ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月ころぽっくるの家おもちゃ,ころぽっくるの家,そっとおやすみ,ねことねずみの大レース,ゲーム会,スー,リトルゲーム・ジュニア・ポーカー,リトルゲーム・ニャーニャー,子ども

そっとおやすみ

大人数ですから、2テーブルに以降は2テーブルにわかれて遊びました。

まずは、「そっとおやすみ」。

午前中のインストの不甲斐なさをチャラにするために、そして、はじめて遊ぶ従姉の子どもたちに、気に入ってもらうために、いつも以上に、慎重で気合いの入ったインストです。

いきなり、口の前に1本人差し指を立てて、

「シー」

からはいります。

「これから遊ぶゲームは、おっちゃんのお気に入りのゲームです。『そっとおやす』といいます。だからねぇ、みんなをおこさないように、そっと、そっと、しずかーに、するんだよ」

雰囲気重視です(笑)

おかげさまで、楽しく遊べておりました。
従姉の子の妹の方に、ちょっと、おねむちゃんカードが集まってたかな。
でも、ふんわりと、残酷にならないところが、このゲームのよいところです。

ちょっと、気に入ってもらえたようです。

リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

次は、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」。
多分、4人以上でも捨て札をシャッフルしてまた山札にするとかすれば遊べると思うのですが、今回は、大人は抜けて4人の子どもで遊びました。

はじめての子ばっかりだったので、最初は、「役」のない同じカードを集めるゲームから。
でもこれ、今回やってみて、自然な形で「役」のあるルールにレベルアップできることに気がつきました。

同じカードが、たくさんあった方が勝ちです。
2枚あると、「ワンペア」か、「ツーペア」になるわけです。

「こういう場合は、どっちが強い?」

と子どもに聞と、

「こっちの方がそろっているのが多い」

と「ツーペア」の方をさします。
「ツーペア」と「スリーカード」は、「ツーペア」の方が4枚そろっているので強いのかなと誤解しそうになるのですが、「同じカードがたくさんある方がいい」ので、「スリーカード」の勝ちです。

「スリーカード」と「フルハウス」は、どちらも、3枚カードがそろっています。そろったカードが同じだったら、他のカードがそろっている方が強いので、「フルハウス」の勝ちです。

「フォーカード」、「ファイブカード」は、もう、カードの強さで勝ち負けが決まってきます。

数字を使ったストレート系や、スートをあわせるフラッシュ系の役がないために、とても簡単に、「役」を覚えさすこともできますね。
強さを覚えたら、あとは役の名前だけですが、フルハウス以外は、ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブと、子どもにも覚えやすい言葉です。

うまくできています。
「ベット」のルールの方は導入していないのですが、こちらも、2、3回遊んだ後なら、導入できそうです。

でも、後からみていると、けっこう、チェンジしているカードは、「何考えてるのかな?」というのも多いです。

まあ、手札に「ツーペア」があったとき1枚だけ捨てて「フルハウス」を目指すのと、3枚すてて、「ワンペア」、「ツーペア」になるリスクをとってでも、「フルハウス」、「フォーカード」、「ファイブカード」を目指すのと、どっちが、確率的に得なのか、わからないので、けっこう子どもが正しいのかもしれませんが。
↑ 大人は、ちょっと手を抜こうとして、3枚捨てたりします。そして、手札が「フォーカード」とか、「ファイブカード」になって、ビビるという。

ただ、手札を1回交換したらワンゲーム終わりですので、1回1回の勝負までの時間がすごく短いです。それを子どもが、おもしろいと感じるか、このゲームが子どもにうけるかどうかの境目になると思います。

これも、「ベット」のルールを導入すれば、熱い駆け引きになってくるんですけどね。

リトルゲーム・ニャーニャー

今回は、リトルゲームづくしですね。
最後のゲームは、リトルゲームの「リトルゲーム・ニャーニャー」です。
このゲームも、「そっとおやすみ」の次ぐらいに、ここの子どもたちには人気があります。

5人用のゲームですが、今回は、わたしも、お母さんも入って、強引に7人で遊びました。
これも、多少、捨て札をくって、山札にする作業が増えてしまいますが、充分、7人でもあそべます。
多分、シーソーゲームになってしまうと、ネコの顔の点数マーカーが、足りなくなってしまうことが、あるかもしれませんが。

今回は、あっさりと、3、4回遊んだだけで、点数マーカー2つ集めた子がいて、終わってしまいました。
「カードチェンジ」とか、おもしろいカードも、あんまり活躍できませんでした。

人数多くなると、終わりにくくなるはい゛なのに、おかしいですね。
でも、まあ、時間もきたことですし、終了です。

さて、終了して、お店にもどって、「ねことねずみの大レース」を買うぞと思っておりました。
お店にあるのは、今日遊んだ見本用のゲームと、あと1つ。

なんということでしょう。
今日、遊んだばっかりの子が、1つ購入していきました。

「残っているのは、今日、使った見本しかないんですよ。今日、開けて、今日使っただけですが、これでいいですか?」

ちょっと、申し訳なさそうな、お店の方。

「いいです。いいです。いいですとも」

と、喜び勇んでサイフを開けてみると……。
お金が足りませんでした。

「じゃあ、お金はもう、今度来られたときでかまいませんよ。使われるんなら、もっていってください」

こんなこと、言ってくださるおもちゃ屋さんって、ツケが利くおもちゃ屋さんって、他にはないと思います。
本当に、ありがたいことです。

ご厚意に甘えようかなという声も、心の中にあったのですが、今回は、残念ながら我慢して帰りました。
また、今度の楽しみに取っておこう。

子どものようなことを考えながら、9月の「ころぽっくるの家テーブルゲーム会」は、終了です。

ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月ころぽっくるの家あ・そ・ぼ,ころぽっくるの家,そっとおやすみ,ゲーム会,ディンゴ!,トランプ,リトルゲーム・ジュニア・ポーカー,子ども

ディンゴ!

次に用意されたゲームは、「ディンゴ!」でした。
これは、7人まで遊べるゲーム。

たしか、奥山さんが子どもたちのサポートにまわってくださって、わたしが子どもたちと一緒に入って遊んだのだと記憶しています。多分……。

カードゲームです。
同じ動物のカードを自分の手札に5枚集めるのが目的です。

実は、わたしこのゲーム持っています。でも、遊んだことないんです。
多分、「あ・そ・ぼ」を読んでくださっている方なら、上記のルールを見たら、理解されることと思います。

このルールは、トランプの「うすのろ」とよく似ています。
そして、「うすのろ」に似たゲームといえば、わたしの愛する「そっとおやすみ」なのですね。
そして、「そっとおやすみ」があるということで、「ディンゴ!」は、今まで遊ばれてなかったのです。

今回、「ディンゴ!」をしてみて、改めて「そっとおやすみ」のよさを再確認しました。
盛りあがるし、決して「ディンゴ!」が悪いゲームというわけではないのですけどね。

「そっとおやすみ」との違いをあげていきます。
「ディンゴ!」は、「そっとおやすみ」と比べると、かなり元のトランプゲームである「うすのろ」に似ています。
例えば、「そっとおやすみ」では、プレーヤーにはそれぞれに手番があり、その手番のときに自分のカードを見て1枚となりにわたします。しかし、「ディンゴ!」では、自分の手札の中から、いらないカードをあらかじめ1枚全員が決めておいて、一斉に、「せーのーで」と言って、そのカードを右隣において、左隣におかれたカードを取ります。

手番というじっくりと自分のペースで考える時間がないために、1枚選んで置くというのが、小さい子達には、なかなか難しいようでした。
それから、要領がわかる子もいるのですが、まだ、みんなにあわせてゲームができるほどには周りが見えていないのですね。
だから、小さい子が、まだカードを選んでいなくても、ついつい、自分だけカードを選んでしまうと、

「せーのーでっ」

と言ってカードを出してします。
そうすると、まだカードの用意してなくて自分はカードを出してない子も、となりにカードが来たもんだから、ついついそのカードを拾ってしまう。

すると、1人手札5枚のはずが、ある子のところでは4枚、ある子のところでは6枚という不思議な現象がおこってしまうのですね。

それを是正するために、お店の方、奥山さん、お母さんは、それぞれ、子どもたちの後について、子どもたちのタイミングが合うようにかなりヘルプが必要でした。

手番があって、1枚ずつ渡していく「そっとおやすみ」の方が、子どもにとっては遊びやすいと思います。

それでも、このカードの受け渡しは、最終的にはかなり上手にできるようになったんですけどね。
テンポがよくなると、テンポがよくなるで問題が(笑)

5枚のカードがすべてそろうと、

「ディンゴ!」

と叫んで、テーブルに手を置きます。
1人の手が置かれたら、全員、手を置いていって、最後に残った人が負けになります。
ジョーカーは、ありません。
だから、5枚そろっても、「ディンゴ!」と言わなければ、次の人にカードをまわさなければなりませんので、5枚組がくずれてしまいます。

そんなの

「ディンゴ!」

って言えばすむことだと思うでしょう。
でも、子どもにとって、テンポよくカードを出すことを考えているときには、手札がそろっているかどうかなんて、確かめるヒマないのです。

ということで、後で見ている奥山さんが、

「あー、あー、あー」

と言っている間に、

「せーのーで」

とか言われて、ついつい、そろったカードを出しちゃって、「ディンゴ!」って言わずじまいというシーンもみられました。
このあたりも、「そっとおやすみ」だと、自分のペースで進めることができるし、手札5枚中4枚をそれえればいいので、1回そろえば、その4枚組がくずれることがありません。

あと、やっぱり仁義なき反射神経ゲームなのが。

規定枚数のチップを持っていて、1番遅かった人が、「ディンゴ!」と言った人にチップを1枚ずつ渡していくんですね。
そして、貧しきものはさらに貧しく、富めるものはさらに富んでいくわけです。

ちょっと、キツいよなぁ。
遊び慣れた者同士が楽しむ分にはいいと思うのですが。

そっとおやすみ

今度は、2つのテーブルにわかれて遊びます。
子どもは、3人と3人にわかれて、大人は、わたしとお母さん組、お店の方と奥山さん組です。

あっちのテーブルでは「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」が始まったようなので、こっちのテーブルでは、あまった「そっとおやすみ」を。

今回は、狙って「そっとおやすみ」を選んだわけではないですよ。ちょっと、キツいなーと思いながらの選択です。

だって、すぐ前に「ディンゴ!」っていう、同じ様なゲームしているんですからねぇ。
普通なら、「ディンゴ!」いれた時点で、選択肢から外します(笑)
まぁ、でも、このお店1番の人気ゲームですから、プレーしてみたいという子も多いのですね。

ということで、はじめて遊ぶ子と、お母さんにインストを。
さすがに、このお店1番の人気ゲームです。1人、このゲームを持っている子がいます。
この子が、わたしがしゃべろうとすると、「知ってるー」とか言って、人の話を横取りします。

これ、本人はいい気になっていますが、説明されている方は、2人の話がゴチャ混ぜになって、さっぱりわからないんですよね。
うーむ。わたしも、人がインストしているときに、同じことをしてないか反省しよう。

えーと、わたしが小さいときにも、こんな子よくいました。
よく、先生が、こんな子をつかまえて、

「知ってるんやったら、全部説明してもらおうか!」

とか言って、黒板の前に引っぱり出していたのを思い出します。
なぜか、みんなの前に立つと、何も言えなくなるという…。

もちろん、優しいわたしは、そんなことしませんよ。
たった一言、優しく言っただけです。

「黙れ」

優しく、ドスのきいた声でね。
一発で、静かになりました。
ただし、お母さんが隣で、爆笑してはりました。よかった。よかった。
ちょっと、お母さんの前なので、マズかったかなとも思ったんですよ。
まあ、ウケたから、ヨシとしよう。

えーと、「ディンゴ!」後の「そっとおやすみ」ですので、いきなり、全員が一斉にカードの交換をしようとしていたりなど、いろいろ混乱は多少ありました。
あぁ。すっかり、反射神経なゲームになってしまいました(泣)

「そっとおやすみ」→「ディンゴ!」の方が、順番としては無理がなかったかも。
それから、「そっとおやすみ」には、静かなインスト環境も大切なのです。

D-spiel event for beginners,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年8月D-spiel event for beginnersおもちゃ,ころぽっくるの家,そっとおやすみ,ゲーム会,リトルゲーム・ジュニア・ポーカー,リトルゲーム・ニャーニャー,子ども

そっとおやすみ

「そっとおやすみ」普及委員会として、南草津でも、「そっとおやすみ」を遊んできましたよ~。

最近、遊びに来る子たちですが、2人の子たちが、この「ハバ」のリトルシリーズを夏休み中に手に入れたようです。

「そっとおやすみ」、「リトルゲーム・ニャーニャー」なんかを買ったと報告してたくれました。
「そっとおやすみ」は、2人とも買ったようです。

なんか、すごいうれしいですねぇ。

「ころぽっくるの家」でも、

「1番人気は?」

と聞かれると、「そっとおやすみ」という声が聞こえてきます。

2人の子に、

「どこで買ったの?」

と聞くと、

「えんまち」

という答え。はじめ、縁日かと思ったのですが、よく聞くとどうやら、京都の円町というところにおもちゃ屋さんがあるらしいです。

なんてお店だろう?
情報求む。

あぁ、全然、南草津のゲーム会のレポートじゃない……。

リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

では、気持ちを入れかえて。
「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」は、ハバのリトルゲーム・シリーズの新作です。

このサイトでも、今まで何回か紹介してきました。子ども用に簡単にアレンジされたポーカーです。

今回は、いよいよ、今まで遊んだことがない上級の「動物ポーカー」+「ベット」のルールで遊びました。

遊んだのは、大人3人と小学2年生1人だったと思います。

今までは、「動物ポーカー」だけのルールでした。
1枚だけカードを交換して、勝負。勝ったら「食べ物カード」を1枚ゲットするというルールで遊んでいました。

ベットのルールは、最初に「食べ物カード」をプレーヤー全員に同じ数だけ配ってスタートします。
「食べ物カード」は、ようするにチップみたいなものです。

ゲームは、親を決めて進行します。
まず、プレーヤー全員は、場代として「食べ物カード」を1枚自分の前におきます。
それから、普通の「動物ポーカー」と同じように手札の交換をします。

真のゲームは、ここから始まります。
親は、自分のの手札を見て、「食べ物カード」を追加するかどうか決めます。
勝てるかと思えば追加します。これが、ベットです。
相手の手より悪そうならゲームから降ります。親がゲームから降りた場合は、次の人が親になります。
他のプレーヤーは、勝負にのるかどうかを順番に宣言していきます。
親に再び順番が回ってきたら、再びベットするか、勝負を終わらせるかを決めます。
勝負を終わらせる場合は、「食べ物カード」をさらに1枚だした上で、

「カードを見せてください」

と言います。親だけが、ゲームを終わらせることができます。
手札を見せ合って、勝った人が場に出された「動物カード」をすべて取ることができます。そして、その人が、次の親になります。
ベットができるのは、3回までです。
だれかの「食べ物カード」がなくなったら、ゲーム終了です。

あっ。
多分、ベットは、3枚までというルールは、忘れていましたねぇ。

最初にやったときは、けっこう派手なベットにみんな平気でのっていたので、けっこうすぐに、「動物カード」がなくなっちゃう人が出てきました。

3枚なら、そういきなりなくなりませんねぇ。

もっとも、すぐにフルハウスとかがそろうので、

「これはいい手だ!」

と思って勝負にのると、相手もフルハウスだったなんてことも多かったので、ある程度しかたなかったかもしれません。

もう1つ疑問があって、どんどん親がベットしていって、「動物カード」が足りなくなった人はどうなるのかという問題です。

  • その時点で、破産してゲーム終了。
  • 借金できる。
  • 親は、他のプレーヤーの持っている限界のカード枚数までしか、ベットできない。

「1」だと、お金持ちがどうしてもかってしまうよな~と疑問に思っていたのですが、ベットが3回までという制限があれば、それでも、OKかな。
実質、2枚以下になると負けになっちゃいますが。

もう1回プレーしたときは、いかに上手にプレーから降りるかというのが、大事になっていました。
本当のポーカーも、そういう駆け引きの部分が重要なのですね。

小さい子むけといいながら、このルールは、けっこう駆け引きなどがあって大人がプレーしても、ドキドキします。
難をいえば、やっぱりちょっと難しいかな。

ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年8月ころぽっくるの家Ruesselbande,こぶたのレース,ころぽっくるの家,すすめコブタくん,そっとおやすみ,ゲーム会,スピード,トランプ,ミッドナイト・パーティ,メモリーかくれんぼ

こぶたのレース

昼食をとって午後から参加。

午後からの参加は、いつも通りといっていいかな。
2家族。4人の子どもと、1人のお母さん。お店のスタッフ。わたし。合計7人で遊びました。

子どもの年齢は、幼稚園の子2人と2年生の子2人でした。

まず最初のゲームは、「こぶたのレース」です。

7人。このゲームのためにあるような人数だ。
ということで、みんなで、プレー。

うん、異年齢でも、一緒におもしろく、しかもたくさんの人数で遊べるゲームは、貴重です。
子どもなら、何歳の子にでもどうぞと、ここまでバッチリ自信を持ってオススメするのは、「こぶたのレース」と「ミッドナイトパーティ」ぐらいですね。

「そっとおやすみ」は、自分の好みだからオススメしています。
だから、ときどき、あわない子もいる。

 

メモリーかくれんぼ

スタッフの方は、いろいろ今日遊ぶ予定のゲームを用意しておられます。
何回か遊びに来たことがある子がいる場合は、そのなかから、リクエストをとったりします。

実は、「ころぽっくるの家」でリクエストをとったら、1番人気のゲームは、「そっとおやすみ」です。
もう、はっきりいって、定番ゲームです。

もちろん、今回も、

「おねむちゃん」

という声は出ていたのですが、まぁ、それは、また遊ぶからということで、2番目にリクエストの多かった(?)、「メモリーかくれんぼ」を遊ぶことになりました。

わりと、小さい子からのリクエストが多かったのがちょっと意外でした。2年生の男の子は、ちょっとイヤがっていました。
記憶ゲームですからねぇ。同士よ~(笑)

このゲームも、いろいろな遊び方があるようです。
今回は、前回と同じく、3枚のカードを抜いておいて、それ以外のカードを見せて、「いなかった動物」を当てるゲームをしました。

小さな個人個人が持つボードを使うので、遊ぶ人数は限られています。だから、子どもがプレー。
でも、ボードなんてなくても、となりから見せてもらえば、実は大人も一緒に楽しめます。

子どもの覚え方も、いろいろでおもしろいですよ。

スタッフの方が、めくっていく係をしていて、

「犬」

とか、

「ねこ」

とかカードにかかれた動物を確認していくわけですが、聞いているだけの子、スタッフの方の声の後に続いて声に出してつぶやいてみる子、なかには、それはいいのかどうか、いた動物の上に指をおいていこうとしている子なんかもいました。
もちろん、10本の指では足りませんし、後半になると、指がグチャグチャになっちゃうわけですけどね。

「お母さんこれは?」

と、幼稚園の子から、ヘルプ要請もきたりするのですが、

「えっ、お母さんも、わからへんわ」

強い人は、ひたすら強くて、やっぱり女の子の方が強い気がする記憶ゲームでありました。

リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

午前に引き続き、またまた、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」です。
4人までのゲームということで、大人は、それぞれの子どもの後について、ちょこっとアドバイスしたり。
まあ、あんまり、アドバイスというのは、やりすぎるとおもしろくないので、

「どれ換えようと思ってる?」

と子どもに聞いて、

「これも一緒に換えとけ」

みたいに、子どもの考えにそった路線でやっていかないといけません。
まあ、多少変な手でも、勝つこともあるし、負けて悔しかったら考えるようになりますからね。

「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」は、カードが4種類しかありませんから、5枚手札に持てば、必ずワンペアが1つできます。
そういう意味からいうと、子どもにとっても、すごい考えやすいんですね。そして、下手すると「ブタ」になっちゃうストレートとか、そういう手はないですし。選択肢をせばめて、それでも、ツーペアのときは、1枚捨ててフルハウスを狙うか、3枚ペアもすてちゃって、フォーカード以上を狙うかというジレンマもちゃんとあります。

しかも、聞いたところによると、ワンペアよりも、ツーペアの確率の方が高いそうです。うーむ。ジレンマを誘うためにわざとでしょうか?

トランプゲームになれてるからかなぁ、小学生の子たちは、自分がスタートプレーヤーだと、ついつい、1周終わって、2周目もカード交換をしようとしていました。

そっとおやすみ

そして、ゲーム会のしめはこのゲーム。
りんの愛する「そっとおやすみ」です。

男の子兄弟が、はじめてということで、なぜか、このゲームだけはわたしがインスト(笑)

実は、女の子姉妹は、このゲーム気に入って家で買っちゃったそうですので、ちょっとずるいといえば、ずるいんですが……。

「そっとおやすみ」のインストのコツ。
まあ、子ども相手のときだけですが。

小さな小さな声で、インストします。
極力、シビアなスピード・アクションゲームにしたくないからですね。

最後に相応しく、7人全員で遊びました。
大人のわたしが、やっぱり何枚かは、おねむちゃんカードを取っていたことは、このサイト見ている人だけの内緒です。

(-_-)゜zzz…
↑ スリープウォーカー

ころぽっくるの家テーブルゲーム会,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年8月ころぽっくるの家Ruesselbande,こぶたのレース,ころぽっくるの家,すすめコブタくん,ゲーム会,ハンド・イン・ハンド,リトルゲーム・ジュニア・ポーカー,子ども

8月10日、日曜日。
8月のころぽっくるの家のテーブルゲーム会に参加させていただきました。

実は、8月のころぽっくるの家のテーブルゲーム会は、もう1回企画されていたのですが、そちらの方は残念ながら、平日の午前中開催ということで、参加できませんでした。
うーむ。今まで、皆勤賞だったのに。残念。
8月、9月と、いろいろなゲーム会に行けないことが多くて、ちょっと要求不満気味のりんです。
↑ まあ、毎週遊んでいたのが、2週間に1回程度になったぐらいです。
  それで、やっとこさレポートが追いつきつつあるという……。

8月10日は夏休みということで、さぞやたくさんの子が来ていることでしょうと思って行ってみると、

「今日は、予約1人だけなんです」

とのこと。
なんか、5人ぐらいの予約があったようですが、次々にキャンセルになっちゃったそうです。
兄弟関係だと、1人キャンセルするともう兄弟も一緒にキャンセルしちゃうということがあるようです。

来られたのは、お母さんと幼稚園の子だけでした。
お店のスタッフの方、お母さん、わたしと大人3人総動員で、1人の幼稚園のこと遊びました。

こぶたのレース

最初に遊んだゲームは、「こぶたのレース」です。
4人だと、若干人数的に少ないかな?
どんどん、ブタがブタの上に乗っていくのが楽しいゲームです。大人数でやってものすごく高いブタの塔ができるとそれだけですごくウケます。
基本は、サイコロを振ってコマを動かしていくだけのスゴロクですから、大人数でやっても、それほど待ち時間が気になるということは、ありません。

あー、でも、今回、4人でやってよかったことは、コブタがコブタの上にいきなりアクロバティックな乗り方をしていたことかな。
最大人数の7人だと、さすがにお行儀よく乗らないと、倒れちゃうこともあるコブタさんたちですが、4人ぐらいだと、他人(他ブタ?)の上で後ろ向いたり、寝ころんだりして走ってました。

「コラコラ、キミは、後むけに走るのか?」

幼稚園の子は、思わず進行方向とは逆のコブタの向いている方にコマを動かそうとしていましたが(笑)

チップは、自分の手番だろうが、人の手番だろうが、好きなときにいつでも出せるというルールで遊びました。
だから、誰かがゴールしそうになると、チップを出して道を延ばします。

子ども1人に、大人3人ですから、さぞかし子どもがチヤホヤされたプレーが展開したと思うでしょう。
でも、このゲーム、手を抜いて順位を調節するっていうことは、出来ないんです。

しかも、いつでもチップを出して道を延長できるルールですから、子どもだろうが、大人だろうが、関係なしに妨害しまくるしまくる。
だって、

「あー、もう誰かがゴールするよ。邪魔して、邪魔して」

とか言われたら、ゴールするのが自分のコマじゃなけりゃあ、延長するしかないでしょう(笑)
まあでも、手抜きが出来ないかわりに、作戦を立てることも出来ませんので、勝負は時の運です。

2回ぐらい遊ばれて、その後は、お約束のコブタの積み木ショーでした。

 

リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

ハバ社の新しいリトルゲームシリーズ、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」が新入荷されていました。
ということで、さっそく、プレイ、プレイ。

ちょうど4人向けのゲームです。
今日のためのゲームですねぇ。

いきなり、普通のポーカー役のルールで遊びました。
ちょっと、幼稚園の子には、難しかったかな。
ただし、チップがわりの食べ物カードは勝った人が1枚もらえて、最終的にそれを一定枚数集めたらチャンピオンになれるという、こちらは、簡易ルールです。

これならば、ちょっと手札を調節して、手加減も……。

うむ。ツーペアか。
さっきから、勝ちまくってるからなぁ。
ちょっとここは、ワンペアだけ残して3枚交換しよう。

そして、カードを引くと、何故か「フルハウス」がそろうという。
このゲーム、4人ですると、「フルハウス」以上の手じゃなかったら、勝てそうにないのですが(笑)
まあ、チップをせり上げていって、勝負するかどうするかという流れはないので、手札がどんな役でも、一斉にオープンします。
だから、ある意味、自分の手札がよかろうが、悪かろうが、手札を交換した時点で考えることは終わっているんですけどね。

これも、調節というのは、ちょっと無理なゲームでした。
しかも、どのカードを換えるかというのは、けっこう子どもには難しそうだなぁ。

やっぱり、まずは、同じカード集めからはじめて、同じじゃないカードを捨てていくというのを経験してからやった方がいいかな。小学生以下の場合は。

ハンド・イン・ハンド

セレクタ社お得意の木のタイルを使ったゲームです。
タイルには、世界各国の子どもたちの絵が描いてあります。黒人の子、白人の子、黄色人種の子、帽子をかぶった子、男の子、女の子。いろんな子がいます。
子どもたちは、みんな、隣の子と手をつなげるように手を伸ばしています。

そのタイルをどんどんつなげていって、手をつないだ子どもたちの集団を作っていくゲームです。
遊び方はいろいろあるのですが、今回は、ちょっと競技性の強い遊び方でプレイしました。

プレーヤーは、最初、5枚のタイルを持ちます。
そして、サイコロをふって、出た目と同じタイルを場に出して、どんどん手をつなぐ子どもたちを増やしていきます。

えーと、サイコロは2種類ありまして、このゲーム用の特別製サイコロです。
で、コロコロっとふると、「帽子をかぶった」「女の子」とかいう感じで、子どもが指定されるわけです。

自分の持っているタイルの中に、それに該当する子がいた場合は、手札のタイルを中央に出しますので、自分のタイルは減っていきます。
該当する子がいない場合は、山から1枚タイルを引きますので、手札のタイルがどんどん増えていきます。
そして、最終的に、手札のタイルがなくなった人が勝ちです。

おもしろいのは、該当する子が複数いる場合は、その子たち全部いっぺんに出すことが出来ます。
だから、タイルがたまっても、1発逆転の可能性が、ないわけではない(笑)

遊んでみると、文化の違いからか、たまに男の子か女の子かわかんないカードも、入っています。

「ほら、ジェンダーフリーの時代ですから、この子たちは、男でも、女でも、どっちでもいいということで」

幼稚園児には、理解不能なセリフです。
その他、ネイティブ・アメリカンの子どもの頭の羽根は、はたして帽子なのか?
とか、いろいろと迷うところも多いのですが、まぁ、あんまりこだわらずに、なんでも、OK、OKでつなげていくのが吉かな。

ほとんどの子は、水平に手を伸ばしているのですが、なかには、正方形のタイルの隣り合う辺に向かって手を伸ばしている子どももいます。
つなげ方を間違えてしまうと、オウムガイの様に渦を巻いてはしっこにタイルをおけなくなってしまうので、要注意です。

ということで、午前中、終了です。

うーむ。
小さい子にとっては、自己主張の強い同年代の子たちとゲームするよりも、大人とゲームをした方が、落ち着いて遊べるというのは、あると思います。
もちろん、ぶつかり合いが、成長をうみますから、子ども同士で遊ぶというのも捨てがたいのですが、その前のステップとして、大人と遊ぶというのも、大事じゃないかなぁと思った午前中でした。