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落窪物語 マンガ日本の古典2

世界最古のシンデレラ物語だそうです。
まあでも、昔話とかと違って、妙にリアルな人物造形とかがあいまって、なかなか、底意地の悪い話だなぁと。

なんというか、ここまでするかというほどの復讐の悪意がなぁ。復讐する相手だけではなくて、別に罪のない人まで巻き込んでいく。でも、素敵って思われていたのかなぁ。

そして、ひたすら従順な姫様。がんばっているのは、主に阿漕です。
うーん。いいのか、この人これで。

ちなみに、花村 えい子のマンガは、今回初めて読みました。昭和33年からかいている人だそうで、やっぱり、この時代の人って元気だ。

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KINGSMAN THE SECRET SERVICE キングスマン ザ・シークレット・サービス

「キングスマン」の映画を見てきて、けっこう期待してた1冊。
まあ、最初に見たものにイメージが引っ張られるというところはありますが、映画の方が面白かったかな。

映画とコミックスを比べると、コミックスの方がリアルな感じがするかな。まあ、スーパースパイものなので、リアルというのはちょっと変かもしれませんが。映画の方が、ブッとんだ感じです。
なによりも、映画のナイスミドルなハリー・ハートが格好良かったので、彼が出てこないというだけでけっこうショックな感じがありました。あと、ガゼルが女じゃないのも、ちょっとショックでした。

まあそれは、映画→コミックスの順番で見たせいかもしれません。このコミックスは、これはこれで、面白いです。映画から期待したものではなかったというだけで。基本、ヒーロー側の話なので、そのあたりも読みやすいです。

映画と原作がこれだけ変わるのなら、「キックアス」の映画も、1回見る価値がありそうだなぁと思っています。

ひぐちアサ,読書おおきく振りかぶって,ひぐち アサ,アフタヌーンKC,リアル,講談社,

おおきく振りかぶって19

ここで、「おおきく振りかぶって」というタイトルがやっと活きてきた感じです。
なんだか、他校との交流とか、ああいうところリアルだなぁと思います。

フランク・ミラー,砂原歩,読書Frank Miller,フランク・ミラー,ホーリー・テラー,マーク・ミラー,リアル,ヴィレッジブックス,,MILLARWORLD

ホーリー・テラー

「MILLARWORLD」だ~。買わねば~。
とか思って購入しましたが、マーク・ミラーではなくて、フランク・ミラーではないですか。「MILLERWORLD」だ。今、気がついた。
どっちのミラーも、わたしのなかでは、同じ箱のなかにあります。あと、アラン・ムーアも。

どこかリアルで、やるせない。なんというか政治的です。

そして比べてみると、フランク・ミラーより、マーク・ミラーの方が救いがないな。

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映画を作りながら考えたこと 「ホルス」から「ゴーシュ」まで

萩尾 望都がエッセイだか、対談だかで語っていたことで、

「あらゆる層、出来るだけいろいろな層の人に伝わるようにかいている」

という言葉があるのですが、それが、より明確に、具体的に、「赤毛のアン」のところで語られていて、物語を作って人に伝えるということは、どういうことなのか、ものすごく勉強になります。

リアルであることと、リアルに感じることの違いみたいなことで、文化が違えば、リアルに感じることは変化してくる。そして、人はリアルであることよりもリアルに感じることの方が、より心情をのせて深く考えられたり、受け止めたりする。
そのために、リアルではない芝居をもっていくというのは、物語としてとても正しいのだなぁというような話です。
(↑ まあ、わたしの解釈なので、ちょっと違うかも)

真面目に、誠実に、物語に向き合っているということがわかります。