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ぼくがラーメンたべてるとき

なんか、この題名からは想像できないような、乾いた無常観あふれる絵本でした。
絵本ですぜ。しかも、小学校低学年の読書感想文コンクールの課題図書。

……これを読ませて、いったい小学校の低学年の子どもたちに、どんな感想を書かせたいのか……。

最後の方でたおれているのは、「おとこのひと」ではなくて、「おとこのこ」なんですよねぇ。

世界の片隅で、いろいろなことが起こっている。それは、知っているけれど、想像するのは難しい。

だいたい、世界の片隅なんて、本当にあるのか?
どこが片隅で、どこが中心なんだろう?

結局、自分が中心でしか、人間は世界を捉えられない。

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魔性の子

なんとな~く、やおいな匂いのする男子校物語(笑)

実は、十二国記どころか、小野 不由美を読むのも初めてです。
でも、この裏に、十二国記の設定がすでにとか思って読むと、おもしろいのかも。

しかし、広瀬にとっては、救いのない話でしたねぇ。

以下、ネタバレありです。

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アドラー心理学トーキングセミナー 性格はいつでも変えられる

今まで読んできたアドラー心理学の本は、「教育」をテーマにしたものばかりだったのですが、これは、もうちょっと広くアドラー心理学全体を俯瞰するような感じの1冊です。

一言で、カウンセラーというけれど、多分、いろいろな考え方(学派)の人が、それぞれの考え方で、カウンセリングにあたっているというのがよくわかります。
そうすると、「自分とつきあいのあるあのカウンセラーは、いったいどんな考え方なんだろう?少なくともアドラーじゃないよなぁ」とか、いろいろ考えたりします。
学校にカウンセラーを入れるときも、けっこう、このそれぞれの学派の考え方というのは、重要になってこないのだろうか?

対話形式で、とってもわかりやすい本でした。

性格の定義とかは、とてもおもしろかったです。確かに、そういわれてみればそうかも。
でも、じゃあなぜ、不適切な対応を憶えてしまうのか(適切な対応こそが、うまくいく手段なのに)という、そのあたりの仕組みは、不思議なものがあります。

ただ、この対話形式というのは、弱点もあって、実は2人いる様に見えて1人だから、ある時点で、予定調和のように理解しちゃうところがあります。
もうちょっと、そこ教えてというところも、ありました。

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屍鬼2

ホラーな感じ、包囲されていく感じはあるのだけども、割と淡々としすぎている気もしますねぇ。
このまま、最後の1人までいくのかな?

もしかすると、原作の文字の方が、もっと怖いのかも。

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金魚屋古書店3

「美少女戦士セーラームーン」って、もう、懐かしなのかぁとか思うと、時代を感じてしまいます。
でも、小学2年生のとき、ヴィーナスの格好をしていた女の子も、もう確かに20歳を越えているんだから、そうなるか。

マンガって、時代が広範囲で、わたしは自分のことをマンガ好きだと思っているけれど、それでも、クリティカルなものって少ないです。

それだけ、裾野が広がっていると思えば、楽しいかな。