、合わすべからず」みたいな感じ。
ということは、この起床時間を決める順番も、超重要です。これは、現状の得点の低いプレーヤーから決めることができます。

さて、全プレーヤーが、職人の起床時間を決めたら、次は、職人にその日どんな仕事をさせるかを計画します。
職人はワーカーで表されています。基本的には、各プレーヤー5つのワーカーを持っています。
そのワーカーを、他のプレーヤーから隠して、仕事表にプロットしていきます。

仕事は、「絵の具の購入」、「フレスコ画の修復」、「パトロンの肖像画描き」、「絵の具の混合」、「観劇」の5つです。
各仕事に、0~3こまでのワーカーを配置していきます。

「絵の具の購入」は、市場のお店に行って絵の具を仕入れてきます。3人プレーの場合、お店は3つしかありません。
毎ラウンドが始まるごとに、お店にはいろいろな絵の具が並べられます。
お店は、そんなに在庫があるわけではないようで、1つの工房が買い物をすると、すぐに閉店してしまいます。ときどき、買い物をしなくても、ウィンドウショッピングをしただけで閉店してしまうところが困りものです。
お店には、ランダムで絵の具が並びます。色も個数もランダムで、1セットずつタイルにかかれています。1ワーカーあれば、このタイルにかかれている分1セットが貰えます。
お店の規模もまちまちです。2セットしか売らない店もあれば、4セット売っている店もあります。

早起きをした工房のワーカーから、欲しい絵の具を売っている店に行って買い物をします。
1人のプレーヤーのワーカーは、1つのお店にしか行けません。「絵の具の購入」にたくさんのワーカーをおいても、みんな同じお店にぞろぞろと行きます。でも、たくさんで行けば、それだけたくさんの絵の具のセットが購入できます。もちろん、たくさん購入するには、お金だってたくさんいりますが。
絵の具のセットの値段は、時間と共に安くなっていきます。5時からなんて、きっとお店の人も叩き起こされて怒っているんじゃないかという値段ですが、8時になると売れ残ってきたのか、早朝の値段よりも75パーセント引きの大安売りです。
お金がなくっちゃ買い物はできませんから、たまには、ゆっくりと売れ残りを漁るのも大事かもしれません。

次の仕事は、「フレスコ画の修復」です。
これこそが、このゲームのメイン。他の工房に勝つか負けるかも、ここでの仕事ぶりにかかっています。
フレスコ画は、現在、絶賛全面修復作業中です。
あまりにも巨大なので、5×5の区画を分けて仕事をしています。それぞれの区画には、その部分を修復するために必要な絵の具の色と数がタイルでしめされています。そのタイルを選んで、絵の具を消費すれば、修復完了です。完了したら、司教様が絵をご覧こられて、そのタイルを貰って、そこにかかれた勝利点を得ることが出来ます。
タイルに必要な絵の具の色や数は、まちまちです。そして、得られる勝利点もまちまちです。
そして、修復は、早いもの順です。誰かが修復すれば、どんどん完成に近づいていきます。次のラウンドになったからといって、修復箇所が増える……なんてことは、もちろんないのです(そんなことがあれば、それはそれで悪夢です)。自分がやろうと思っている修復箇所を、他のプレーヤーに取られてしまうなんてこともあります。
修復が完了したら、司教コマがその絵のタイルのあった場所に移動します。実は、この司教様が近くにいるときに絵の修復をすると、司教様は、その仕事ぶりに感動して、さらに勝利点を下さいます。
修復の前に、お金を支払うことで、司教コマを1つだけ隣の区画に1つ分だけ移動させることが出来ます。賄……いや、寄付をさせていただくわけです。そうして、司教様のおられる区画の隣で修復作業をすることができれば、2点のボーナス得点です。さらに、司教様がおられる区画そのもので修復作業をすることができれば、3点のボーナスです。

3つ目の仕事は、「パトロンの肖像画描き」です。
有名な方とコネを作ることで、絵の具を買うためのお金を稼いだり、いろいろな恩恵を受けたりします。
毎ラウンド新しい2枚のパトロンのカードがオープンにされます。早起きしたプレーヤーから順番に、コネをつけたいパトロンを選んで、カードを獲得します。
パトロンが授けてくれる恩恵は、さまざまです。例によって、インスタントな効果があるものと、持続効果のあるものに分けられます。
インスタントに効果があるものでは、例えば、「職人のテンションが一気にマックスになる」なんていうパトロンがいます。めっちや楽しい人なのかも。
持続効果があるものでは、「フレスコ画を修復するとき、司教コマを好きなところに移動できる」というものもあります。司教様に凄いコネができます。
また、カードのパトロンを得ることが出来なくても、ここを選べば、いつでも何人にでも、お金をくれる太っ腹で、ありがたいパトロンもおられますので、

「うわー、残りもんや。カスしか残ってない」

とか言わないように(笑)

4つ目の仕事は、「絵の具の混合」です。
これも、工房らしい仕事です。色を混ぜて、さらにたくさんの色を作ります。
色は、「赤」・「青」・「黄」の基本の三原色があります。
この「赤」と「黄」を混ぜると「橙」。「青」と「黄」を混ぜると「緑」に。「赤」と「青」を混ぜると「紫」に。という、二段階目の色になります。
さらに、「紫」と「赤」を混ぜると「桃」。「橙」と「緑」で「茶」という渋い色に。これは、三段階目の色です。「茶」なんて、二段階目の色2つですからねぇ。
購入してきた絵の具や、ここで混合した絵の具を使って、フレスコ画を修復していくわけです。
二段階目や三段階目の色を使う修復の程、得点が高くなっています。ということで、ここで、せっせと絵の具を混ぜて高得点な「フレスコ画の修復」を目指すわけです。
でも、作った絵の具は、衝立のうしろに隠されてしまいます。のんびりとしていたら、自分がやりたいと思っていた仕事を他の工房に取られてしまうかもしれません。
これは、1ワーカーで、2回色を混ぜることが出来ます。

5つ目の仕事は、「観劇」です。
職人にとって、しっかりと休みをとってテンションを上げておくことも大切な仕事なのです。
ここに1ワーカー置くことで、工房のテンションが2ずつ上がります。
テンションの下がっている工房からは職人が逃げてしまいワーカーが減りますが、テンションが上がっている評判のいい工房には職人が手伝いに来てくれワーカーが増えたりします。

どの仕事に、どれだけのワーカーを振り分けたら効率の良い仕事ができるかは、親方たるプレーヤーの腕のみせどころです。
振り分けは、衝立の後ろでたのプレーヤーから見えないように行い、全員がプロットすることができれば、オープンして、仕事をしていきます。

こうして、仕事をどんどんしていって、フレスコ画が規定数修復されれば、ゲーム終了になります。
勝利点が1番多いプレーヤーの勝ちになります。

たしかこのゲーム、記憶によると手番順がものすごく重要だったような気がします。
手番順に、時間の選択ができるのですが、時間の選択で遅くなれば、「絵の具の購入」、「フレスコ画の修復」、「パトロンの肖像画描き」で、いいものをどんどん持って行かれてしまう。
まあ、いつもいつも早起きをしているわけにはいかないのだけど、ここ1番の時には、早起きを選択できるポジションにいないと痛い目に……。

手番順は、1ラウンドごとに得点を見て、得点が高ければ高いほど、後の手番になります。
前やったとき、前半にものすごいスタートダッシュして、余裕で勝てるのではないかと思っていたら、後半、全然、なにもやらせて貰えなくて逆転された記憶が。

だから今回は、しゃがめるだけしゃがんで、絵の具を貯めて置いて、後半、一気に仕事をする。しかも、司教様に常に自分の仕事を見て貰う。
たしか、パトロンの中に、司教ゴマを1金で移動の代わりにワープさせるカードがあったはず。それをゲットしてから動けばどうだろう。

という作戦をたてて取りあえず、1ラウンド目は仕事をすてて、「絵の具の購入」と「絵の具の混合」に全力を注ぎます。

ここで、わたしはいきなりのミス。

「あっ、『絵の具の混合』って、1ワーカーで2回できるんやった。間違えて、2ワーカーもおいてしもた。
『観劇』させてたら良かった……」

それにすかさず、でこねぇさんが、

「アホ、ちゃうか!!」

いつもため込んでいた一言が、ここぞとばかりに出た強烈な一言(笑)
そ、そんなきついこと言わんでもいいのに。

言ったでこねぇさん自身も、まずいと思ったような顔をしていましたが……「覆水盆に返らず」だ!!

「これ、こっちに置いてたことにしてもいい?」

まぁ、「覆水盆に返らず」だ(爆)

まあ、仕方がない。

この後追いダッシュ作戦ですが、「司教コマ」のボーナスが増えるパトロンをゲットして、司教ワープのパトロンをゲットして、さあ仕事を始めるぞと思ったときには、けっこうもう後半でした。

そこから、猛仕事をして頑張って、和邇乃児さんにはなんとか追いつきます。しかし、スタートからしっかりダッシュして、定期収入で紫のタイルが入ってくるようにしているでこねぇさんには、全然、追いつけません。
この定期収入は、「フレスコ画の修復」をすると手に入るタイルに絵の具の絵がかかれていて、同じ色の絵の具のかかれているもの3つ集めれて、「絵の具の混合」で合体させれば、その絵の具がラウンドの始めに貰えるタイルに変化するというものです。しかも、このタイル自体にもけっこうな点数がついています。
主に、二段階目の色を使った修復仕事をしたときに貰えます。なぜか、三段階目の色が絡んだ修復仕事にはついていないのです。
後追いで仕事を始めたわたしは、「絵の具の混合」をけっこうしているのと、とにかく得点の大きな修復仕事をしないと追いつかないということで、三段階目の色が絡んだ仕事ばかりを選んでいてい、この定期収入は貰えません。
正確には、紫のタイルを1枚は取ることができたのですが、後、全然、続きません。

仕事を始めたら、極力、そこに集中させたいのですが、修復仕事自体も少なくなってきて、せっかく置いたワーカーが無駄になってしまうことも数度。

「これなら、『混色』しておけば……」

「これなら、『観劇』しておけば……」

という場面がなんどもありました。
あと、お店には二段階目までの絵の具が並ぶことがあるのですが、なんと「紫」だけは、絶対に店に並ばないことをゲーム終わってから知りました。
そうすると、「紫」を取っているでこねぇさんは、とても有利。ひどい。

「えー、そんなんしらんかったわー」

「なんで、『紫』のボーナスタイルについている点数が高いかとか、なんで、いくら待っても出てこないとか考えな」

それでも、2位かなと思ったら、ラストスパートで和邇乃児さんに追いつかれて、1点追い抜かれてしまいました。

1位、でこねぇさん162点。2位、和邇乃児さん119点。3位、りん118点。

紫仕事重要。
あと、得点の後追いは基本正しいと思うけれど、追いかけられるポジションをキープしておかねば。

安定して面白いゲームだと思います。

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四週連続の湖畔のゲーム会の後、しばらくぶりの11月最後の湖畔のゲーム会が、2014年11月29日(土)にありました。
すでに、年がまたいでしまいましたが、2014年の未消化分のレポートです。

いつもの場所、いつものメンバーです。

アクアスフィア

アクアスフィア
まずは、1つ目は、「アクアスフィア」です。
ゲーム会の1週間前ぐらいに家に届いて、でこねぇさんと試遊。その後、1週間でルールを読み込んで、落ちやすいルールとか、間違えやすそうなルールとかをまとめて、満を持してのプレイです。

このメンバーで、重いゲームで、インストをわたしがするっていうのは、大変に珍しいことですな。
インストに対する苦手意識は、未だになくなりません。軽いゲームのインストは、それなりに数をこないしはいるのですが。
いいゲームの評価が、へぼいインストのせいで下がるといやというか怖いなぁと。

まあでも、ときどきは、インストします。というか、最近は、「ロココの仕立屋」も、「コンコルディア」も、「プラエトル」も、たどたどしいながらも、インストしたような気がします。
「コンコルディア」は、おの重さのゲームにしてはビックリするぐらいルールは少ないですが、「ロココ」は、よくインストできたなぁと思います。
そういえば、「密使」のインストもしたぞ。ゴールする条件が、しっかりと伝わっていなかったけど……。

さて、「アクアスフィア」のインストですが、まあ若干、詰め込みすぎな感は免れませんでしたかねぇ。
だいたいにして、フェルトが要素を詰め込みすぎだし。
まあ、でこねぇさんは事前にやっていて大体ゲームをわかっていますし、足りないところはおぎなってもらいなが、和邇乃児さんに説明。

わかりにくかったところは、1手番で何ができるかというところだったみたいです。
手番でできることは、「プログラミング」することと、「アクションの実行」をすることのどちらか1つと説明したのですが、これが、「プログラミング」して「実行」といういう流れになっているために、1手番で両方するのかと思わせてしまったようでした。
うーん、ここは、1手番に選べるアクションは、「プログラミング」と「実行」と「パス」の3つがあって、どれか1つしか出来ないという説明の方がわかりやすかったかも。「パス」は、アクションの説明がいらない部分なので、「どっちもしたくない、又はできないときはパス」的な言い方をしたのですが、1手番に1回だけ出来るアクションとして、「パス」の説明をすることで、「プログラミング」と「実行」も、1手番に1回できるアクションとして明確に示せたかも。

あと、ボットの搬出口からの押し出しのルールが、充分ではなかったようでした。ここは、どうしても、今、搬出口に入ったボットが、そのまま押し出される(特に後半に、各プレーヤーのボットが1体ずつ搬出口にいるときは、それしか起きない)というのは、違和感があるようでした。

まああと、「プログラミング」で、「プログラミング」のところにボットを置くという意味は、若干わかりにくい……というか、わたしやでこねぇさんも、間違えかけていました。

まあでも、いちおうルールを説明して。

「うーん、大体ルールはわかったけど、何をしたらいいんだろう??なにが、強そう??」

まあ、わたしらも、間違ったルールでお試しプレイをしただけなのでなぁ……。

「多分、時間マーカーは、超大事です。あと、点数的には、クリスタルが大事かなぁ……。実は、潜水艦とか、研究室完成の5点は、けっこう小さくて、アルファベットを揃える方が大きいと思います」

それぐらいしか、わからないなぁ。

ということで、1ラウンド目スタート。
初期配置を見て、いろいろ作戦を考えます。

研究カード。
研究カードは、大きくわけると4種類のカードがあります。即座にインスタントに効果を発揮するカード、ゲーム中1度だけ好きタイミングで効果を発揮するカード、中間決算のときに効果を発するカード、ずっと効果が続くカードです。
即座に効果を発揮するカードは、ボットを特定のプログラムアイコンに載せた上で、時間マーカー2枚を貰えます。1
ゲーム中1度だけ好きなタイミングで効果を発揮するカードは、技師を矢印無視して、真横のマスに移動してボットをプログラムすることが出来ます。
中間決算のときに効果を発揮するカードは、時間マーカーを1枚払えば特定のプログラムアイコンにボットを置くことが出来るというものです。
ずっと効果が続くカードは、さらにバラエティに富んでいます。
技師が指令室で特定のプログラムアイコンのマスを踏んだ場合に時間マーカー、クリスタル、知識点のどれかが貰えるカードと、大タコを捕獲した時に時間マーカー、クリスタル、知識点のどれかが貰えるカード。
対面のセクターに時間マーカー1枚で移動できるようになるカード、移動力が2いる隔壁を移動力0で移動できるカード。
潜水艦を配置するときの時間マーカー消費が1/2になるカード。
自分の行動によって搬出口からボットを取り除くとき、自分以外のボットを取り除くけば1体につき1知識点を得られるカード。

勝利するためには、たくさんボットを「実行」させる必要があります。
単純に考えれば、1ラウンドに指令室3マス分しかプログラミングできませんので、1ラウンドに出来る「実行」は3回です。(初期にプログラミングされているボットのことは考慮に入れていませんが)。
1ラウンドの間に「プログラミング」できる機会が増えれば増えるほど、「実行」できるアクションが増えていきます。

インスタントにプログラムアイコンにボットを置くことが出来る研究カードは、時間マーカーまで獲得できて、単純にそのときだけの効果をみれば強いです。ただし、使用済みのカードも、自分の研究所の容量を圧迫します。
だから、序盤なら、出来る限り繰り返し効果があるものの方がよさそうです。

指令室の技師を真横に移動できるカードも、単純に1回分プログラミングの回数が増えます。強そうなのですが、効果はゲーム中1回でけっこう使いどころが難しいです。

「プログラミング」の機会を増やすという意味では、序盤で取れれば、中間決算の時に特定プログラムアイコンにボットを置くというカードは、何度も使えます。中間決算時に時間マーカー1つ必要ですし、特定プログラムアイコンにしか置けないという不自由は多少あるのですが、次のラウンドからは、「プログラミング」の機会を常に+1できます。またこのカード、4ラウンド目の中間決算で、ボットをプログラムアイコンにのせて個人ボードの得点を取った後、最終決算の時に個人ボードのストックに戻して時間マーカーを2枚ずつ獲得して時間マーカー1枚につき1点を得るという裏技にも使えます。けっこう、この研究カードは、安定しているようです。

指令室をの特定プログラムアイコンのマスを踏むカードは、時間マーカーやクリスタル知識点を取るという行動を同時にしているので、プログラミングなしに「実行」の回数を増やしていると考えられます。そのアクションを常に踏むと決めると強いかもしれませんが、かなり動きが制限されてしまいます。あと時間マーカー+2枚というのは、しょぼい気がします。
「大ダコを捕獲したとき」も、プログラミングなしに「実行」の回数を増やしている系です。利用するためには、大ダコの捕獲プログラミングを必ずしなければならないので「指令室の特定プログラムアイコンのマスを踏むカード」と同じように感じます。が、このプログラミングは、時間マーカー3枚を使ってしてもよいのです。しかも、コントロールスペースのエリアマジョリティを狙っていくなら、その時セクターにいるの大タコは失点になってしまうので、大タコ退治、けっこう重要です。
ただし、これらのカードは、同じアクションで効果が出るカードを揃えると、1つのアクションをしたときに複数の効果があって、けっこう強そうな気がします。
アクションをばらけて、どうやってもボーナスが得られるようにという考え方もあるかもしれませんが、そうすると効率が悪そうです。

移動時間軽減系のカードは、単純にあると一気に行動範囲が増えて便利です。でも、潜水艦配置の時間マーカー軽減タイルは、今は、もしかしたら罠なんじゃないかと思っています。

1ラウンド目にして、研究カードに、「大タコを獲得した時+1クリスタル」というのと、「大タコを獲得した時+2時間トークン」というのが2枚出ています。
あれを2枚とも取れれば、大タコを倒すたびにクリスタルと時間トークンが貰えてお得そうです。まあでも、2枚は許して貰えないかなぁ。

取りあえず、カードを獲得できるような形で動いていきます。本当は、2枚ともカードを獲得してからタコを退治しに行きたいのですが、さすがにそこまで都合のいい感じで配置はされていません。

「+1クリスタル」の研究カードを取って、タコを退治してと進めていきます。
でこねぇさんは、潜水艦を先に置いていく作戦、和邇乃児さんは、アルファベット2つかかれた「研究室拡張」を取りにいって、最終決算で大得点を狙う作戦のようです。

ということで、1ラウンド目にしてラッキーなことに、「大タコを獲得した時」のカードを手に入れることができました。

「あっ、その研究カード、わたしが手に入れないといけなかったのに!!なんで、わたし潜水艦に行った!!」

でこねぇさんが、悲鳴を上げます。
なんか、「大タコ退治したとき+2時間マーカー」を狙っていたようです。

これは多分、序盤にまとめて取らせたらいけないカードだと思います。
1ラウンド目の中間決算へ。

「これ、セクターのエリアマジョリティの点、大きすぎ!!」

たしかに。エリアマジョリティは、取ると6点、とれないと0点。
他の中間決算の得点は、2台の潜水艦を配置していてボットに仕事させていても最大6点。研究室を拡張して、クリスタルの収容量を増やして3こあつめて6点です。こちらは、その得点を取るまでに気何ステップも必要な上に、他のプレーヤーとも競合してしまいます。

「なるほど。でも、今回は、もう追いつかない気がするぞ」

たしかに、1ラウンドぐらいしないと、知識点をどう集めていったらいいのか、自由度が高すぎて見えにくいです。
その点、ちょっとでも練習している、わたしとでこねぇさんは、有利です。

「わかってきたところで、もう1回、はじめっからスタートします?」

「いや、今回はこれで行ってみよう。どうせ、何回もすることにきっとなる」

ということで、続行。
大タコを倒すだけで、クリスタルと時間マーカーが一緒に貰えるというのは、なかなかに強かったです。
わたしは、このまま大タコを倒し続けるために、大タコの捕獲量を増やせるように研究室を拡張していきます。

でこねぇさんは、時間マーカーの収容量を増やして時間マーカーをため込んみながら、潜水艦を置いていきます。大タコ退治、研究の拡張とまんべんなくこなす感じです。もったいないなぁと思ったけど、研究カードを後のラウンドで取りに行くのも作戦だったのかも。

和邇乃児さんは、効率よくアルファベットが2つある「拡張研究室」をとっていきますが、その分、能力が伸びなくて苦しそうです。時間マーカーの収容量が少ないので、フリーのプログラミングが出来ません。そのため、どうしても手番が早く終わってしまうためにエリアマジョリティが取れません。エリアマジョリティを取るには、後出しが得です。潜水艦は、でこねぇさんと共に確実に出しています。

わたしは、潜水艦は2こしか出せていないので、プログラミングして時間マーカーを積極的に取り行く感じです。
移動力が2必要な隔壁に隣接するセクターは入るのがやっぱり大変で、でも、1度ボットを置くと強そうな感じでした。

最終決算。1位、りん91点。2位、和邇乃児さん82点。3位、でこねぇさん79点。
わたしは、研究室完成ボーナス+5点をもらいました。アルファベットは、4つ揃って10点だったかな。
和邇乃児さんは、アルファベット全部集めて21点。潜水艦全配置の5点もとってたかな。
でこねぇさんは、潜水艦全配置できなかったので、ちょっと悔いが残ったようでした。

「まあ、これ1回やってる人はずるいよなぁ」

「でも、和邇乃児さん、練習の時、いないから~」

「アルファベットの得点が大きいかと思ったけど、みんな、けっこう取れるから差がでなかったなぁ」

「これ、潜水艦を全部出しても、中間決算で仕事しているボットの得点って、実はそんなにメチャクチャ増えない様な気が…」

「拡張研究室のアルファベット2つは、AとB、CとD、EとFと並んでる。なんにも考えずにAとCとEとか、1つとばしにとっていると効率悪いんだ」

「時間マーカーとエリアマジョリティ大事」

「今度は、今よりは上手く出来そうな気がする」

「でも、どーしたらいいのかーー」

と、まだ、モヤッとした部分を残しながら、いろいろ次に向けて考えられる良いゲームでした。

うーん、どうやったら得点を効率よく取っていけるか。

「潜水艦配置」と「研究所カード獲得」は、あとのラウンドで獲得するほど高得点になります。でも、潜水艦は自分の配置が人より遅れるほど高コストになりますし、研究カードはインスタントでないと使う機会が減ってしまいます。
「潜水艦配置」の場合は、「潜水艦配置1/2コスト」の研究カードがとれないとしんどいかなぁ。でも、中間決算の時間マーカーの補充を1枚だけでいくのは、それほど苦しい感じはなさそうな気がしますが、どうだろう。
「研究所カードの獲得」をあとのラウンドにまわす場合は、3、4ラウンドまでに研究室の研究カードの収容量を増やして、後半になったら、インスタント効果のカードを取りまくるというのはありかなぁと思いますが、これ3、4ラウンド目に並べられるカードによってかなり不安定のような気もします。

今回、クリスタルはけっこう余っていたので、クリスタルの大量確保というのも、高得点になりそうなのですが、これも、並べられる「研究室拡張」によって、まったく無理ということはあり得ます。この場合は、クリスタルを増やす研究カードは、必ずいりそうな感じです。

今回の展開とはまったく逆に、大タコガン無視という方法は?この作戦をとるのなら、エリアマジョリティを取りに行ってはいけない。よって、早く動いて早くパスしたりしながら、または、人が大タコを倒したセクターに滑り込むようにしながら、エリアマジョリティ以上の得点をとっていかないといけません。おそらく、上にかいた「クリスタル獲得」とセットで動ければ……。

これ、けっこうある作戦が強いのではなくて、状況によって勝ち筋がまったく変わってくるものすごい深いゲームなのかも。

さて、次回はどんな展開に??

シュテファン・フェルト,Stefan Feld
Pegasus Spiele
発売日 :
  1. ホビージャパン訳では、時間マーカー2枚捨てるとかかれていますが、アイコンが違うので間違えです。 []

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6月は、ちょっと遊ぶペースがダウンしましたが、7月は、12日(土)、13日(日)は、東京でホビージャパンフェスティバル、19日(土)は京の勉強会と、なかなか充実の日々を送っております。

あと、平日に久方ぶりに子どもと遊んだりもしておりました。子どもと遊んでいたのは、定番の「ラブレター」と「ナダ!」です。
「ナダ!」は、すぐに遊べていい感じですが、若干、物足りなさが残る感じかな。

そして、三連休のど真ん中7月20日(日)は、湖畔のゲーム会でした。

コンコルディア

コンコルディア
今回は、ゲームオーダーから日本語版が出たばかりのゲーム、「コンコルディア」からスタートしました。
けっこう、あっという間に売り切れでしたねぇ。日本語版が出るのをみんな待っていたのですね。
今回、和邇乃児さんが購入。ゲームハウスに持ち込む予定をされていたのですが、ゲームハウスでも、購入しておりました。
和邇乃児さんのゲームが届くのが送れていたので、うちのゲームで遊びました。ちょうど良かった。

デザイナーは、「ナビゲーター」を作ったロンデルシステムで有名なマック・ゲルツです。
ただし、今回は、ロンデルはなし。

手札のカードをプレイしていって、カードに書かれたアクションを解決していきます。

カードは、「元老院議員」のカードをプレイすることで購入して増やしていくことができます。デッキビルドっぽいところがあるゲームだということで、デッキビルド好きとしては、大変、期待しておりました。
購入したカードは、手札に入ってすぐに利用することが出来ます。このあたりは、「ロココの仕立屋」とよく似たような感じです。

ローマ帝国のマップとイタリアのマップがあったのですが、今回は、全ローマのマップの方で。
ローマ帝国のマップの方が3~5人用で、イタリアマップが2~4人用で、イタリア面の方がちょっと土地が少ないです。なので、もしかすると3人だとイタリアマップの方がからみが多くて良かったかもしれません。
まあ、初回なのでそんなことはわからずに、「とりあえずローマでしょう」みたいな感じで。

最初、手札にすべての初期カードを持ってスタートします。で、どれを出してもOKです。
そして、使用したカードを全て手札にする能力のある「護民官」のカードを出せば、また全てのカードが使用可能になります。
「護民官」のカードは、このデッキをリセットする能力とともに、捨て札の数に応じてお金を得るという能力もあります。また、決められた資源を払えば、このときにマップ上の自分の入植者コマを増やすことが出来ます。
このカードを出すことで、いつでも手札をリセット出来ますので、使えないカードを廃棄したりする必要はありません。使えないカードは、使わずにリセットをすればいいわけです。
でも、基本的には、パス的な動きをするカードなので、出来るだけプレイしたくない感じです。たくさんのカードを上手に使ってからプレイした方が、収入も増えてよさげです。

最初は全員ローマに、入植者を置いています。入植者は、陸路を動ける人間と、海路を動ける船のコマにわかれていて、最初は各1つずつ配置されています。「建築家」というカードをプレして、この入植者コマを動かしてコマのとなりの都市に自分の家を建てていきます。
都市に家を建てるには、その都市で生産される資源によってきまった資源とお金を払わなければなりません。
最初は、初期資源と初期金で、都市に自分の家を増やしていきます。

マップは、いくつかの都市が集まって、「属州」という地域を作っています。「長官」のカードをプレイすれば、その属州から資源を集めたり、お金を集めたりすることができます。このカードだけ、最初から手札に2枚あります。

資源は、「商人」というカードを使えば、別の資源お金に変換することができます。ただし、このとき2種類の資源しか扱えません。あとこのカードは、プレイしたときに、少し収入があります。

新しいカードを増やすには、「元元老議員」。このカードを出せば、2枚までカードを購入できます。カードを購入するには、カード化にかかれたコストの資源を払います。ただし新しく置かれたカードほど、追加のコストが必要になっています。
そして、カードが購入されると、カードが詰められて置かれて新しいカードが置かれます。

あと、他人の捨て札の1番上のカードの能力をコピーして使える「外交官」。これの使い方が、けっこう大事。

最初からあるカードは、これぐらいかな。

カードが全部売り切れるか、誰かが家を置ききったら、1周りしてゲーム終了になります。

さて、わたしは、スタートプレーヤーでした。なにを選ぼう。
スタートプレーヤーは、ちょっと初期資金が少ないのです。

ボードが陣取りっぽい1ので、最初に有利な場所に家を作るのが大事かなぁ~。
ということで、「建築家」。1番高い資源である「織物」が生産される都市に家を1こ作りました。これで、スタートプレーヤーの初期資金5金を全部使い切る。

うーん。家は、入植者コマの隣にある都市に、資源とお金がゆるすかぎり建設できます。今考えると、1つの都市を全力で建てるより、もうちょっと安い都市を2つ建てた方が良かったかもしれない。

「なんか、『建築家』って、大事だよねぇ」

と、2番手、3番手、2人とも「外交官」で、その能力をコピー。

そのプレイ、本当に正しいか?

と思うけど、多分、前半は、自分の領地を広げていくのは、すごく重要だと思います。
そして、自分の「建築家」は温存。

「長官」は、自分の家がない属州でも指定するだけで資源がでるし、自分の家があれば追加で資源がでるし、「大長官」というカートがあれば、さらに追加で資源がでるしで、かなり便利なカードでした。
でも、自分の以外のプレーヤーの家がその属州にあった場合は、そのプレーヤーも資源を得てしまいます。
わたしは、自分の利益が優先なので、でこねぇさんの家のある属州で何回か長官の能力を使って、自分に「織物」2つ、でこねぇさんに「ワイン」1つてなことをしていましたが、ゲーマーな2人は、他人に資源がでるような長官は、まったくしてくれませんでした。非道い2
後半は、いろんな人と利害がからまってくるので、若干プレイしにくくなりますが、購入して手に入れる「石工」、「農夫」、「鍛冶」、「酒商」、「織屋」などのカードを購入してプレイすれば、自分だけが、それぞれの資源を手に入れられるようになります。

まあ、これを見ていると、自分だけの「属州」を持ったり3、人がいる「属州」にいっちょかみするのは、けっこう大事かもしれません。

自分の手札のカードと資源を上手にマネージメントするという楽しさと、マップの上で他のプレーヤーとどう絡んでいくのかという楽しさの両方が、ほどよくマッチしています。

これだけのルールでも、なんか、けっこう楽しい感じです。ルールも、わかりやすくて例外的な動きも、「ロココの仕立屋」や「イスタンブール」に比べても少ない感じです。
基本、カードをプレイして書かれていることするだけです。

ただし、自由度が高くて、最初は、どうすりゃいいのか、けっこう考えてしまいます。そして、考えないと、けっこう1手が後に残ってしまう感じです。
まあ特に、最初の1手、2手っていうのは、7枚もカードあるし超重要で、多分、今回は安易すぎ(笑)

ちょっとわかりにくいのは、点数です。

このゲーム、自分の手札のカードが、全部得点になります。
カードは、プレイしたときの能力の他に、得点の要素もついています。得点の要素は、それぞれ神様の名前で表されています。
このゲームの題名である「コンコルディア」っていうのも、この神様の名前です。

「ウェスタ」のカードはゲーム終了時に資源を全てお金に変換したあと所有している10金ごとに1点になります。
「ユピテル」は、煉瓦都市以外の都市の家の数が得点に。
「サトゥルヌス」は、家がある属州の数が得点に。
「メルクリウス」は、産出できる資源の種類の2倍が点数に。
「マルス」は、入植者の数の2倍が点数に。
「ミネルウァ」は、それぞれの資源の数だけ種類があって、それぞれの資源を生産する都市に応じて得点が決まっています。
「コンコルディア」は、終了条件のトリガーを引いたプレーヤーが自動的に貰える特別なカードで、7点です。

で、このカードの種類ごとに1枚の得点を計算して、それに持っている枚数を掛け合わせて、すべて足したものが最終得点になります。

点数要素、実はこれだけ。
だから、カードを買わないと点数が増えない。まあ、初期手札のカードにも、神様の名前がついているので、0点てことはないのですが、とにかく自分がボード上でやっていることに合致するようなカードを取っていかなければいけない。

「コンコルディア」はおいとくとして、基本的に「ウェスタ」と「メルクリウス」と「マルス」以外のカードは、全部、家が点数にからんできます。だから、基本、家を作っていくのは大事。
でも、「メルクリウス」は、できるだけいろいろな種類の資源をつくれといい、各「ミネルウァ」は、同じ種類の資源をつくれというわけです。しかも、「ミネルウァ」は、そのカード購入するために必要な資源と、その資源が出る都市に家を建てるのに必要な資源がまったく同じで、いつ、どっちをとるのという選択になります。しかも、各ミネルウァのカードは、ゲーム中1枚ずつしかない。他人に取られれば自分はとれません。

どのカードを獲得すれば得点になるのだろうということと、どのカードを獲得して使っていけば上手に回せるのだろうという2つを考えながら、カードを購入していかなければならない。

このあたり、点数、どれだけとれているのというこや、誰が勝っているんだろうというところが、ちょっと見えにくい感じでした。

ゲームの流れとしては、前半は、資源が出る家を建てていくのことが大事で、後半は、カードが点数なんだから、カードの奪い合いみたいになるのだと思います。

ということを考えて、また、「織物」が豊富だったということもあって4、「執政官」という追加資源を払わなくても1枚カードを購入できるというカードを出た瞬間に、無理無理に「元老院議員」で手に入れたりしていました。

そして、前半は、神様の名前なんて関係なしに効果でカード購入して、後半は神様の名前重視でカード購入していく感じです。5
今回のゲームでは、終盤、カードがあっという間に売り切れて終了しました。
「外交官」のカードも、終盤は、カード購入に使われる感じでした。

わたしは、「織物」をいっぱい作れるので、お金的には困らなかったのですが、「商人」での変換が1度に2種類の資源しか扱えないという制限が、なかなか苦しかったです。これ、うまい制限だと思います。
家を作るのには煉瓦都市以外は2つの資源が必要なのですが、織物を潰してなにか1つしか資源が作れない。
「商人」のカードを購入して、2回ぐらい変換できるようにするとかの必要がありました。

まあでも、この点数の見通しが悪いことで、誰が勝っているのかわからずに最後までもモジベーションをもってプレイを続けていけるという部分もあるかもしれません。
詰んだ……って感じにはなりにくい。実は、詰んでるかもしれないんですけどね。

結果は、1位和邇乃児さん139点、2位りん120点、3位でこねぇさん120点でした。タイブレイクは、「大長官」のカードを持っているかどうかでした。

今年のドイツ年間ゲーム大賞エキスパート賞のノミネート作の3作を並べてみると、多分、「イスタンブール」、「ロココの仕立屋」、「コンコルディア」の順に難しくなるかなぁと思います。
でも、実はルール的には、「コンコルディア」って、「ロココ」、「イスタンブール」よりも、すっきりしている感じがします。

「あぁ、わたしは『イスタンブール』より、こっちの方が好きかも」

と言うのが、でこねぇさんの感想でした。
わたしは、この3作のなかでは、「ロココ」が、1番楽しいです。多分、これはテーマ的なこともあるのだと思います。

この3作のなかでは、確かに、1番プレイ時間が短くて、リプレイ性のある「イスタンブール」が、エキスパート賞だというのは、納得なのですが(基本、エキスパートと言ってもそんな重いゲームがとらないよねぇ)、どれが賞とってもおかしくないなかなかレベルの高い3作だと思います。

ということで、次の日、ねぇさんと2人戦。
同じ用に、スタートプレーヤー、初手「織物」。
カードを減らすのを忘れていて、途中で、突然にカードを減らす事態に。
勝利したと思ったら、コンコルディアの点数で負けてしまいました。

うーん。ちょっと作戦考えた。また、遊びたいです。

さて、その後、 ねぇさんと遊んだり、おてばんで遊んだりしました。

「おてばん」で遊んだときは、わたしがインストしたのですが、得点の取り方の説明が不十分だったようです。
うーん、いつになく上手にインストできたと思ったのだが……。
途中でも、「カード買わないと点数が伸びないよ…」的なことを言ったのですが。

まあ、確かにでも、そこがこのゲームで1番見通しの悪いところです。
で、最初に遊ぶときは、やっぱり「中間決算」のルールは、やっておいた方が無難かなぁと思います。
これをすることで、ちゃんとプレーヤーが得点の取り方を理解しているかどうか確認することが出来ます。

まぁ、インスト完璧で、理解できない方が悪いといいきれる人は、それでいいと思いますが、わたしは、それほどインストうまくないからなぁ。

ここで、点数の高いプレーヤー順に2金、1金と収入がある件で、

「なんで、点数高いプレーヤーにさらに収入?」

とか、

「なんで、本来のルールでは入らないはずの収入が?」

とかいう疑問があったのですが、これ、本来は得点がはっきりとは見えないゲームなので、1位であるということが周りに知られるというのは、(叩かれやすくなって)不利だということなのだと思います。
まあ、あんまり直接攻撃的なことってないのですが、あいつトップだから、長官はあいつの家があるところではやめようとか、そういう影響は、ジワジワくると思います。
そして、2金、1金プラスというのは、その点数を公開した事による不利をなくすためのもののようで、やっぱりあった方がよいでしょう。

あと、高級ということで、布、ワインに目がいきがちですが、初手、布は、悪手かも。
少なくとも、1番手、布都市に家1つというのは、かなりヤバイ気がしている今日この頃です。

マック・ゲルツ,Mac Gerdts
ニュー・ゲームズ・オーダー
発売日 :
  1. 正確には、他の人の家の置かれている都市でも、お金をたくさん払えば自分の家を置くことができるので、陣取りではないですね。 []
  2. と言うか、でこねぇさんだけぬるい。ずるい。 []
  3. まあ、人はいつでも自由に入れるので、可能ならばですが。 []
  4. 「元老院議員」でカードを購入するときの追加コストは「織物」であることが多いのです。 []
  5. まあ、1点にでもなるのなら、買えるカードなんでも買っとけ的な感じもあったかも。 []

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6月21日(土)。

6月になって初の湖畔のゲーム会でした。
参加は、いつもの和邇乃児さん、でこねぇさん、りんの3人です。

6月になって、湖畔は久しぶりですが、「ゆうもあゲーム会・草津」あり、「チケット・トゥ・ライド」日本選手権大開の近畿予選ありと、なかなか充実したボドゲな日々を送っておりました。

なんと、でこねぇさんは、「チケット・トゥ・ライド」の近畿予選で、3位となり、1位辞退のため繰り上げで東京の本戦に出場することになりました。1

これで、前日の「ドミニオン」の予選に通ってしまったらどうしようと、悩んでおりました。
iPadを片手に、「チケット・トゥ・ライド」の練習に余念がない日々でした。

わたしも、今回の予選で、「チケット・トゥ・ライド」を4連続でやったこともあり、ちょっとコツがわかったような気がして、面白くなってきました。
今までは、あんまり得意なゲームではないと思っていたのですが、ちょっと見えたものがあるような気がしました。

そして、先週末の7月12日、13日に「ドミニオン」の日本選手権大会も、「チケット・トゥ・ライド」の日本選手権大会も、ついでに、「5本のきゅうり」の日本選手権大会も、終了いたしました。

「ドミニオン」は、わたしは、おそらく過去最低の予選69位。ねぇさんは、おそらく過去最高の予選30位代でした。
「チケット・トゥ・ライド」の方は、ねぇさん決勝戦まではいけず。
わたしは、飛び入り(?)の「5本のきゅうり」で、見事、予選通過しました。本戦3位かだった記憶が……。
「5本のきゅうり」、なかなか、熱いゲームでした。

てな感じで、話題はつきないのですが、6月に話を戻します。

イスタンブール

さて、6月の湖畔のゲーム会ですが、1つ目は、最近東京在住で、ゲーム購入スピートが、あがってきている和邇乃児さんご持参のゲームです。
それだけ、やりがいのある楽しいゲームがここのところ多いということですね。

ということで、今年のドイツ年間ボードゲーム大賞の黒ポーンをとった「イスタンブール」です。
まあ、この頃は、まだ「イスタンブール」と「ロココの仕立屋」と「コンコルディア」のどれが年間エキスパートゲーム大賞なるかは、発表されていませんでした。

「イスタンブール」は、弟子達を引き連れて、イスタンブールのバザールをフラフラと歩くゲームです。
デザイナーは、リューディガー・ドーンで、コマをだるま落としのように減らしながらフラフラ歩くシステムをドーン歩きというらしい(違うかも)です。

イスタンブールのバザールは、4✕4にタイルをならべて表現されていて、このタイルの並べ方によって毎回、ゲーム展開が変わってくるという工夫があります。
16枚タイルは、それぞれ、お店屋だったりや、ギャンブル場だったり、牢屋(警察だっけ?)だったりして、それぞれが、そこに自分のコマが止まったときに発揮する能力があります。

で、自分の手番に、今いるマスから1マスか2マス動いて、やりたいマスに動いていって、そのアクションをするという感じです。

コマは、弟子4つの上に親方が積み上がっています。スタックされている分は、全部一緒に動くのですが、どこかのタイルで止まって、そこのアクションをすると、1番下の弟子は、スタックから分離して、そのマスに置かれていってしまいます。
どんどん、どんどん、アクションをすればするほど、弟子がいなくなってしまうわけですね。この立つ鳥後に弟子を残していくのが、ドーン歩きの特徴らしいです。

まあ、そうすると、どんどんコマが少なくなってきて、最後には、親方しかいなくなって仕事ができなくなります。

でも、大丈夫。弟子たちは、置いてけぼりにされた場所に、ずっといますので、また別の手番に、その場所に行ってアクションすれば、こんどは、分離ではなくて合体することが出来ます。

あと、スタート地点の噴水タイルに戻れば、バザール中においてけぼりにしてきた弟子達を1度に全員集めることが出来ます。

あそこで、スパイスを購入して、それから、あそこで売って、そうすれば、そのお金で……。
という具合に、並んだタイルをみながら計画するのが、けっこう楽しいゲームです。
タイルをふんでアクションをするので、ちょっとワーカープレイスメントっぽいかな。でも、他のプレーヤーがやったアクションでもすることができます。ただし、他のプレーヤーの親方がそのときにいるタイルに入るためには、今いるプレーヤーに、お金を払わなければなりません。

目的は、宝石を5つ集めることで、宝石はお金を払って貰えたり、あるタイルで条件を満たすともらえたりします。
お金にしても、満たすための条件にしても、後になるほど大変になります。だから、人より早くいろいろなことをしたい。どの順番でいけば、効率的かを考えていきます。

個人ボードで持っている資源を表します。これが、手押し車になっていて、拡張すれば、どんどん資源がたくさん積めるようになります。
資源は、マックスまで増えるというタイルがあるので、手押し車を拡張してから資源を集めに行った方が、お得そうです。

今回、手番は最後。お互いに親方がいるマスに入ると、邪魔になるので、人がいない方へいくのがいいのかなぁ。
上の方には資源をマックスにするタイルが集まっている感じです。あと、弟子ゴマを増やすアクションとか。
下は、ギャンブルしたり、カードを増やしたり、手押し車を拡張するアクション。

でこねぇさん、和邇乃児さんが上の方に行ったので、わたしは、下の方のギャンブルに。カードを引いて、ギャンブルでお金を作って、カードを引いて(弟子回収)、荷車拡張。カードを引いて、ギャンブル(弟子回収)というループで、回収しつつ歩いてみる。
荷車拡張が2つぐらい出来たので、上の方のマスへも。

その間に、和邇乃児さんは、確実に宝石を集めています。でこねぇさんは、ひたすら金を集めています。
サイコロの出目によって手に入る数がかわる貴重な資源があって、サイコロの目が走らずに、

「フギャーー」

と叫んでおりました。

今まで、下の方をフラフラしていただけならこまらなかったのですが、上の方に行こうと思うと、けっこう、コマが足りません。

「うーん。噴水に集合!!」

手押し車を増やしているので、資源を集めるのはけっこう得意。そして、サイコロの出目によってもらえる量が変わる資源では、

「6ゾロ!!」

宝石も、2つ集めて、これで、あと3つタイルを踏めば、終了じゃないか。
いい感じです。

でも、その3つのタイルは、下に固まっております。
コマが、少ない。
噴水で集合したら、あと4手番あればいける。読み切った!!
和邇乃児さんは、そのとき宝石3つ。でこねぇさんは、2つ。いけるんとちゅうん。

と思ったら、噴水で集合している間に、でこねぇさんが、金で宝石を購入。あれ、値段が高くなったのでは?ギリギリ足りるか?

でこねぇさんは、うろうろして、お金で宝石を買うつもりみたいです。

和邇乃児さんも、ラストの宝石が取れる状態。

あーーーっ。一手たりない……。
一手だけなのに~。

わたしは、4つ目の宝石までは、連続で取れるのですが、あと1つをとるためには、2手番かかります。
その間に、和邇乃児さんは、確実に宝石を5つ手にしてしまいます。
そして、でこねぇさんは、わたしがお金で宝石を購入したために、さらに宝石の値段が上がって、2金足りない状態に。

その間に、じゃあ、荷車拡張して、4つ目の宝石をゲット。

「そこ、わたしいるから2金ちょうだい!!」

えーっ。ちょっと待て。

とれる道は、

別のところに移動して宝石3つであきらめて、和邇乃児さんが宝石5つ。でこねぇさんは宝石4つ(金欠)。りん宝石3つ、でこねぇさん宝石4つ、和邇乃児さん宝石5つで終わるか?

か、

このままここで、4つ目の宝石を取ってでこねぇさんに2金渡す、和邇乃児さんが宝石5つ、でこねぇさんは渡した2金で息をつないで5つ目の宝石ゲット。りん、5つ目の宝石をとれる場所までいけず。

のどちらか。

キングメーカー的な?

うーん、同じ3位なら、宝石3つで終わるよりは、4つで終わる方がいいやということで、でこねぇさんに2金を渡す。

あぁ、2回も噴水で集合するという無駄をしたのがいけなかったか……。けっこう、うまくいっていた気がするけど、1回か2回、確かに無駄な動きをしている。
これは、もう1回やったら、うまくいきそうな気がする。

と、負けて次やりたいことが思いつくゲームは、良いゲームですね。

結局、宝石の数が同じでも、お金が足りなくて、でこねぇさんが2位でした。

でも、今、書きながら気づいたのですが、でこねぇさん宝石4つで、わたしでこねぇさんのところにそのターン移動せずに、次のターンで、和邇乃児さんが5つ宝石を集めてから、そこに入って宝石を4つにすれば、でこねぇさんと宝石の数で並んでいたんですよねぇ。

まあ、2位に意味があるゲームかどうかはわからないのですが、そうしておけばよかった~~。

再戦希望!

「これも、いいですねぇ。思ったよりはやい感じ」

「うん。でも、これより『ロココの仕立屋』の方が、いっぱつ詰まっている感じがするから、これと『ロココ』なら、『ロココ』かなという気がする」

「でも、『ロココ』の方は、トゥーマッチという声もあるし、こっちの方が遊びやすいのかも」

「まあ、本命は、もう1この『コンコルディア』らしいから」

「コンコルディア」。日本語版待っているのに、まだ出てこないなぁ。ゲームマーケット後には、遊べるかと思っていたのですが。
そんなに評判がいいのかぁ……。

まだかな。まだかな。
と、書いているうちに、キターー!!

  1. わたしは、安定の下位でした。 []